2017年7月26日水曜日

アニサキス症

食中毒 生魚でアニサキス猛威!

生の魚介類に付いている寄生虫「アニサキス」による食中毒の報告件数が急増しています。厚生労働省の統計によると、2007年は6件だった報告件数は16年に20倍以上の124件に増え、食中毒の原因物質としてはノロウイルスとカンピロバクター菌に次いで3番目に多くなっています。「報告は氷山の一角」との指摘もあり、専門家が注意を呼び掛けています。

アニサキスは、幼虫(体長2~3センチ)が魚介類の内臓に寄生し、鮮度が落ちると筋肉に移動しやすくなります。人がそれを生で食べると、数時間後から激しい腹痛や嘔吐などの症状が出ます。原因食品はサバが最も多く、サンマやサケ、アジ、イカなどでも起こります。シメサバによる報告も目立つように、酢では予防できません。

 ここ10年ほどの報告急増は、13年から法令改正でアニサキスによる食中毒が届け出対象に明示されたのも一因ですが、背景にあるのが生の魚介類の流通の多様化です。大手の量販店や鮮魚専門店が市場の競りを介さず産地の業者から直接買い付ける「相対取引」などが盛んになり、消費者の口に入るまでの経路が複雑になっています。

 国立感染症研究所で約33万人の診療報酬明細書(レセプト)のデータを使って推計したところ、年間発生数は約7000件に上っています。国立感染症研究所は「アニサキスの食中毒を防ぐには加熱するか、マイナス20度以下で24時間以上冷凍すること」と管理の徹底を訴えます。海外では、生食用の魚の冷凍保存を義務づける国もあるといいます。

 厚労省などは、消費者には、▽鮮度の良いものを選ぶ ▽速やかに内臓を取り除く ▽内臓を生で食べない‥‥といった対策を呼び掛けています。刺し身を食べる時は、細かく砕くようによくかむことも大事だということです。
(出典:https://mainichi.jp/) 

■アニサキス症!

アニサキスは寄生虫の仲間で、クジラなどの海洋ほ乳類の腹の中で成虫になり産卵します。クジラのフンと共に海水中に排出されたアニサキスの卵は、やがてオキアミ(プランクトン)に食べられ、アニサキスは幼虫(第3期)に成長。アニサキスの幼虫が寄生したオキアミを補食した魚では、アニサキスは成虫になれず、おもに内臓部分にとどまり、終宿主(成虫になれる宿主)であるクジラやイルカなどに捕食されるのを待っています(図)。
 アニサキスの多くは魚介類の内臓部分に寄生していますが、一部のアニサキスは魚介類の筋肉部(刺身の部分)へも移行します。このアニサキスの幼虫が寄生した魚介類を、生や生に近い状態で人が食べると、アニサキスが主に腹の中で胃や腸に突き刺さることがあり、アニサキス症と呼ばれる激しい腹痛(食中毒症状)を起こします。
 アニサキス症は症状の程度により劇症型と緩和型に分けられ、さらに感染する部位の違いにより、胃アニサキス症及び腸アニサキス症に分けられます。緩和型の胃アニサキス症・腸アニサキス症は、ともに症状が軽微で、自覚症状もない場合が多いのに対し、劇症型の胃アニサキス症では喫食後8時間以内、劇症型の腸アニサキス症の場合では数時間から数日後に、持続する激しい腹痛や差し込むような痛みが起こり、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。
 国内のアニサキス症は年間500~1,000例あると考えられ、サバが原因魚種として最も多いと報告されていますが、地域により違いがあり西日本および関東周辺ではサバ、イワシ、アジなど、北海道ではタラ、ホッケ、サケなどが多くなっています。東京都内ではメジマグロ(クロマグロの若魚)やシロザケを原因とした食中毒事例が2008年に発生しています。

アニサキス症の予防と治療(注意点)

アニサキス症の予防に最も有効なのは、海産魚介類の生食を避けること、冷凍処理または加熱調理を行うことです。アニサキスは魚の内臓まわりの筋肉部へ移行する場合が多いことから、生食の場合には出来るだけ早期に内臓と内臓まわりの筋肉部を取り除くことがアニサキスの感染防止に有効です。
 現状ではアニサキスに対して効果的な治療薬はありません。したがって、アニサキス症の治療法は、胃アニサキス症の場合には内視鏡による虫体摘出を行います。また、腸アニサキス症では、アニサキスが死滅し症状の緩和を待つ対症療法が行われることが多いのですが、腸閉塞を起こした場合には外科的手術により虫体を摘出します。

