2018年2月21日水曜日

ケイシー療法と康復療法

再び注目を集める"ケイシー療法"

エドガー・ケイシー(1877~1945)は、催眠状態で人々からの相談や質問に答え、病気の診断や人生のアドバイスなどを行った人物として知られています。これは「リーディング」と呼ばれ、相談内容の多くは速記により記載されました。彼は46才から晩年までの間に、記録されているものだけで約14,000件のリーディングを行っています。そのうち、約9,000件で語られていたのが癒しとホリスティックな視点による身体の原理についてです。
 ケイシーは、人は肉体だけではなく、肉体の三位一体で人となり、この3つが調和することで、はじめて完全なる健康体になれると述べています。
 リーディングでは、病気の対処方法だけではなく、生き方、考え方、心の持ち方など、トータルにその人自身にアプローチしていきました。そのため、時には「貴方は何のために健康になりたいのか」ということを患者に考えるよう、促したこともあります。 病気になる前の不摂生な生活に戻るために健康になりたいのであれば、今のままでいるほうが良い、とさえ述べたことがあるそうです。

エドガー・ケイシー療法の基本は「C・A・R・E」

彼が唱える「ケイシー療法」の原理は、その頭文字をとって「CARE」と呼ばれます(図)
 ケイシーは、この4つの原理の中でも特に4番目の「排泄」を非常に重視し、体内に毒素(老廃物)が蓄積されることを病気の最大の原因と見なしています。
 体内に蓄積された毒素(老廃物)を排泄する方法として、ケイシーは食事による方法の他に、ひまし油温熱パック、リンゴダイエット、コロニクス(洗腸)などを勧めています。
 血行やリンパ液の循環を円滑にするものとして、ケイシーは各種のオイルマッサージ、サウナ(首出し)やスチームバスなどを勧めています。
 また健康を維持するには食事も重要な要素です。ケイシーは、毎日の食事をアルカリ性食品80%、酸性食品20%で構成し、水を1日7~8杯飲むようにとアドバイスしています。
(出典:https://edgarcayce.jp/)

■ケイシー療法は正に康復療法

康復医学の目的は、損傷したり衰えたりした身体機能を回復させ、患者の健康を質の高いレベルに到達させることにあります。従来のリハビリに加えて、居住地域の気候や特性(食習慣など)を踏まえた総合的な康復処置により、患者のQOL(生活の質)を改善し、実利的な健康回復と社会復帰を手助けする療法、それが康復療法です。

康復医学が重視する「健康の三本柱」

康復医学では、傷病治療後の社会復帰や日常生活の質の向上など、人間の身体を本来あるべき状態に回復させるためのポイントを、「血流 」「睡眠」「体力」の三本柱とし、重要視しています。そしてその内容は、ケイシー療法の基本原則と極めて類似しています。

1.血流改善:

当学会の会員の皆様はすでに「瘀血」(おけつ)という言葉をご存知のことと思います。東洋医学では大変重要な言葉です。血液の粘り気が強くなり、流れにくくなっているために起きる症状のことです。そもそも東洋医学において、病気は血液の流れに問題が生じたときに起き、病気の部位は必ず血流が滞っていると考えます。「駆瘀血」(=血流改善=微小循環の改善)は、康復医学においても最重要療法です。血流が滞れば、交換血管である微小循環血管に血液が届かず、全身の細胞にうまく酸素や栄養素を運ぶことができませんし、体内に生じた老廃物や二酸化炭素を回収して体の外に排出することもできません。
 康復療法の場合、主に生薬、特に「HM-3000(特系霊芝)」が血流改善に導きます。


2.睡眠改善:

睡眠には、心身の休息の他に大きな目的が存在します。一つは「代謝」です。人間の身体は眠っている間に、体のすべての臓器や骨格などを点検し、異常があれば修理・補修をしています。また、古い細胞や不要な細胞を捨て、新しい細胞に入れ替えます。これが新陳代謝です。寝ている時間は1日の生理リズムにおける「吸収と代謝」の時間です。
 さらに睡眠のもう一つの目的は、酸素を大量生産です。翌日の消化や代謝に備え、1日分の体内酸素をチャージしています。
 夜間なのに起きて活動すれば、体の修理も進まず、酸素も作れず、新陳代謝も滞ります。免疫機能の主役であるリンパ球も就寝中に作られるので、免疫力も低下します。
 康復療法では、質の良い睡眠と抗ストレス対策として「ラフマ葉エキス」を用いています。


