2011年7月31日日曜日

水分補給とHbA1cと霊芝

水分補給とHbA1c

猛暑のこの時期、ただでさえ汗をかき水分をこまめに補給しないと脱水症状を起こしてしまいます。では体中の水分が存在する場所はどこでしょうか。それは細胞の中と外に分けることができます。細胞の外には、血液やリンパ液、あるいは各種体液がありますが、同時に細胞と細胞の間(間質)にも水分は存在します。
つまり水分は、(1)細胞の中に含まれる水分(細胞内液)、(2)血液の中の水分とリンパなどの体液(細胞外液)、(3)細胞と細胞の間の部分に存在する水分(間質)の三カ所に存在するのです。この中で一番大切なのは、生きている細胞の中の水分です。これが不足した状態を「細胞内脱水」と表現し、一般的に脱水といった場合でも医学的にはこの場所が最も重要となってきます。
高血糖状態の場合は、血液中の糖分が多く血液中の浸透圧が上昇して、周囲から水を引き込むように作用します。つまり間質から水分が血液中に奪われます。すると細胞の中と細胞の外、つまり周囲の間質の間のバランスが崩れてしまうのです。
また、人にとって大切なのは水分だけではありません。同じように大切で微調節が必要なものに、“電解質”があります。ナトリウムやカリウム、カルシウムなどがそれです。水の移動は当然こういった電解質のバランスを崩し、同時に電解質のバランスを保つため、細胞内の水分は必要に応じて細胞外へ出る形になります。血液中に貯まっただけの水分は、そのまま体外へ尿として排出されるわけです。結果、これらの作用によって、細胞内は脱水状態となってしまいます。夏の暑さに加え高血糖の方々はこの時期、脱水状態には十分に注意が必要です。
こんな報告があります。純水に近いミネラルウォーターの水分補給と霊芝の摂取で、過去1~2ヶ月の血糖値の指標となるHbA1cの数値に好影響があったとのこと。熱中症、細胞内脱水症予防に水分補給が大切なこの時期、HbA1cが高めの方々は水分補給と同時に、霊芝を試してみてはいかがでしょうか?


■HbA1cと霊芝
血糖コントロールの判断材料としてHbA1cの数値は、生活や症状を把握するために糖尿病の治療コントロールの良否にはかかせない数値です。そして、霊芝は、糖化ヘモグロビン・HbA1cの数値に影響を与える2.3-DPGに対するデータがあります。

霊芝と2.3‐DPG
ヘモグロビンは、酸素と結びついて細胞に酸素を届けますが、高血糖で糖化したヘモグロビン(糖化ヘモグロビン:下図)は、酸素を寄せ付けなくなってしまい細胞に酸素が行き届かない状態になってしまいます。しかも、せっかく吸収した酸素も細胞に供給できない場合もあります。結果として酸素不足になってしまいます。
酸素を効率よく供給するのが2.3-DPGという物質です。
糖化ヘモグロビン

2,3‐DPGの非酵素的HbA1cの生成に及ぼす影響について

(独協医科大ME部)
(抜粋)糖尿病患者さんで空腹時の血糖値が180~200なのにHbA1c含有が正常、またアルブミンに対して糖化は普通の糖尿病患者さんと同じであった。このことから異常なHbが存在するのではないかとの検索があった(省略)
【結果】
明らかに患者さんのHbのHbA1cへの修飾(様々な変化)は、通常の赤血球に比べ修飾され難いことがわかった。これらのことから次のようなことが考えられる。
グルコースの赤血球膜透過が悪く糖修飾が進まない。
赤血球内に入ったグルコースが速やかに代謝されてしまい糖化が遅い。
(省略)もう一つの糖代謝の指標として2.3-DPGの濃度を測定してみた。患者のDPG濃度はヘム濃度を基準として通常の血液と比較して1.2倍ほど高濃度であった。(省略)その結果、2,3-DPGのHbA1c生成阻害作用を確認することができた。



霊芝の2.3‐DPGへの影響  (in vivo)
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2011年7月29日金曜日

夏バテには要注意!