★厚労省のアニサキス注意情報 → http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042953.html


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光・愛・感謝 村雨カレン

2017年7月19日水曜日

がん治療

がんの考え方と主要因

がんについて、一般の人はほとんど共通の認識を持っています。がんは日本人の死因の1位で、その割合は年々増加していること(図:H19年人口動態統計確定数より)。また、発見が遅れるほど治る確率は低くなり、早めに治療をしても再発する可能性もあるというやっかいな病気だということ。がんになったら、「手術」「抗がん剤」「放射線」という三大治療法があること。ちょっと詳しい人や身近にがん患者がいる人は、さらに遺伝子治療や免疫療法などという言葉も聞いたことがあるのではないでしょうか。

 しかし、人間はがんというものに対して勘違いしているのかもしれません。それは、病気の概念としても、治療の仕方も、生き方としてみても間違っているのかもしれません。

 自然療法、東洋医学、古典医学などにおいてもっとも重要な考え方は、「がんは人間を助けている」というもので、人の身を毒から守ってくれている存在=がん、と考えます。たとえて言うなら、『風の谷のナウシカ』に出てくる「腐海」(地球の浄化機能を担う森)と同じく、血液の浄化装置という風に思えるかどうかが重要になってきます。

 そもそもがんに遺伝はないと言われています。遺伝があるなら、野生動物や古代民族には何故がんがないのでしょうか。100年前の日本にも老人はたくさんいたのに、がんで亡くなった人は40人~50人に一人くらい。つまりとても珍しい病気であり、三大療法などなくても長生きをし、苦痛も少なく死んでいたのです。本来人間の死因は、①外傷・溺水・骨折など ②感染症 ③死産や産婦人科問題 ④栄養失調 ⑤老衰、の5つ。現代人に多い、がんを含む生活習慣病はそもそも"奇病"と言えます。

人はなぜがんになるのか。それは、不必要な「社会毒」に晒されていることが大きな要因です。社会毒とは、昔は人間が食べたり使ったりしなかった物質の総称で、それが人体に悪影響を及ぼすのです。いわば現代病の根源と言えます。例えば、西洋薬に代表されるクスリ、農薬、食品添加物(保存料・着色料など)、遺伝子組み換え食品、砂糖、人工甘味料、化学調味料、環境ホルモン、殺虫剤、洗剤、漂白剤、石油精製物質、強力な電気、電磁波、工業系・住宅系の有害物質、大気汚染物質人工的放射能、毒性元素、等々。問題は日本が世界でもトップの社会毒蔓延国家であることです。
 社会毒をすべて排除することはできませんが、正しい知識を身に着けることが大切です。

■がん治療に関する様々な報告

がん治療を受けなかった人のほうが4倍以上長生きする。治療を拒否した患者の平均余命は12年6カ月である。しかし外科手術、その他の(がん)治療を受けた患者は平均すると治療後わずか3年しか生きていない。症状が重いために治療を止めた患者のほうが、症状が軽くて治療を受けた患者よりも生存期間は長い。(4倍死の)原因は手術による外傷が、生体の防衛機構に影響したためと考える。人体には本来、あらゆる種類のがんに対抗する防衛機構が備わっているのだ。(ハーディン・ジェームス博士、カリフォルニア大)

放射線治療の効果は多くの場合、まだ証明されていない。放射線治療は痛みなどを軽減するための手段で、本質的には、単なる"気休め"である。最近の研究で、放射線治療を受けたほうが、受けなかった場合よりも、がんが転移する確率が高い。放射線治療による悲劇は日常茶飯事で、がん放射線治療の真実を公表することは厚生大臣にとってはみずからの名誉を汚すこととなり、この人体を破壊する物質で途方もない治療費を請求している既得権益者たちにとっては恥辱となる。(仏、リュシアン・イスラエル教授、腫瘍学)

抗がん剤は猛毒物質でがんを治せないのは常識。抗がん剤は強い発がん物質で二次がんを発生させる。これらの毒性で大勢の人が死んでいる。(厚労省:抗がん剤担当技官)

抗がん剤は効かない。こんなものに保険適用していいのか?(厚労省保険局:医療課長)

抗がん剤投与でごく一部に腫瘍縮小が見られるが、がん細胞は自らの遺伝子を変化させ(ADG:反抗がん剤遺伝子)抗がん剤の毒性を無力化してしまう。農薬に害虫が耐性を獲得するのと同じメカニズムだ。(米国立がん研究所(NCI)所長のデヴュタ証言:1985年)