3.体力保持(エネルギー産生):

全身の細胞は微小循環を通じて供給された酸素や栄養素を使って、細胞内の小器官「ミトコンドリア」でエネルギーを作り出しています。
 細胞のエネルギー産生に不可欠な要素が補酵素「コエンザイムQ10」。これがエネルギーの種であるATP産生を促します。心臓が一番多く必要とし、次いで肝臓、副腎、腎臓、精巣、卵巣、筋肉と続きます。加齢や偏った食生活で減少します。
 康復医学学会では、老化や傷病による体力低下の対応として、食生活の改善や適度な運動に加えて「還元型コエンザイムQ10」のサプリメントをおすすめしています。


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光・愛・感謝 村雨カレン

2018年2月14日水曜日

生薬と微小循環

漢方薬や鍼灸等 "伝統医療" WHOが認定へ

漢方薬や鍼灸など日本や中国の伝統医療が、今春にも開催される世界保健機関(WHO)の総会で認定される方針であることが、関係者への取材で分かりました。具体的には、国際的に統一した基準で定められた疾病分類である「国際疾病分類」(ICD)に、伝統的な東洋医学の章が追加されます。100年以上、西洋医学一辺倒だった世界の医療基準の転換点となるとともに、中国と異なり独自に発展してきた日本の伝統医療の再評価につながります。

 関係者によると、WHOが伝統医療に注目したのは、同機関で扱う医療の統計が西洋に偏り、伝統医学での治療に依存しているアジアなどでほとんど統計が取られていないとされる「情報格差」を埋めることが目的にあるといいます。

 国際疾病分類(ICD)は1900年(明治33年)に初めて国際会議で承認、日本でも同年に採用されました。約10年ごとに改訂され、現在は全22章から成りますが、日本や中国などに根差した「伝統医療」が新しい章として加わります。病名や患者の体質を示す「証(しょう)」が約300項目記載されるということです。

 ICDの作成にも携わった千葉大の並木隆雄診療教授(和漢診療学)は「WHOに公式に認められれば、日本の伝統医療の地位向上に役立つ。科学的な調査のもと、漢方の有効性も検討でき、成果は国民に大きく還元される」と話しています。

日本の漢方は古代中国に起源があるものの、西洋医学と融合し、中国とは運用方法や処方の作り方も異なるなど、独自の発展を遂げました。鍼灸も奈良時代に漢方とともに伝えられ、「日本の医療」として進化。特に中国はボールペンの芯ほどの太い鍼(はり)を使いますが、日本は髪の毛ほどの細い鍼を使うところに特徴があります。

 病気に対し狙いを絞って対処する西洋医学に対し、東洋医学では、病気は全身の体内バランスが崩れて起こるという考えを持ち、同じ症状でも患者の体質によって治療を変えます。日本では昭和51年に147種の漢方エキス製剤が医療保険に適用。漢方医学は平成13年から医学教育に、14年からは薬学教育にも導入されています。
(出典:http://www.sankeibiz.jp/) 

■生薬と微小循環、そして康復医学

 “生薬=漢方薬”ではありません。漢方薬は中国古典医学の理論に基づき、数種の生薬を調合する日本の複合薬です。生薬はCrude Drug(多種の成分を含む薬)であり、「多様性」があることをその特徴としています。人体の健康を単一成分で対応することは不可能です。まさに「多様性」を持って初めて対応可能となるのです。
 中国・明の医師、李時珍(1518~1593)は古典薬学書『本草綱目』において生薬を上薬、中薬、下薬の3段階に分けています。日本では、霊芝をはじめとする上薬(副作用がなく調整作用を持つアダプトゲン)は、薬として認可されていません。上薬は、本質的には基礎代謝の改善を主目的とするものです。

 伝統医学は予防医学、治療医学、康復医学に分けられ、中国においては「康復医学」は医学として大系づけられた“康復法”を持ち、それは地域性を有し、その内容は実用的な実践医学です。病院には必ず「康復科」が存在し、治療には現代医療、投薬の他、鍼灸、整体、気功も含まれます。また、栄養学ではなく医学としての「食療学」があります。病に対する目的は“健康回復”であり、まさに「康復医学」なのです。