夏バテは、エネルギー産生の低下が原因!

特定の病気ではなく「身体がだるい」「疲れやすい」「集中力がない」「頭痛」「食欲不振」など夏のこの時期に出る症状は、“暑気あたり”とも呼ばれるいわゆる「夏バテ」です。
日本の夏の特徴を一言でいうなら「高温多湿」です。気温が高くなると、人間の体は体温を一定に保つために体温を下げる反応を起こします。このときにエネルギーを消費します。この体温調節機能がうまく働かなくなると、体が暑さに適応できなくなります。自律神経に狂いが発生し、循環が上手くいかなくなって熱も下げられなくなります。そして熱が出たり、体がだるくなったりします。そして胃腸の働きも徐々に弱まり食欲が出なくなるといった症状に陥り、完全な「夏バテ」になってしまいます。
現代の夏バテが深刻な問題となるのは、身体の不調に加え「精神的ストレス」や冷房の効いた部屋と暑い外との出入りによって体に負荷がかかりすぎる「寒暖差ストレス」が加わっているからで、これにより夏バテの症状が悪化するともいわれています。冷房の室内と暑い室外を行き来するうちに自律神経が対応しきれなくなり、変調をきたしてしまいます。また、体温調節のためにエネギーを大量に消耗するため、エネルギー代謝に使われる栄養素などが不足してしまうのも原因のひとつです。しかも、毎日の暑さから清涼飲料水、アルコールの取りすぎや、食欲不振からさっぱりした麺類中心の食事などで、エネルギー産生に必要な栄養素の摂取量が少なくなります
夏バテの症状は様々ですが、それをそのまま放っておくと、季節の変わり目、秋口には、頭痛、肩こり、胃腸障害、自律神経失調症などの症状が悪化していく場合もあります。このように体に様々な悪影響を及ぼす「夏バテ」を決して軽視することはできません。しっかりした予防対策が必要です。
夏バテの予防・解消には、エネルギー産生に必須な栄養素を充分に摂取すること、そして空調設備の寒暖差ストレスを少なくすることなどの対策が欠かせません。


■要注意:これだけ暑いと、秋にはバテる!


今年の夏は年間平均気温から考えて、梅雨明けも早く、秋の訪れも早いと予想します。夏場のこの時期に夏バテ対策を怠ると、夏の疲れが秋以降も継続することが考えられますので注意が必要です。

エネルギー産生の低下が夏バテを誘発する
先に述べたように、人の体は気温が高くなると体温を一定に保つよう反応し、熱を放射して体温
を下げようと試みます。この時に、エネルギーを消費します。最初のうちは、体温調節機能が上手く働きますが、毎日暑い日が続くと下記のような要因から体温を調節する自律神経の乱れやエネルギー産生低下が起り、暑さに適応できなくなるのです。これが熱中症~夏バテなどが起る原因となります。
夏バテ

夏バテ対策:ミトコンドリアスクエア
夏場は暑さで食欲がなくなり、あっさりしたものや冷たい飲み物ばかりを取ってしまいがちです。
すると体内でエネルギーに変える栄養素やタンパク質の不足が生じ、エネルギー産生の低下を引きおこします。エネルギー代謝に不可欠な栄養成分は、ビタミン類などの他に3つあります。
それは、「コエンザイムQ10」「αリポ酸」「L-カルニチン」です。これら3つの成分は、糖分(炭水化物=ブドウ糖)や脂肪などを細胞内でエネルギーに変えるために働いています。そして、これらの必須栄養素をエネルギーに変える時に必要な酸素の供給量に影響を与えるのが霊芝です。これが、理想的なエネルギー産生システム「ミトコンドリアスクエア」なのです。

  ◆霊芝と3つの栄養素の働き◆
  「霊芝」 ⇒血流を良くし、酸素の供給を上げる
  「αリポ酸」 ⇒糖を加工し燃焼しやすくする
  「L-カルニチン」 ⇒ミトコンドリアへ脂肪を取り込む
  「コエンザイムQ10」 ⇒エネルギー産生を促進する