抗ガン剤は多剤投与するほど「早死にする」(日本では「複数投与」が通常療法)。縮小したがん腫瘍も5~8カ月で元のサイズに再増殖。生存期間・再増殖までの期間が長かったのは、放射線治療を一度も受けなかった患者たちだった。(東海岸リポート:1985年)

抗ガン剤は強力な発がん物質であり、投与されたがん患者の別の臓器・器官に新たながん(二次がん)を発生させる。(NCI報告:1988年)

抗ガン剤治療は効果がきわめて小さく、副作用リスクはきわめて大きい。『通常療法』では治らないとされた末期ガンが、『非通常療法(代替療法)』で多く治っている。代替療法とは食事、栄養、瞑想、運動、呼吸、心理、イメージ、笑いなどの療法である。これら療法の成果を、正当に評価する作業を進めるべきである。(OTAリポート:1990年)

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 康復医学学会では現在、「HM-3000(特系霊芝)」の効果をより高めた新製品を研究しております。すでにHM-3000(特系霊芝)を配合した『HM真菌』『秀真(ほつま)(2商品とも製造者:和漢生薬研究所)などの既存商品でもがんに対して数々の実績がありますが、今回は製法や配合を見直すなどして、がんに特化した新製品を開発中です。ご期待ください!


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2017年7月12日水曜日

食中毒

作り置きのカレーで食中毒続出 !?

今年3月、東京都世田谷区の幼稚園で昼食にカレーライスを食べた園児ら76人が、下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴えました。保健所によると、複数の患者の便からウエルシュ菌を検出。カレーは前日に園児らが調理し、一晩置かれたものでした。
 ウエルシュ菌は人や動物の腸管、土壌、食品など自然界に広く分布。食品では特に肉に多く、菌が大量に増殖した状態で人が食べると小腸内でさらに増え、毒素を出して腹痛や下痢を引き起こす場合があります。潜伏期間は6~18時間。症状は1~2日で治まりますが、持病のある人などはまれに重症化することがあります。
都健康安全研究センターによると、ウエルシュ菌は加熱で死滅するが、中には熱に強い殻で覆われた"芽胞"を作り、生き残る菌があるとのこと。耐熱性の高い芽胞は100度で1時間以上の加熱にも耐えられます。調理後すぐに食べれば良いのですが、常温で保存すると温度が下がる途中で、生き残った菌が急激に増えることがあります。増殖する温度は12~50度で、特に43~45度で増えやすくなります。同センターは「大量のカレーやシチューなど、とろみのあるものは中心部分の温度がゆっくりと下がり、菌の増えやすい状態が長く続く」と指摘。またウエルシュ菌は酸素のない状態を好んで増殖しますが、大量調理された食品の中心部は無酸素状態になりやすいのです。
 前述の幼稚園のカレーは、調理後、2つの寸胴鍋に入ったまま室温で一晩置かれていました。再加熱したものの、弱火だったため不十分だったとみられます。菌が増殖しても見た目やにおいは変わりません。
 滋賀県守山市でも3月、給食弁当業者が当日朝に調理して常温保管していたカレーで77人がウエルシュ菌食中毒になりました。筑前煮など肉と野菜を使った煮物でも起こります。
 耐熱性の芽胞を形成したり、熱に強い毒素を出したりする菌はウエルシュ菌以外にもあります(表)。
 厚生労働省によると、昨年のウエルシュ菌が原因の食中毒発生件数は31件(患者数1411人)。この菌には熱に強いタイプもあり「火を通したから安全」と考えるのは禁物です。

■夏場に増える食中毒にご用心!

食中毒の原因には細菌やウイルスがありますが、梅雨時から9月頃までは高温多湿な状態が続き、細菌がもたらす食中毒が多く発生します。細菌による食中毒の代表格は、近年、発生件数や重症例が多いことで知られる「カンピロバクター」や「腸管出血性大腸菌〔O-157など〕」によるものです。食中毒を招く細菌が増殖しても、食べ物の見た目や味は変わらず、匂いもしません。そのため、食事の準備をするときには、細菌を「つけない」「増やさない」、加熱等で「やっつける」を心がけ、食中毒を防ぎましょう。

原因となる細菌と症状

【主な原因菌(カッコ内は潜伏期間)】
  ▼カンピロバクター(1~7日) 
  ▼サルモネラ(6~72時間) 
  ▼黄色ブドウ球菌(1~3時間) 
  ▼腸炎ビブリオ(8~24時間) 
  ▼腸管出血性大腸菌〔O-157など〕(3~8日) 
【症状】
  ▼腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、発熱など。