 病の原因を抑えても、基礎的代謝や微小循環系の血流改善を前提としなければ、健康は回復しません。例えば糖尿病。血糖値だけにこだわるのであれば現代医学にはインスリンという特効薬があります。しかし、インスリンでは病は解決しません。後退性疾患の特徴として、時間がたつほど悪化するのです。

 予防、治療、康復の各医学は一連のものであり、このうちひとつを取り上げ「病に対応している」と考えることは傲慢です。まさに第3の医学として康復医学はあり、その中心をなすのが「生薬」なのです。そして、改善すべきは「微小循環」です。微小循環の主目的は生体内部環境の維持、すなわち全身の各組織細胞に対する「生活物質(酸素・栄養素)の供給」と「代謝産物(老廃物)の除去」にあります。その意味で、微小循環こそまさに循環系で最も本質的な部分であり、心臓や太い血管は微小循環に適切な血液を供給するた(参考『新生理化学大系第16巻循環の生理学』)

 全身の細胞の生活条件は微小循環によって直接規定されるのです。治療にあたりまず重要なのは、分子細胞生物学(生理学)に基づく微小循環の血流改善なのです。
めの補助装置であるとも言えます

 末梢血管まで正常に血液を流さずに改善する病はありません。康復医学と微小循環学なくして、病の根本的改善と健康回復は語れないのです。

 古典医学を“免疫”で解説されることがよくあります。しかし、古典医学書に「免疫」の言葉はなく、ここでは「瘀血(おけつ)(=微小循環の滞り)の改善を治療の中心においています。これは、まさに古典医学が本質を捉えている証であると考えられるのです。
(康復医学学会 理事長 森 昌夫)


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2018年2月7日水曜日

動脈硬化

細菌由来の脂質が動脈硬化の原因に

 食事に含まれる脂質が動脈硬化の原因となることはよく知られていますが、人の口の中や腸に住む細菌が作り出す脂質も動脈硬化を助長している恐れがあると、米・コネチカット大学のレーザ・ネマティ氏らが「脂質研究ジャーナル」(Journal of Lipid Res)で報告しました。歯周病がある人で心臓病や脳卒中のリスクが増加するのもそのためかもしれません。
 この研究が進めば、歯周疾患と心疾患との関連が解明される可能性があります。

ネマティ氏らは、アテローム動脈硬化の患者から採取したアテローマ*を解析したところ、アテローマに含有される脂質が、哺乳類が作り出すものとは異なる特定の細菌が作り出すものであることを発見しました。この特定の細菌とはバクテロイデス門**の細菌で、同細菌は特異な脂肪酸を大量に生成することが知られています。

 近年、アテローム動脈硬化症の成因として、免疫細胞と炎症の重要性が注目されています。ネマティ氏らは今回、バクテロイデス門由来の脂質の解析結果を踏まえ、次のような仮説を提示しました。

 アテローム動脈硬化症の形成過程では、血管壁に沈着した脂質を免疫細胞が異物と見なして取り除こうとするため、血管壁で炎症が生じる。一方、バクテロイデス門細菌由来の脂質については、人体に由来する脂質と化学的に異なるため、免疫細胞が異物の侵入と誤認してしまい、血管壁では二重に炎症反応が引き起こされることになる。

 バクテロイデス門細菌は、通常口腔内や胃腸内に存在し、条件がそろえば歯肉炎などを引き起こしますが、同細菌自体が血管内に侵入することはありません。しかし、同細菌が生成する脂質は容易に細胞壁を通過し血流に入っていきます。

 ネマティ氏らは今後の検討課題として、細菌由来の脂質が蓄積している部位を正確に特定する必要性を挙げています。「アテローム内には同細菌由来の脂質が蓄積されているが、正常な動脈壁には蓄積していないことが確認できれば、同細菌由来の脂質はアテロームの形成と関連しているという確証が得られる」としています。
(出典:https://medical-tribune.co.jp/)

*「アテローマ」はアテローム性動脈硬化(一般的な動脈硬化)の患者の血管に沈着するプラーク。 粥腫(じゅくしゅ)とも呼ばれる。
**「門」は生物分類のカテゴリーの1つ。 界 > 門 > 綱 > 目 > 科 > 属 > 種

■動脈硬化と一酸化窒素(NO)