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2011年7月22日金曜日

放射性物質セシウムから守る

止まらない! 食品による内部被曝

7月に入り、厚生労働省から「福島原発の事故から一年間で日本人が食品を通じて内部被曝する放射線量は事故前より25%アップする」という推計値が発表されています。また、6月末には、福島市に住む子供の尿から放射性セシウムが検出されました。厚労省は「食品からの被曝は、安全性の観点からは相当程度小さい」としていますが、本当でしょうか・・・。『低線量内部被曝の脅威―原子炉周辺の健康破壊と疫学的立証の記録 』の著者、ジェイ・マーティン・グールド氏は、「通常人類が曝されている自然の電離放射線と人為的な低線量放射線の場合とを混同してはならない。後者は、体内に摂取されると、どこかの組織に沈着することにより内部被曝することなのである」と言っています。つまり自然界に存在する放射線と異なり、放射性物質は放射線を出す「物質」であるため、体内に入り込むと内部から放射線を浴び続けることになるのです。「食物の表面に付着した放射性物質は呼吸、飲水、食事を通じて体内に摂取されて肺と胃から血液で運ばれ、全身のどこかの組織に沈着し、微量とはいえアルファ線、ベータ線などを長時間放射し続ける。そのため、体細胞が傷つけられて慢性の疾病をゆっくり進行させ、さらに生殖細胞が傷つけられて子孫に遺伝障害を残す」(肥田舜太郎・鎌仲ひとみ共著『内部被曝の脅威』より)とも。常に原発推進派は、被害を与えるのは体外からの高線量放射線だけで、体内に入った放射性物質からの放射線は低線量(微量)であり、被害はほとんど無視できると主張します。そして反対派は、内部被曝は体外被曝と全く異なるメカニズムで細胞を破壊し、微量でも重大な被害が起こると訴えます。内部被曝の問題は、これまでも放射線被害をめぐる加害者と被害者の国際的な規模での論争の焦点となっていて、現在でも「科学的根拠がない」として、被害者への補償が全くされていないという現実があります。微量の放射性物質が安全かどうかの問題は未だに法廷の場でさえ結論が出ない状況ですが、福島第一原発事故以降のさまざまな報道を見ても、私たちの身体に少なからず良くない影響が拡がりつつあるのは確かです。政府には《国民を被曝から守る》という観点から、詳しい調査や対応を望みたいものです。毎日欠かすことのできない食事ですが、毎回の食事のたびに、少しでも安心・安全なものを口にしたいという思いが強まってきているのを感じます。


■放射性物質セシウムから守る

福島原発事故で飛散した放射性物質。その中で小学生の尿から検出されたり、えさから内部被曝した牛など、現状最も問題なのがセシウムです。
セシウムの放射線を防いでおけば、今のところ大半の放射線の影響を受けることがセシウムの半減期は30年!<セシウムの半減期は30年ですが、体内に入れてしまうと成人男子で3ヶ月は体に残り被曝します。また何もしなければ体内半減期は約2年とも言われています。

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【セシウムからの防御方法】
 (1) 新たに内部被曝しないように、食材に注意し、風の日はマスクをする。
 (2)新陳代謝を盛んにして、放射線に注意しながら(自然のカリウムでも若干の放射性カリウムを含む)カリウムの食材を少しずつ摂る(セシウムの性質はカリウムに似ているため、体内から少しずつ"追い出す"ことができるといわれています)。
 (3)体力を維持し、栄養のバランスをとる。      
          (中部大学・武田邦彦教授)

一番の予防方法は、体内に入れないこと。
甲状腺の被曝予防の「ヨード剤」や、昨年暮れから日本でも発売されている「排泄促進剤」などが
話題になっています。しかし、いま私たちが最も確実に、最も簡単にできることは放射性物質を口に入れないこと、つまり食材の洗浄です。




『安心村(R)』で積極的に防御を!
和漢研の『安心村(R)』は、野菜など食材の洗浄・除菌商品です。カンピロバクターやサルモネラ菌、大腸菌などの殺菌試験で驚くべき結果を得た『安心村(R)』は、水洗いだけでは落ちにくい農薬・着色剤などの異物や粉じんも洗浄除去します。天然素材なので安心・安全、しかもお手ごろ価で、簡単スピーディ。水洗いとの差は歴然です。
食材の表面に付着している異物の除去は、『安心村(R)にお任せください。

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2011年7月21日木曜日

熱中症とチアノーゼ

「夏に代謝があがる」はまちがい?