食中毒から身を守る予防のポイント

自宅では‥‥ 

(1)食材の購入・保存:
◎消費期限などを確認する 
◎肉や魚は汁が漏れないよう注意。個々をポリ袋に入れ、できれば氷や保冷剤と一緒に持ち帰る 
◎帰宅後すぐに生鮮食品は冷蔵庫(庫内10度以下)、冷凍食品は冷凍庫(庫内マイナス15度以下)へ 
◎冷蔵庫・冷凍庫は詰め込みすぎない
(2)下準備・調理:
◎作業の前に石けんで丁寧に手を洗う 
◎台所はいつも清潔に保つ。布巾類は、頻繁に清潔なモノと交換する 
◎野菜は安全な野菜洗浄剤を使用の後、流水で洗う。また、生の肉や魚、卵を触った後は丁寧に手を洗う 
◎肉や魚は中まで十分に火を通す(中心部も75度で1分以上加熱)
(3)食事:
◎食事前、石鹸で手を洗う 
◎清潔な食器を使用する 
◎温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに 
◎室温での長時間放置をしない 
◎消費期限を確認する
(4)残った食品の扱い・後片づけ:
◎残った食品は小分け→清潔な容器に保存。食べる際は十分に加熱する 
◎少しでも怪しいと思ったら食べずに捨てる。消費期限を確認する 
◎調理に使ったまな板・包丁は必ず洗って熱湯消毒する 
◎スポンジは洗浄後よく水切りする

外食時、調理済み食品を購入した場合やバーベキューでは‥‥ 

(1)生食または生焼け食品は控える
(2)焼き肉や鉄板焼きの場合、素材を扱う箸と食べる箸を使い分けるか、トングを使用する
(3)肉類は中心部まで火を通す(野菜も肉類に触れているので十分に加熱する!)
(4)余った料理は持ち帰らない。(5)調理済み食品はできるだけ早めに食べる

※室温で2時間以上放置しない、「ちょっと怪しい」と思ったら捨てる。

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 康復医学学会では「ホタテ貝殻高温焼成カルシウム」の水溶液をお勧めしています。安全性を維持しながら、様々な食中毒菌に対して持続的な殺菌効果を示すことが確認されています。


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光・愛・感謝 村雨カレン

2017年7月5日水曜日

血管力と一酸化窒素

血液サラサラ・ドロドロの誤解

私たちの体中に張り巡らされた血管は、残念なことに加齢とともに動脈硬化が進み、その壁はしなやかさを失って厚く硬くなり、血液が流れる内腔が狭くなっていきます。そして、突然死に直結するような重大な血管事故を引き起こす血栓は、いわゆる「血液サラサラ」の人にもできてしまうものです。
 結論からいうと、若々しい体と脳を保つためには健康的な血液循環システムが大切な要素となってきます。単にサラサラかドロドロかという血液の状態ではなく、血管そのものが正常であるか否か、そして血液の機能が正常に働いているかどうかがポイントとなります。

「血液サラサラ検査(MC-FAN)」(左図参照)を行うと、健康的な生活を送っている人で生活習慣病もない人ならば血液はサラサラに、逆に喫煙者やメタボの人などはドロドロになる傾向はあります。しかし、動脈硬化が進行している人でも血液がサラサラになることはありますので、「血液がサラサラだから大丈夫!」という誤解はしないでください。大切なのは、動脈硬化を防いで血管の状態を正常に保つことであり、できてしまった動脈硬化のコブの状態を安定化させることです。
 特定の野菜を食べればサラサラになるとか、肉食を続けるとドロドロになる等々と、テレビや雑誌などで盛んに取り上げられていますが、サラサラになる食品を食べれば血管事故を防げるというものではないのです。

 正しい意識は、血管がしなやかになるように生活習慣を改善した結果、サラサラ血液にもなるということです。サラサラは目的ではなく、結果であって、あくまでも本来の目的は「血管力」の向上にあることを忘れずに。ここで言う血管力とは、血管全体がしなやかさを保ち、その内壁はなめらかで、血液をスムーズに循環させることのできる力のことです。

 そして、血管若返りのポイントは「NO(一酸化窒素)」にあります。NOの働きは、血管の拡張、血流の改善、血圧の低下、動脈硬化の予防等々。最近の研究で、血管には素晴らしい回復能力が備わっていることがわかってきました。いったん硬く、狭く、もろくなってしまった血管でも、NOの働きによって、柔軟で詰まりにくく切れにくい血管によみがえらせることができるのです。
出典:『「血管を鍛える」と超健康になる』(池谷敏郎著/三笠書房)

■一酸化窒素(NO)が血管力の鍵!