心臓疾患には、心臓の冠動脈の血管が徐々に狭窄する「狭心症」、詰まってしまう「心筋梗塞」などがあり、その原因の大半が動脈硬化です。

血管内皮細胞の損傷→動脈硬化

血管の内側にある血管内皮細胞は、高血圧、高血糖、コレステロール、喫煙、ストレスなど様々な原因により損傷します。下図のように損傷した部分からは血液中の悪玉コレステロールなどの有害物質が侵入し、血管壁を厚くし血管が狭くなり、その結果動脈硬化となってしまいます。


血管内皮機能を調整しているNO

血管内皮細胞から産生される一酸化窒素(NO)には、中膜の筋肉層に働きかけ血管を柔らかくし拡張させる血管拡張作用や、血小板凝集抑制作用、単球などの白血球が血管内皮細胞に接着したり内皮細胞下組織に浸潤したりするのを防ぐ作用などがあります。しかし、血管内皮細胞が損傷すると、NOは減少し血管内皮細胞の機能が低下し動脈硬化も進行します。

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『霊芝研究1
(上海医科大学出版社刊)
血管内皮細胞は、微小循環をはじめとする毛細血管を円滑に維持しています。NOの産生が低下すると血管が収縮し、炎症を起こしやすく、動脈硬化になりやすい血管になります。また、生活習慣などの影響で、過剰になった活性酸素による酸化ストレスによって動脈硬化も進行します。

 康復医学学会の主要研究生薬である「HM-3000(特系霊芝)」には、NOの産生促進に関するデータ、および抗酸化酵素GSH-Px(グルタチオンペルオキシダーゼ)の産生促進、活性化に関するデータがあります。
(右:中文、英文、和文による霊芝の日中共同研究研究書籍)


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2018年1月31日水曜日

花粉症対策

花粉症は"都民病"、2人に1人が罹患

 スギ花粉症の有病率は全国規模で年々上昇傾向にあり、今や"国民病"と称されています。東京都ではその状況が深刻で、もはや"都民病"ともいえる事態になっています。東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科講師の浅香大也氏は12月21日、東京都で開かれたNPO花粉情報協会主催の「スギ・ヒノキ花粉飛散予測セミナー」で、第4回東京都花粉症患者実態調査(2016年度)の結果を報告。東京都民の花粉症推定有病率は48.8%に上り、10年前の第3回調査で算出された28.2%を大幅に上回ったことを示しました。

 東京都による同調査は1983年を皮切りに、1996年、2006年に実施されてきました。
 今回報告された第4回調査では、過去3回と同様にあきるの市、調布市、大田区の都内3市区に居住する3,600人に2016年11~12月、調査票を送付し、2,116人から有効回答を得ました。

 有病判定は、アンケートで「無症状」と回答した人を含めて耳鼻咽喉科医が2017年3月に検診を行い、スギ花粉抗体価がクラス2以上(スギ花粉によるアレルギー反応陽性)で、検診当日に症状が確認された、もしくは抗アレルギー薬を服用していた場合としました。

 その結果、調査対象の3市区における推定有病率は約47~49%となり、東京都全体の有病率は48.8%と推定され、前回調査時の推定有病率から20ポイント以上上昇しました(右図)。

 また、東京都内における年齢区分別の推定有病率は0~14歳が40.3%、60歳以上が37.4%で、前回調査時(それぞれ約27%、約15%)から顕著に上昇したといいます。

 以上のように報告した浅香氏は、「アンケートでは、花粉症に関する情報提供を求める都民の声も数多く寄せられた。耳鼻咽喉科医や花粉症治療薬の製薬メーカーをはじめとした医療関係者は、このような要望により積極的に応えていく必要がある」と訴えています。
(出典:https://medical-tribune.co.jp/)

■免疫系に対する霊芝の影響

霊芝には免疫系に対して調整的な双方向性の働きがあるため、様々な免疫失調症に改善効果があると考えられています。特にリンパ球増殖の調節、免疫因子産生の促進、マクロファージ、NK細胞の活性化、造血芽細胞の促進などによって、生体の免疫バランスが保たれ、疾病の予防、寛解、治癒や生体機能恒常性の維持などに有効な作用を発揮すると期待されています。