いやぁ~暑いですねぇ。今年の夏は猛暑が続き、それに加え節電への協力でクーラーの温度を高く設定している等のため、熱中症には特に気をつけていかなければなりません。7月12日の時点で、すでに熱中症による救急車での搬送は去年の3倍にも増えています。これだけ暑いと仕事終わりのビールも最高に美味しいですよね! 汗もかき過ぎるくらいかいてるし代謝も上がっているから大丈夫!!‥‥なんて思っていませんか!? 実は、夏は一年の中で基礎代謝が一番落ちる時期なのです。人間は恒温動物であり、常に体温を一定に保とうとします。冬は外気温が低いので、体温保持のために体内における熱の生産・発散が活発になり、基礎代謝は高くなります。逆に、夏は外気温が高く、体温を保つための熱の生産・発散の必要性がないので、基礎代謝は低くなるのです。夏は冬にくらべ、なんと10%もダウンするといわれます。しかも、暑さのせいで大量の汗をかきます。その汗の中には、ビタミンやミネラル、カルシウム、マグネシウムなどが含まれていて、身体に必要な「栄養素」を失っていくのです。これにより、『夏バテ』を引きおこします。そして、食欲がなくなりあっさりした(栄養価が低い)そばや、そうめん、冷たい飲み物(身体を冷やす)などを好んで摂るようになり、体力が回復する事もなく、慢性的な疲労に陥っていくのです。これが夏の「負のスパイラル」といわれています。健康な状態で猛暑の夏を乗り切るには、しっかりとした水分補給と栄養価の高い食事を摂ることが必要ですが、もうひとつ大切なのが体温調節には欠かせない、自律神経です。自律神経は炎天下でもクーラーの効いた部屋でも注意しないと異常をきたします。自律神経の乱れから体温調節の低下→血液循環の異常により熱中症特有の症状があらわれます。夏の身体、健康管理は大変です。皆さんもぜひ気をつけて下さいね!!


■熱中症は、発汗・循環機能等、
        身体の恒常性維持作用の異常


熱中症は、年齢を問わず起こりうる症状です。発汗や循環機能等、身体の恒常性維持作用に異常をきたし、体温調節に支障をきたす様々な身体の不調を総称した「症状」です。体温調節機能が作用しなくなると、発汗による蒸発や皮膚からの熱放出を通じた体温調整力が崩れ、本来ならば暑いときも寒いときも一定に維持される体温が上昇し、体の中に熱がこもってしまいます。

熱中症→循環機能異常→チアノーゼ
チアノーゼは、皮膚や粘膜が青紫色である状態で、一般に、血液中の酸素濃度が低下した際に、爪床や口唇周囲に表れやすいのが特徴です。呼吸器疾患があると、還元ヘモグロビン(酸素が付いていない)がうまく酸化(酸素が付いている)されなくなるのと同様に、循環機能に異常がある場合、末梢毛細血管における血流の低下により一部あるいは全身にチアノーゼとして現れます。

チアノーゼ~血栓症、
  対策は血流の循環機能の正常化と酸素の供給量UP

夏のこの時期、血液循環機能の異常からチアノーゼが現れ、血栓症を発症すると脳梗塞、心筋梗塞の原因にもなりかねません。炎天下でもエアコン環境の中でも体温調節異常→循環機能異常が起りうることは、十分考えられます。実際、家の中でも就寝中でも起きています。実は、血栓症は冬より夏のほうが多いので注意が必要です。
また、この時期は人間だけでなく、ペットの犬のチアノーゼ症状が多くなっています。