狭心症の発作を抑える薬としてニトログリセリンを使用します。これは、ニトログリセリンが体内で分解されて一酸化窒素(NO)を放出するからです。NOには血管内の筋肉を弛緩させる作用があります。通常、健康な人の体内では、NOは動脈内の「血管内皮細胞」から分泌されます。NOには血管を広げて血流を改善し血圧をコントロールする作用や、柔軟性を持たせて血管を若々しく保つ作用、抗酸化能力を高める作用があるので、心筋梗塞、脳卒中など循環器系の病気の改善に大きな影響をもたらすのです。

 NOの増加により毛細血管の内皮細胞が増殖し、血管の修復や血管本数の増加などが報告されています。また一酸化窒素には、血管の拡張だけではなく、血小板凝集の抑制、酸化ストレスによる内皮障害の抑制(抗酸化)、白血球の内皮細胞への接着の抑制など、重要な役割があります。さらにNOは、神経系や感染防御の面でも重要な働きをすることが判明しており、医療面での効用が期待されています。

NOの循環器系に対する生理作用

  ▼酸化ストレスによる内皮障害の抑制
  ▼白血球の内皮細胞への接着の抑制
  ▼血小板凝集の抑制
  ▼血管平滑筋細胞のアポトーシスの誘導
  ▼平滑筋細胞増殖の抑制
  ▼血管(特に抵抗血管)の拡張 など。

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HM-3000(特系霊芝)のデータ

生薬の最高峰と言われる霊芝には、「NO」をはじめ「2,3-DPG(グリセリン2,3-リン酸)」「GSH-Px(グルタチオンペルオキシダーゼ)という血流の改善に関わる3大物質の産生・増加作用を有することが確認されています。
NOに関しては、霊芝の服用によって体内でのNO合成酵素が活性化し、NOの産生が促進されることがわかっています。

 康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」には、データに基づく一酸化窒素への影響に関するエビデンスがあります(右図表参照)。


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光・愛・感謝 村雨カレン

2017年6月28日水曜日

微小血管狭心症

背中の痛み 検査するも異常なし!

先日、NHK『総合診療医 ドクターG』で、微小血管狭心症が取り上げられました。この番組は、実際にドクターGが扱った患者の病名を、再現ビデオを見ながら3人の研修医が病名を特定していくという番組です。この日登場した総合診療医ドクターG は片岡仁美医師。患者は緊急外来のAさん(30代女性)。Aさんの主訴は「急に背中が痛み出した」というものでした。背中の痛みは、心筋梗塞などの場合もあるなど、注意が必要な症状です。

【問診】夕方から肩に違和感があり、2時間前から痛みが出た。今日はパートの仕事に行き左の肩・腕が痛かった。夕飯後に背中が痛んだが一旦痛みは消えた。その後我慢できない痛みになった。2、3時間痛みが続いたのは初めてだが、同様の痛みは1年程前から月1、2回あり、夜寝ているときが多かった。その他、姑のお手洗いの介護をする時、外出する時にもあった。生理はあるが少し不順。更年期障害の症状は2年程前から出始めている。顎・歯が痛むこともあるが、20~30分で治まる。
【触診】圧痛なし。心音・呼吸音も異常なし。
【検査】心電図、CTなども異常なし。

 実はAさん、片岡医師のもとを訪れる前に、いくつか別の病院でレントゲン、エコー、心電図、CTスキャン、胃カメラ、MRI、心臓カテーテル検査を受けており、すべて異常なしでした。心療内科を勧められ受診するも、そこでも異常なしだったということです。
 3人の研修医が予想した病名は、それぞれ「高安病」「自立神経失調症」「更年期障害」でした。
 高安病は大動脈などに炎症が起きる病気。血液が流れにくくなります。15~35歳の若い女性に発症し、発熱・倦怠感・失神などが現れます。生理不順と関連がなく、発熱の症状がないなどが合わない点です。
 自立神経失調症は自立神経のバランスが崩れる病気で、めまい、冷や汗、動悸などの身体症状や精神症状も現れます。合わない点は突然の背部痛です。
 更年期障害は、閉経前後に女性ホルモン(エストロゲン)の減少で起きる身体的・精神的不調。ほてり・のぼせ・肩こり・腰痛の他、イライラ・不安・うつなども現れます。更年期障害は、血管が収縮・拡張して痛むことがあり、狭心症のような症状が起こることもあります。合わない点は心臓カテーテル検査でも問題がないこと。