 関連する病態変化:
【免疫機能亢進】アトピー、アレルギー症、自己免疫疾患(リウマチ、膠原病、甲状腺機能異常、劇症肝炎、SARS、全身性エリテマトーデス他)、糖尿病など。
【免疫機能低下】細菌やウイルスによる感染症や伝染病にかかりやすくなるほか、傷口治療の慢性化、エイズ、腫瘍の発生など。

花粉症にも有効な霊芝

霊芝が花粉症にも有効だと考えられる理由は、上記のように霊芝にはアレルギー抑制の働きがあるからです。花粉症になると出るしゃみや鼻水などは、目や鼻を通じて体内に入ったスギ、ヒノキなどの花粉に、体内の抗体が反応することによって起こるアレルギー症状の表れです。免疫細胞である血中のリンパ球がこれに反応し、異物であると判断された場合には、「IgE抗体」が発生します。そして花粉が体内に入るたびにリンパ球は、目や鼻の細胞に付着して目や鼻のマスト細胞からヒスタミンを発生させます。そしてこのヒスタミンが鼻水、くしゃみ、涙などの症状を引き起こすのです。

 これまで多くの研究で、霊芝によってこのヒスタミンが抑制されることが確認されています。霊芝エキスに肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用があるために、ヒスタミンが制御されると考えられています。特に霊芝の特異成分であり有効成分であるトリテルペノイド類(ガノデリン酸など)がこれに有効に働くことがわかっています。中国の研究では、ガノデリン酸が、アレルギー反応を緩和し、鼻水や鼻詰まりの不快感を抑制した報告されています。霊芝エキスには、過敏になった免疫反応を正しく整える働きがあります。

康復療法の一つ「花粉症対策クリーム」

【作り方】皮ふ用軟膏(メンソレータム12g又はメンターム15g)×1缶と、『HM真菌』×2カプセルを用意します。HM真菌のカプセルを開けて中の粉末を軟膏の上に乗せます(軟膏の中央にくぼみを作っておくと粉末を入れやすくなります)。爪楊枝などを使って色が一定になるまでよく混ぜてください。

【使用法】外出前に薄く鼻孔内に塗りこみます(ごく薄でOK)。

※本記事担当の私自身、このクリームを使用し始めた数年前から、26年来苦しんできた花粉症の症状(くしゃみ、鼻水)は治まっております。1缶で1シーズンは持たせることができます。


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2018年1月24日水曜日

味覚と健康を害する食事

"舌"は5歳までの食事で決まる!?

「食育」の重要性は定着してきましたが、子どもの味覚が低下しているというデータが出てしまったようです。

 味覚の形成に大きく影響を与えるのは、3~5歳の食事ですが、味覚が低下しているということは5歳までに「多彩で繊細な味」に触れていないということです。
 離乳食の指導で、保健師は「“甘味”は一番刺激が強く子どもがすぐに好んでしまう味なので、甘味を覚えさせるのは一番最後、できるだけ遅らせた方がよい」と教えています。
 味覚を感じる「舌」は、場所によって感じる味が違います。なので、特定の味ばかり感じていると、その味を感じる部分の感覚は育ちますが、それ以外の場所は機能劣化してきます。
 また、味の情報を処理する「脳」も、強い刺激ばかり受け続けると次第にその刺激に慣れてきて、弱い刺激に反応しなくなっていきます。

 今の子どもたちの食生活や食材の質を考えると、調査結果は納得のいくものではあります。幼少期からジャンクフードに触れる機会が多く、天然の素材を味わう機会は減っています。また、土壌の劣化や品種改良などで素材そのものの味を十分に味わう機会も減っています。
 単純に濃い味付けに対する慣ればかりではなく、化学調味料の「強制的に美味しく感じさせる味」には天然素材が持つ繊細なバリエーションはないため、微妙な味の違いが分からなくなってしまうのです。「自分にとって美味しいと感じる味」かどうかだけが分かる状態になってしまいます。

 正常な味覚の育成は、その子の将来の健康にとっても重要です。5歳までにきちんと育てれば、たとえ一時的にジャンクフードに手を出しても、体に害のある食べ物を心から「美味しい」とは感じなくなります。
 正しい味覚形成のために、注意すべきことは以下の2つです。
(1)化学的に合成された「うまみ成分」にできるだけ接触させない。日常の調理に使う調味料はもちろん、レトルト食品やファストフードに触れさせる機会をできるだけ遅く、少なくする。
(2)幼児食になるまでに、素材そのものの味に触れさせる。そのためには、素材の味が感じられる食材を選ぶ必要があります。残念ながら近所のスーパーのニンジンでは、本来の味は感じられないかもしれません。せめて離乳食期間だけでも「ちゃんとした食材」の調達に努力してください