霊芝の血液循環への影響に関するデータ
霊芝は、下記のデータがあり、血液循環に関して良い影響があるといわれています。
*霊芝のラット赤血球膜の流動性及びGhosts Reseal Ability形成への影響
*霊芝ヒト赤血球変形能への影響  
*霊芝の血栓形成への抑制作用*霊芝の赤血球凝集性への影響  
*霊芝の赤血球の2.3-DPG産生への促進作用
*霊芝の患者爪上皮微小循環への影響  etc


★ペットには和漢研の霊芝商品『犬・猫・小動物用HM真菌』をおすすめします。


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愛・感謝 五月雨ジョージ

2011年7月15日金曜日

夏に血栓症?

夏に血栓症?

日本人の死因トップ3は、ガン(悪性新生物)心疾患脳血管疾患です。
そのうち心疾患は心筋梗塞が、脳血管疾患は脳梗塞が大きな割合を占めています。これらは、血管内にできた血液の塊「血栓」が引き起こすもので、ガンに並ぶほどの死因とされています。
猛暑が続く今年の夏ですが、夏には熱中症だけでなく、気をつけなければいけないのが、これら「血栓症(脳梗塞、心筋梗塞)」なのです。血栓症は、特に夏に発症率が高く、死亡率や後遺症が残る恐れが高い病気なので、より一層注意が必要ですしかし、脳梗塞などの血栓症は、冬の寒い時期のイメージが強く、調査でも、血栓症の発症イメージが「冬」と答えた人(81%)は、「夏」と答えた人(13%)を大きく上回りました。
夏の病として最も多くの人が気をつけている病気は「熱中症」で、66%の人が意識的に予防を心掛けていると回答しています。一方、血栓症に気をつけていると答えた人はわずか9%でした。脳梗塞死亡率が最も低い平均気温27-29℃間を基準(1倍)とした時、平均気温が32度に上昇すると死亡率が1.66倍に急増したとの海外の研究報告もあります。
こまめな水分補給が重要ですが、「暑さで喉が渇いたときに飲みたくなるものは?」という質問に対し、男性の37%は「ビール」または「お酒(ビール以外)」と回答しています。夏、仕事やスポーツの後に冷えたビールで喉を潤すのは最高です。しかし、アルコールには利尿作用があり、喉が渇いている時に飲んでしまうと、体内の水分が奪われ、逆に血栓症になりやすい状態を作ってしまうのでお気をつけください。
夏は熱中症だけでなく、血栓症対策もお忘れなく!


■霊芝と血栓

血栓

血栓とは、血管の中にできる血の塊のことです。血栓の仕組みは、まず、血管が傷ついたり動脈硬化になって狭窄ができると、そこに血小板が集まって互いにくっつき合って固まります。しかし、これだけでは止血が不十分な場合は、次に、正常時に血液中に溶けているフィブリノーゲンというタンパク質が「フィブリン」(線維素ともよぶ)という固形に変化し、さらにしっかりと血管の破れた場所を止血します。それを土台にして、破れた血管壁の細胞が増殖し、血管は修復されます。このフィブリンが血栓の正体なのです。
血栓に対するファーストチョイスは霊芝!

霊芝の実験的血栓形成への影響
動物の動脈血液中になんらかの原因があった場合、血小板が凝集して血小板血栓を形成します。従って血小板の付着、凝集能の促進は血栓を形成し、逆に付着、凝集能が抑制されると血栓は形成されにくいのです。
ラット血栓
霊芝は、血栓を溶かすのではなく、形成し始めると次から次へと形成していく
血栓に影響を与えます。血栓ができやすい状態なる場合や夏の血栓対策に
は、血栓形成抑制に期待ができる霊芝をお薦めします。

夏こそ霊芝です!