 片岡医師は、心臓カテーテル検査でも写らないものは何か、研修医たちに問いかけます。それは「微小血管」でした。人間の心臓には無数の微小血管があり、微小血管の閉塞が起きている可能性は否定できません。そして、結果的に導き出された病名は「微小血管狭心症」でした。片岡医師の適切な診断と処置により、Aさんの症状は治まったそうです。

 微小血管狭心症は更年期の女性の10人に1人くらいはいるということです。この病気は1980年代にアメリカで報告され、日本では2010年に専門学会のガイドラインに病名が掲載されたばかり新しい病気です。カルシウム拮抗薬、ニコランジルが効くことがわかっています。しかし現在、多くの医師がこの病気を知らないそうです。

■更年期女性に多い 微小血管狭心症

一般の狭心症は男性に多く、冠動脈が硬化して狭くなったり痙攣したりして血流が悪くなり胸に痛みが出ます。これに対し、微小血管狭心症は女性(特に更年期)に多い病気です。血管を広げる女性ホルモン(エストロゲン)の量が閉経で減少し、心臓の細い血管が収縮しやすくなるのが原因と考えられています。
 この病気が米国で報告されてから20年以上経ちますが、循環器専門の医師でも詳しい人は多くありません。胸や背中の痛みを訴え病院に行くものの、診断がつかずに複数の医療機関を渡り歩く人が後を絶ちません。その理由の一つが診断の難しさ。血管造影検査では細い血管は映りにくく、また心電図で異常が見つかるケースも少ないそうです。
 ただ、これまでの研究で病気の特徴は分かっています。就寝中など安静時に起こりやすいことと、痛みが長引くことです。但し、痛みを感じても、逆流性食道炎だったり、更年期障害だったりするケースも少なくないのが実情です。一部の専門病院は、MRIなどを活用し、血流の変化から病気を確定する検査方法の確立を目指しています。
 治療も一般の狭心症とは異なり、ニトログリセリンは細い血管を広げる作用が弱いため、塩酸ジルチアゼムなどのカルシウム拮抗薬というタイプを投与します。また、うつ病などに用いる漢方薬が効く患者もいるようです。
 微小血管狭心症は予防するのは難しい病気と言われています。痛み発作を引き起こしかねないストレスや疲労をなるべく溜めないなど、日常生活に気を配ることが大切です。

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康復医学学会おススメの「HM-3000(特系霊芝)」は、微小循環血流に対して以下のような作用が認められています。普段からの摂取により微小血管狭心症の予防効果が期待できます。
【赤血球変形能の改善、集合性の低下、血栓形成の予防、組織酸素供給の向上、毛細血管口径と密度の調整、血漿粘度の低下、2,3-DPG産生の促進、血管内皮細胞の増殖促進、血圧の降下、血糖値の降下など】
 また、ストレスや疲労対策には「ラフマエキス」の効果が期待できます。


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光・愛・感謝 村雨カレン

2017年6月20日火曜日

脳の健康

若い脳を持つ"スーパー老人"の謎!

80歳を超える高齢者の中に「スーパー老人(Super Agers)」ともいうべき、若い脳を持つ人たちがいることを、英紙「Daily Mail」が報道しました。
 その1人が89歳のT氏。見た目は普通の老人ですが、普段から読書、ボランティアに精を出し、インターネットまで楽しむというエネルギッシュな方です。そんな彼の活力の源は食生活でも運動でもなく、脳の若さにあったのです。

 米ノースウェスタン大学が医学誌に掲載した論文によると、T氏をはじめ24人のスーパー老人の脳と通常の高齢者の脳を18カ月のスパンを空けてMRIで調べたところ、通常の高齢者では平均して脳の2.24%が萎縮していたのに対し、スーパー老人はわずか1.08%の萎縮しかなかったそうです。脳の老化速度が通常の半分だということです。
 2015年に同研究チームが行った研究では、スーパー老人は生まれつき脳の体積が大きく、萎縮スピードは通常の人と変わらないと予想されていましたが、今回の研究により彼らの脳が萎縮に抵抗していることが明らかになったのです。