 子どもの「食育」には多少手間がかかります。毎日の食事をコンビニの惣菜やファストフードで済ませていたのでは、正常な味覚を育てることはできません。一番味覚が磨かれていく3~5歳の期間だけでも、繊細で多彩な「天然の味」を提供してあげたいものです。
(出典:NPO法人ティーンズサポート) 

■味覚をダメにする"黄金トリオ"

ご家庭の料理に「だしの素」を使っている人は多いと思います。かつお節や昆布でだしを取る必要もなく、だしカスも出ません。なぜ小さじ一杯で、しっかり「オイシイ」だしが取れるのでしょうか。
 実は食品添加物が大活躍しているのです。インスタント食品の「味の黄金トリオ」、つまり、「食塩」+「化学調味料」+「たんぱく加水分解物」の作り出す濃い味です。これにかつおエキスなどで香りを付けたものがだしの素です(上表参照)。「化学調味料」は近年評判を落としているので
「うま味調味料」などと改名しています。成分表示では「調味料(アミノ酸等)」となりますが、日本ではこの一括表示名が許されています。実際の物質は何種類使っているかわかりません。左表は、かまぼこに使われている実例です。
「たんぱく加水分解物」:加水分解とは、酸またはアルカリの水溶液で分解するという化学用語。消費者に分かるよう「たんぱく質塩酸分解物」と表示してほしいものです。使われるたんぱく質は、大豆、小麦グルテンなどの植物性と、肉、魚などの動物性があります。植物性は主に和風の味に、動物性は洋風・中華風のコクのある味に使われます。たんぱく加水分解物を一般の人に味見してもらうと、まず、その異臭に驚きます。でも舐めてもらうとスナック菓子やラーメンの味なので、またビックリするようです。
 アレルギー問題に取り組む松田三千雄医師は、たんぱく加水分解物を配合したスナック菓子やだしの素が、子供のアレルギーの原因となっている可能性があると警告しています。
 2009年、欧州食品安全機関は、日本の醤油を回収、輸入禁止措置を取りました。それはたんぱく質の分解に塩酸を使うことで発生する「MCPD」という塩化化合物が欧州の安全基準を上回る数値で検出されたからです。日本ではたんぱく加水分解物は添加物扱いではなく食品材料としての表示が認められているため、使用規制がありません
「食塩」も安い精製塩が大量に使われることがほとんどで、味の濃いオイシイ調味料に一役買っています。精製塩の摂り過ぎによるリスクは皆さんご存知の通りです。

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『薬膳の素』(和漢生薬研究所)

 康復医学学会がお薦めする『薬膳の素』は、魚由来のコラーゲンをベースに昆布と椎茸を加えた無塩・無添加の天然だしです。本物のうま味で、日本人の味覚を取り戻しましょう!


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光・愛・感謝 村雨カレン

2018年1月17日水曜日

タンパク質

タンパク質を増やしても筋肉は増えない?

タンパク質を一度に摂取した時、そのうちどこまでが筋肉になるかというタンパク質代謝系に関する問題。その内容が、最近、学術的にちょっとした注目を集めています。

 タンパク質(アミノ酸)を摂取すると筋肉の中でのタンパク質合成が上がるということは、わかっています。では、摂取する量を増やせば増やすほど合成が上がるかと言うと、そうではないことが解明されてきているのです。実はあるところで合成は頭打ちになり、それ以上タンパク質を摂ってもあまり意味がないようなのです。

 合成が頭打ちになる量は20グラム前後というデータも報告されています(ただし、高齢者は40グラム前後まで合成が上がっていくようです)。これは普段の食事だけでなく、トレーニング後のプロテインの補給でも同様で、どんな状況であっても基本的には20グラムがタンパク質合成量の上限値であるようです。


 この現象は「マッスルフル」と呼ばれています。筋肉が"お腹いっぱい"の状態ということなので、それ以上のタンパク質を摂っても筋肉は食べられないわけです。40~50グラムの量を摂っても吸収はされますが、それが筋肉の材料になっているわけではなく、余分なものはエネルギー源として燃やされてしまいます。