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愛・感謝 五月雨ジョージ

熱中症対策:熱疲労と血液循環

熱中症とサマータイム

11日の東北を最後に、たった20日間、史上2番目の短い梅雨が明けました。
その途端に猛暑が続いていますので、今年も熱中症には要注意です。

昨年の熱中症による死者は、統計を取り始めた1964年以降で最多になったそうです(厚生労働省まとめ)。年齢別にみると、65歳以上が8割を占め、他の年齢層を大きく上回っています。都道府県別では、東京都、大阪府、埼玉県の順でした。
ところが、先月6月に熱中症で病院に運ばれた人は、全国で昨年同月の約3倍に上ったことがわかりました(総務省消防庁の統計=速報値=)。今年は、昨年の記録を更新することは間違いなさそうです。今回の調査で、熱中症になった場所は、家の中が45・6%と最も多く、中には、朝、目が覚めたら熱中症になっていたという例もあるそうです。ある女性の場合、午前8時ごろ目が覚めたとたんに気分が悪く、体温は38度、夫の通報で救急搬送。結果、熱中症と診断され10日間入院しました。その夜は25度を超す熱帯夜で、女性は昼間エアコンを使っていましたが、寝るときに切ったそうです。エアコンで熱中症対策といきたいところですが、今年は“節電の夏”でもあるので、そうもいきません。


そして、今年導入する企業が増えているのが、時計の針を1時間程度進める「サマ―タイム」。このサマータイムについては、不眠症治療の専門医らでつくる日本睡眠学会が、「健康への悪影響が大きく、節電効果が乏しい」との理由で制度反対の提言を近くまとめるそうです。このように、節電で制度導入の動きがある中、健康面の悪影響省エネ効果の乏しさを指摘する論文が国内外で増えており、「弊害の大きさがより鮮明になっている」としています。
欧米などの70か国以上が実施しているサマータイムですが、同学会によると、欧米での調査では、サマータイムによって睡眠時間の短縮、睡眠の質の悪化がみられ、朝起きるのが苦手な夜型人間は4週間たっても生体リズムが同調しなかったという報告もあります。また、帰宅後の冷房使用が増えて節電につながらず、米国では消費電力が1~4%増えた例も伝えられています。

今年の夏は「節電~睡眠の質の悪化」という悪条件の中、温熱ストレスに耐えなければなりませんが、熱中症の症状のひとつに「熱疲労」があります。長時間、温熱ストレスを受け続けると、血液の循環が悪くなり、体温の調節が不調になります。このため、めまい、吐き気、疲労感・虚脱感など体の異常が表れることがあるのです。


■熱中症対策:熱疲労と血液循環

ご存知のように、血液は血管内を流れ全身を循環しています。「熱」は主に身体の深部の筋肉や内臓などで作られますが、その熱を身体内に運ぶ役割を担っているのもやはり血液です。
身体の深部の筋肉や内臓などを走る血管を通るときに血液は熱を吸収し、身体の表層部の皮膚を流れる血管(皮膚血管)を通るときに血液は熱を放出し、皮膚から熱は体外に放出されるのです。

血管拡張→血流量増加→体温を下げる
暑い環境の中で体温が高くなると、皮膚血管が拡張し血液が通りやすくなります。すると、皮膚血管を通る血液の量が増加しそれに伴い熱の体外放出量も多くなるため、体温が下がるのです。

脱水状態→血流低下→熱疲労
暑さや運動などのため大量に発汗するような場合には、体内から水分が失われ脱水状態となり、全身を循環する血液量(循環血流)も減少します。皮膚血管の拡張と循環血流量の減少により血圧は低下します。そして、めまい、頭痛、脱力感などの症状が表れて熱疲労(熱消耗)となるのです。さらに失神することもあります。これは「熱失神」と呼ばれ、悪化するとショック状態となって命に関わる場合もあるので注意が必要です。

血液循環の環境悪化が
     エネルギー産生の低下を招く

熱中症とまではいかなくとも、この時期は暑さのために血液循環が悪化している可能性があります。そして、血流の低下はエネルギー産生に必要な栄養素や酸素の供給量を減少させ、その結果、体力が低下して慢性的な疲労を抱えることになります。

体温の調節や水分・塩分などのバランスも大切ですが、血流促進エネルギー産生の事も考えて、正しい熱中症対策をして下さい。


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愛・感謝 五月雨ジョージ

2011年7月8日金曜日

食中毒の知識

食中毒の多発する季節!