 T氏の脳は、なんと25歳の人に見劣りしない若さを保っているといいます。萎縮が進行しない分、同年代よりも分厚い大脳皮質を保持しているため、認知機能が衰えにくいので記憶を失うことが少なく、認知症のリスクも極めて低いそうです。
「通常、加齢には"典型的な"認知能力の低下や認知症のような深刻な症状が伴うが、スーパー老人の存在は加齢による認知能力の低下が絶対ではないことを示している。我々の研究は、スーパー老人の脳が萎縮する軌跡が通常と異なるかどうか調べることにあった。結果的に、彼らの脳は通常の萎縮比率とは異なっていることが分かった。また、彼らは平均寿命と健康寿命を両立させ、晩年に至るまで人生を楽しんでいることも明らかになった」(米ノースウェスタン大学研究員)。
 今後の課題は、この現象を引き起こす生物学的要素の特定と、高齢者の記憶維持、アルツハイマー病予防への将来的な応用とのこと。

 現在、娘夫婦と3人の孫娘と暮らしているT氏は、冗談交じりに自身の生活を次のように語っている。
「こういう生活に慣れなきゃいけないんだよ。孫たちはフランク・シナトラやフランクリン・ルーズベルトをよく知らないから、いつもこう言ってやるのさ。『今週来るのはチャンス・ザ・ラッパー(米人気ヒップホップアーティスト)かね、テイラー・スウィフトかね?』ってね」

 常に新しい事に興味を持ち続けることが若さの秘訣のようです。
(出典:http://www.excite.co.jp/)

■脳の健康を維持する10の方法

① 外的傷害から守る:

シートベルトやヘルメットの着用、ボクシングなどは行わない。

② 酸素を充分に供給する:

血栓や動脈硬化などで血流が損なわれている場合、脳細胞に酸欠状態が発生する。それを避けるためには、循環系統の改善・維持が必須。

③ フリーラジカルと戦う:

脳が酸素を代謝する際、脳細胞を破壊する副産物フリーラジカルを生む。抗酸化レベルを上げれば、精神活動の減退が抑えられる。天然ビタミンEなどの強力な抗酸化剤の定期的摂取が、高齢者の認知能力維持に効果的であることが確認されている。

④ 濃色野菜を摂る:

果物や野菜の抗酸化力は自然染色素にある。濃色野菜を摂ると、多彩な植物化学物質を吸収できる。老ネズミに濃色野菜を与えた実験では、その認知・運動機能が、若いネズミと同等程度に回復し、加齢による損傷から脳細胞が保護されていることを示した。

⑤ 毒を取り入れない:

タバコ、酒、麻薬は、脳に障害を与える。長期喫煙は、治癒不能の脳損傷を起こし記憶・認知障害の発症リスクが高い。ごく少量の飲酒は記憶障害の予防になるが、飲み過ぎは厳禁。麻薬は回復不能な細胞損傷の原因となる。

⑥ 良性脂肪を摂る:

青魚に含まれるEPA・DHAや、亜麻仁油、エゴマ油など脳の脂肪酸細胞膜組成をほぼ決める良性オメガ3系脂肪酸が豊富な食物は、脳を損傷から守る効果がある。

⑦ 睡眠は充分に:

眠っている時でも、脳は働いている。睡眠中の脳は、新しい記憶の処理、技能定着、問題解決、創造的発想などをもたらす。睡眠不足は、覚醒時の脳の働きを妨げるだけでなく、睡眠中も働く脳の機能を削ることでもある。

⑧ ストレス管理:

ストレスによって脳は数種類のホルモンを分泌するが、慢性的ストレスはうつや不安状態を引き起こし、脳の機能をも阻害する。定期的な瞑想などでストレス解消すると、前頭皮質の知覚処理部位の厚さを増し、加齢による厚さの減退を遅らせる。また、モーツァルトを聞くことで脳機能が活発化して、数学的、空間的推察力が増したという調査結果もある。

⑨ 新技能の習得:

頭の回転を速めるには、新しい技能の習得を継続すると良い。脳の活性化で脳神経細胞に新たな結合を生み出し、情報の蓄積と引出しをより円滑にする。コンピュータのマウスを左手で扱ったり、眼を閉じて服を着たりなどの簡単な訓練で脳を活性化できる。

⑩ 身体の運動:

運動により身体の血流を促すことで、脳血流も増加させ、脳細胞の成長を促進させる。激しい運動より、定期的な運動のほうが効果的。マウス実験では、規則的な身体運動が、主に記憶や学習を司る海馬において新たな脳細胞の生成を助けることが確認された。

豪ビジネス誌「The Weekend Australian Financial Review」より


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光・愛・感謝 村雨カレン

2017年6月14日水曜日

糖尿病から血管症へ

糖尿病が心臓病や脳卒中を引き起こす!