 つまり、トレーニング後に1キログラムのステーキを食べても、筋肉の材料として使われるのはほんの一部に過ぎません。ごはん・納豆・生卵を食べるだけでも15グラムほどのタンパク質を摂取することができますし、それにシャケの切り身を一切れも加えれば20グラムに達するので、普段の食事で十分ということになります。
 そうなるとプロテインも不要ということになってしまいますが、タンパク質は合成を上げるスイッチでもあるので、20~30グラムを一日に複数回摂るためには便利で効果的な手段と言えます。ただ、あまり多くの量を摂る必要はないと考えていいでしょう。

(出典:『石井直方の筋肉の科学 ハンディ版』ベースボール・マガジン社)

■タンパク質の摂り過ぎは体によくない

タンパク質に関する研究の多くは矛盾しており、不確かだと指摘する専門家もいますが、タンパク質の摂りすぎが健康に問題になる場合もあります。中年期に高タンパク質の食事を摂りすぎると、ガンや糖尿病によって早死にする危険性が高まる可能性があるという論文も発表されています(南カリフォルニア大学デービス校老年学部研究チーム:2014年3月)

タンパク質過剰になっているかもしれない3つの兆候

体重が増えつつある
 他の食品でのカロリー摂取を抑えずにタンパク質を多く摂る食生活を送っていると、体重が増える可能性があります。2012年の研究で、「高タンパクの食事を摂る群」と「低タンパク高脂肪の食事を摂る群」を比較したところ、食べすぎる場合は両群とも、脂肪の増加量が同じであることがわかったのです。ただし、高タンパク食群では脂肪量だけでなく、除脂肪体重(体脂肪を除いた筋肉や骨、内臓などの総量)にも増加が見られました(TIME誌)

腎臓に負担が生じる
 腎臓は、タンパク質を消化する際に出る老廃物をろ過するという極めて重要な役目を担っていますが、タンパク質過多の食生活を送っていると、その機能に負担がかかりすぎるのです。特に腎疾患を持つ人は注意する必要があります。腎疾患は初期段階では自覚されにくいことが問題だという研究結果(2003年)が伝えられています(初期の腎臓病は自覚症状が出ないため、早期発見には尿検査や血圧測定が必要)。

脱水状態になる
 腎臓がろ過・排出する老廃物の1つに「血中尿素窒素」があります。血液尿素窒素の濃度は、腎機能の状態を診断する際のバロメーターになるほか、体内の水分量を推し量る目安にもなると言われています。
 タンパク質の摂取量が増えるにつれ、体内の水分量が減ることがわかっています。それは、増加した窒素を体外に排出するために、より多くの水分を必要とするからだと説明するのは、栄養関連の著作も多いモニカ・リーナゲル氏(理学修士、公認栄養士)。

プロテインは腎臓を壊す

スポーツクラブなどで、プロテインのパウダーを水に溶いて摂取している人がいます。結果にこだわる人は、運動するなら筋肉が付くプロテインの力を借りたほうが効率的だと考えるのでしょう。しかし、すぐにやめることをお勧めします。こうした人工的な商品には、自然な食品とは比較にならないほど大量のタンパク質が含まれています。
 大量の人工的なタンパク質が体内で発生する尿素窒素などの毒素をろ過して尿に排出する働きを腎臓に強要し疲弊させ、重大な被害を生みかねません。また、タンパク質、特に人工的なプロテインの大量摂取は、骨にも悪い影響を与えるという研究論文もあります。
 こうした人工物で健康体をつくろうとすることは大きな間違いなのです。


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光・愛・感謝 村雨カレン

2018年1月10日水曜日

アルコールと肝臓

今年こそ、週に一度は休肝日を!

あけましておめでとうございます。
 年末年始、飲み過ぎてはいませんか? お酒との正しい付き合い方をして、今年も一年、楽しく、健康に過ごしましょう!