高温多湿なこの時期は、細菌が増殖し食中毒の発生が多くなります。
食中毒の原因は、細菌、ウイルス、化学物質、自然毒の四つです。厚生労働省の調査によると、昨年1年間の発生した食中毒のうち細菌性食中毒が46%で最も多く、次いでウイルス性が32%、フグ、キノコなどによる自然毒が11%だったそうです。これからの時期は、特に細菌性の食中毒に注意が必要です。
細菌性食中毒で最も多いのが「カンピロバクター」によるもので、この細菌は主に鶏の腸管内などに生息し、少ない菌量でも食中毒を発症します。また、もうひとつ食中毒の原因として多いが「サ
ルモネラ菌」
です。この菌は動物の腸管に多く生息し、特に鶏肉、卵が汚染されやすいといわれ
ています。
そして、肉の生食に対しては、ついに厚生労働省が新基準を出しました。98年に設けた衛生基準では、細菌は肉の表面に付着していると考えられ、表面を削るトリミングをすれば生食用として提供できるとしていました。しかし、国立医薬品食品衛生研究の調べで、牛肉は熟成が進むと表面に付着した細菌が内部に浸透することがわかりました。解体4日目で1㌢も内部へ入り込むそうです。
「トリミングは有効だが、菌をゼロにはできない。内部の菌をどうするかが今後の論点だ」(国立感染症研究所:渡邉 治雄所長)。生食が人気の牛のレバーですが、そこに存在する腸管出血性大腸菌とカンピロバクターが原因でよく食中毒を起こします。カンピロバクターは胆嚢で増殖し肝臓に逆流します。そのため肝臓内部にも入り込むので菌の排除が難しいそうです。鶏肉の場合、カンピロバクターは腸管に生息していて、効果的な感染防止策が難しく感染の確立が高くなっています。食品安全委員会が小売店で売られていた生の鶏肉を調べたところ、カンピロバクター感染率は平均66%、レバーなどの内臓は45%だったことがわかりました。
また、野菜については、仕出し弁当の千切りキャベツから大腸菌が検出された例もあります。野菜などの農作物の場合、土壌からだけでなく、井戸水や河川水からの汚染が心配されています。


■『安心村(R)』で野菜の洗浄・除菌を!

和漢生薬研究所の野菜の洗浄・除菌商品『安心村(R)の強アルカリ性水溶液は、その洗浄力により、一般生菌・カビ菌・食中毒の原因菌などが取除かれます。さらに、抗菌コーティング効果と腐食抑止力で鮮度が落ちにくく、食品の日持ちが向上します。

食品の表面に付着しているワックス、防腐剤、着色料などの添加物や、農薬、環境ホルモンなどは、免疫の低下、アレルギーなどの原因のひとつになっています(※有害物質を年平均3~4Kg摂取しているといわれます)。『安心村(R)は、人体に不必要なこれらの有害物質を取除きます。

安心村


食材本来の旨み・味がよみがえる!
表面に有害物質が付着した食材をそのまま食べていたのでは、本来の味を損ねます。『安心村(R)で食材に付着している有害物質を取り去ることで、食材本来のおいしい味が蘇るのです。

『安心村(R)』エビデンスデータ速報!
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日本食品分析センターより、『安心村(R)の「カンピロバクター」「サルモネラ菌」に対するデータが明らかになりました。『安心村(R)各希釈液での試験において、カンピロバクターの生菌数が30分後には100以下に、同じくサルモネラ菌に対しても生菌数10以下になったという驚くべきデータの結果速報が入ったのです。
その他、大腸菌、黄色ブドウ球菌、白癬菌、レジオネラ菌、枯草菌、真菌類などに対してのデータがあります。


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愛・感謝 五月雨ジョージ