▶滋賀医科大学は、糖尿病が心臓病や脳卒中を引き起こす危険因子であると認知している国民は5割に満たないことが明らかになったと発表しました。

▶同研究は、滋賀医科大学アジア疫学研究センターの三浦センター長が研究代表者をつとめる厚生労働省研究班(指定研究)のNIPPON DATA研究によるもので、「日本循環器病予防学会誌」2016年11月号に掲載されました。同研究は、無作為抽出された日本全国300地区の一般住民を対象として2010年に実施された国民健康・栄養調査対象者のうち、同研究に参加した20歳以上の2,891人(男性1,236人、女性1,655人、平均年齢58.8 歳)を解析対象者として行われました。

▶同研究では、「心筋梗塞または脳卒中の原因として正しいと思うもの」を選択する自記式質問調査を実施。調査によると、それぞれの要因を循環器疾患の危険因子であると正しく回答した割合は、右図の通りでした。高血圧、高コレステロール血症、喫煙歴、糖尿病を保有する者は、自らが保有する危険因子について、それが循環器疾患の危険因子であることを認知している割合が高い傾向が見られました。しかし、自らが保有しないその他の危険因子についての認知度は、危険因子を持たない者と変わりがありませんでした。

▶同研究により、循環器疾患(心臓病や脳卒中)を引き起こす危険因子として、高血圧を認知していた国民の割合は8割超、また高コレステロール血症の場合は7割を超えていると分かりましたが、その他の危険因子の認知度は未だ低いことが明らかとなりました。
 特に、強い危険因子である糖尿病は5割以上、喫煙は4割以上の国民が認識していないことが分かりました。日本では長年、高血圧を中心とした循環器疾患予防が行われ、その結果1960年代以降国民の血圧水準は年々低下し、循環器疾患死亡率も減少してきていますが、今後は高血圧だけでなく、糖尿病や喫煙など、その他の危険因子の認知度も高め、個人個人が予防に努めていくことが重要であると分析されています。
出典:http://news.mynavi.jp/

■糖尿病の合併症:細小血管症と大血管症

糖尿病で起こる持続的な高血糖は、体中の臓器に影響を与えますが、特に神経や血管が集中している臓器が影響を受けやすく、網膜症・腎症・神経障害などの「細小血管症」を起こします。さらに、高血糖に加え、インスリン抵抗性がもたらす高インスリン血症も原因となり動脈硬化を起こします。軽症の糖尿病(または境界型)の段階から進行する動脈硬化は、「大血管症」と呼ばれる心臓病や脳梗塞や末梢動脈疾患などの原因となります。

心筋梗塞のほとんどが糖尿病を合併

心筋梗塞はQOL(生活の質)に関わる大変な病気の一つです。
糖尿病になると、心臓の組織に栄養を与える冠動脈の動脈硬化が進み、冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)を引き起こします。また、通常の造影検査ではみえない冠動脈の細い枝(微小循環)が詰まったり、心臓の組織に血液を流す能力が悪くなったりすることも知られています。そのため、冠動脈疾患にかかった方は必ず糖尿病があるかどうかを検査する必要がありますし、糖尿病の方は冠動脈疾患の検査を受けることをお勧めします。
 食後の高血糖が循環器病の発症のリスクであることはよく知られています。空腹時の採血だけでは「食後高血糖」があるかどうかはわかりません。厳密に食後高血糖を調べるためにはブドウ糖負荷検査を行いますが、それには1日に複数回採血をする必要があります。

糖尿病は脳梗塞のリスクにも

糖尿病になると、心臓からでた大動脈の弓状の部分や、脳に血液を送る頸部の動脈で生じた血栓が原因となって、脳梗塞(アテローム血栓性脳梗塞)を起こしたり、心房細動という不整脈を合併したときに心臓で生じる血の固まりが脳に詰まったり(心原性脳塞栓症)、脳の細い動脈が動脈硬化で詰まったり(ラクナ梗塞)することが起こりやすくなります。
 一過性脳虚血発作が起こると、その後に脳梗塞になりやすいと知られています。特に糖尿病があると、血圧が高いことや神経症状があることと同様に、比較的短期間のうちに脳梗塞を再び発症するリスクが高まると考えられています。

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