 まずは肝臓でのアルコールの代謝時間を知っておくことが大切です。
 血液検査で「γ-GTP」や「尿酸値」が高いと言われた人は多いと思いますが、これらはお酒の飲み過ぎで数値が高くなる代表的な検査です。特に、あまりアルコールを飲んでいるつもりはないのにγ-GTPの数値が高いという人がいますが、こういう人ほど要注意です。
「酒が強い」ことと「肝臓のアルコール代謝能力が高い」ことは別物です。少しのお酒ですぐに顔が赤くなる人でも肝機能は全く異常がない人、逆に、いくら飲んでも顔や態度に出ないのに肝機能はボロボロの人。肝臓病はなかなか自覚症状が出にくいので要注意です。
「どんなに飲んでも、5~6時間も経てば体からアルコールは抜ける」と勘違いしている人が多いのも事実です。「体重1kgあたり1時間で0.1gのアルコールを分解できる」と考えましょう。簡単に言うと、成人男性が肝臓で分解できるアルコール量は1時間に7cc程度。ビール大瓶1本または日本酒1合を飲むと、処理するのに3時間以上かかります。
体重70kgの人がビール500mlを2缶飲んだ場合、このアルコールを分解するのに約6時間必要となります。ビール1リットル中のアルコールは約40g。缶チューハイなら3本、日本酒で2合に相当します。睡眠中のアルコール分解速度は、起きている時より遅いという事も覚えておきましょう。個人差はありますが、それ以上飲めば、半日どころか24時間アルコールが残る事もあるのです。
 アルコールを分解するために大きな負担が肝臓にかかるわけですから、毎日、分解能力を超えた飲酒を続けると、脂肪肝や肝炎から肝硬変へと進行していきます。さらに最近、ウイルス性の肝炎だけでなく、アルコール性肝硬変から肝臓がんが発症するということも判ってきました。肝臓に負担をかけないよう、高タンパクでビタミンの豊富な食事を摂りながら、日本酒なら、せめて2合程度の飲酒量にしましょう。そして、週に一日はお酒を飲まずに肝臓を休ませる「休肝日」を作ることが"肝要"です。      (出典:デイリースポーツ)

■肝臓の構造とはたらき

肝臓には無数の血管と胆管があり、隅々の細胞まで届いています。また、3本の血管が出入りしており、体内の血液の1/4が集まっています。

●門脈:小腸で取り込まれた栄養素などを肝臓へ運ぶ血管。
●肝動脈:酸素を含んだ血液を心臓から肝臓へ運ぶ血管。
●肝静脈:肝臓でつくられた栄養分や処理されたものを心臓に運ぶ血管。

肝臓の3つの働き

(1)代謝:
 食物から摂った糖・タンパク質・脂肪を体内で使える形に変えて貯蔵し、必要時にエネルギーの素として供給します。(飲酒過多や糖尿病、肥満など)必要以上のエネルギーを摂取すると、肝臓に脂肪が多く蓄積し、肝臓機能の低下の原因にもなります。

(2)解毒:
 アルコールや薬、老廃物などの有害物質を分解し、体に影響を及ぼさないように無毒化します。アルコールや薬物を必要以上に摂取すると解毒作用が追い付かず、肝臓に大きな負担をかけてしまいます。
(3)胆汁の生成・分泌:

 胆汁は、肝臓でできた老廃物を流し、脂肪を乳化、タンパク質を分解しやすくします。この働きによって脂肪は腸から吸収されやすくなります。また、コレステロールの体外排出にも重要な役割を持っています。胆汁は、肝臓 ⇒ 胆管 ⇒ 胆のう(濃縮)⇒ 十二指腸 と流れます。


肝炎から重疾患への進展

肝炎は、肝臓に炎症が生じる疾患です。炎症により肝臓の細胞が破壊され、肝臓の機能が次第に低下していきます。肝炎の原因としては、ウイルス性、アルコール性、NAFLD、薬物性、自己免疫性で、最も多いものは、ウイルスの感染によって起こる「ウイルス性肝炎」です。主にA・B・C・E型の4種類が知られていますが、特に慢性化しやすいとされているのはB型ウイルスとC型ウイルスによる肝炎です。

 肝炎は治療せずに放置すると、肝硬変や肝がんなどのさらに重い疾患に進展していく場合があるため、早期発見、早期治療が非常に大切です。

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康復医学学会では主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」において、毒素による肝損傷に対する保護作用や、肝臓の過酸化脂質産生に対する抑制効果などをデータとして確認しており、肝炎の予防や対策においても絶対的な自信を持っています。


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光・愛・感謝 村雨カレン