2011年5月30日月曜日

片頭痛の知識②

片頭痛と抑うつ

「片頭痛」(偏頭痛ともいいます)は病気としてあまり社会に認知されていないめ、患者さん自身も病院を受診することが少なく、せっかく受診してCTやMRIを撮っても、適切な診断をされないのが実情のようです。片頭痛の治療は「異常なし」からはじまると言われています。そんな片頭痛の人は、痛みが始まる数時間前に予兆を感じる人が多いようです。朝起きたら、なんとなく頭が重い、肩が重い、音が響くなどと思っているうちに、だんだんと痛みがひどくなり、食欲がなくなり、気持ち悪くなったりしてしまい、どうしようもなくなり一日中寝込んだりすると翌日スッキリしてしまう‥‥。このように片頭痛には予兆期、前兆期、頭痛期、回復期など典型的なパターンがあります。一番多いのが、キラキラ光るものがどんどん大きくなっていくように見える「閃輝暗点(せんきあんてん)」という予兆です。片頭痛の場合、この予兆があるので「あっ、来るかな」と思った時点で鎮痛剤を服用してしまいます。しかし、この時の鎮痛剤が習慣になると、痛みを和らげるどころか逆に頭痛を引き起こす「薬物乱用頭痛」になる傾向にあります。もちろん「緊張型頭痛」の場合も同じで、鎮痛剤を飲みすぎが、頭痛のメカニズムを狂わせていると考えられています。そして、片頭痛・緊張性頭痛の2大誘発因子が“ストレス”と“肩こり”と言われています。頭痛があって肩こりがひどいというと緊張性頭痛と診断されるようですが、片頭痛の人の70~85%もの人が肩こりを感じているとのことです。ストレスに関しては、片頭痛とセロトニンの関係が明らかになっています。片頭痛を抱えている人に抑うつやパニック障害などを起こす割合が多いことも報告されています。
片頭痛とセロトニンの関係は、以下でお伝えします。  
※参考『頭痛』(旬報社)


■片頭痛の知識②

片頭痛とセロトニン


セロトニンは太い血管を収縮させます(毛細血管は拡張)。したがってセロトニンの代謝異常が起ると片頭痛を起こします。セロトニンの濃度が急に低下すると必ず頭痛を引き起こし、脳内のセロトニン量が安定的に供給されると片頭痛は改善することがわかっています。頭痛発作時は尿中や血漿中の脳内セロトニン代謝産物が増加しています。これは、頭痛発作時に脳内のセロトニンが大量に消費されて分解されたと考えられています。

セロトニン代謝異常

ストレスを含む様々な要因でセロトニンの代謝異常が起ると、下図のように脳内の血中にセロトニンが一時的に増えます。すると血管が収縮します。ます。収縮した血管からセロトニンが急激に減少すると今度は血管が拡張します。これによって血管の透過性が亢進し炎症物質が産生され血管壁が炎症や浮腫を起こします
これが痛みとして伝達されて片頭痛の発作が起こると考えられています。無題

ストレス⇒CRH(ストレスホルモン)上昇⇒5-HT(セロトニン)代謝異常⇒急激な血管収縮~拡張⇒血管の炎症・浮腫 ⇒片頭痛


【片頭痛対策】
慢性的な頭痛や片頭痛など、精神的なストレスで誘発される頭痛に対しては、軽い抗うつ薬や抗不安薬が処方される場合があります。また、頭痛薬は、初期の段階では有効なときもありますが、長期連用・飲み過ぎは、頭痛をさらに発症させることにつながるので、注意が必要です。ストレスや疲労などでセロトニン神経が低下するとセロトニンの代謝異常がおこります。リラックスハーブ「ラフマ」はセロトニン神経への影響に期待がもてます。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

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