2011年10月14日金曜日

身近に迫る紫外線の害!

身近にも拡がるオゾンホール

米カリフォルニア州の知事は、14~18歳の若者が「日焼けマシン」を使うことを全面的に禁止する法案に署名しました。未成年者の日焼けマシン使用については、ほとんどの州が何らかの規制を設けていますが、カリフォルニアが最も厳しいケースとなりました。

米国以外では、ブラジルがすでに日焼けマシンの全面禁止に踏み切っています。その背景には、世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関が、09年に紫外線を出す日焼けマシンについての研究で、20件以上の論文を調べた結果を発表したことがありました。日焼けマシンを30歳未満で使い始めると、皮膚がんのリスクが75%高くなることが分かったと発表し、発がんリスクの分類を5段階中最高のグループに引き上げていたのです。

そんな紫外線の害の心配が身近にも起ってきています。今春、北極の上空で、南極のオゾンホールに匹敵する深刻なオゾン層の破壊が起きたことが、日米な9カ国の国際研究チームの調査でわかったのです。観測は史上初めてなのですが、北半球は緯度が高い地域にも人口が多く、本来はオゾン層で遮られる有害な紫外線の増加が懸念されていました。調査の結果、4月上旬、北極圏の成層圏で、もともとあったオゾンのうち最大で80%が失われていることがわかりました。南極ほど濃度は薄くなっていませんが、北極はもともとの濃度が高いため、破壊された量は南極のオゾンホールに匹敵していました。 気象条件の違いから、北極は南極のような大規模なオゾンホールはできないと考えられていましたが、研究に加わった国立環境研究所 地球環境研究センター 地球環境データベース推進室・中島英彰室長は「南極で観測されていたオゾンホールが、北極にも出現したといえる」と話しています。 影響で3~4月にスカンディナビア半島やロシア北部で成層圏中のオゾンの濃度が低くなった領域が広がり、人の居住する地域でも有害な紫外線が増加したとみられています。オゾンが薄い領域は「かけら」のようにちぎれて日本の本州付近上空も通過したもようです。


■身近に迫る紫外線の害!

紫外線には下記のように3種類あります。

UV-C…大気層(オゾンなど)で吸収され、地表には到達しない。
UV-B…ほとんどは大気層(オゾンなど)で吸収されるが、一部は地表へ到達し、皮膚や眼に有害である。日焼けを起こしたり、皮膚がんの原因となる。
UV-A…UV-Bほど有害ではないが、長時間浴びた場合の健康影響が懸念されている。

※オゾン層の破壊などにより有害なUV-Bが降り注ぐ量が増加している。

秋は意外と多い紫外線量!
この時期の秋の紫外線量は、春や夏に比べて空気が澄んでいる分、直接肌に降り注ぎ光老化が心配です。光老化とは、紫外線などで肌細胞がダメージを受けることで進行する肌の老化のことです。新陳代謝が衰え、コラーゲンなどの生成が減少して、肌の弾力が低下したり角質が厚くなったりします。
また、目の水晶体が白く濁る白内障は、加齢だけが原因ではありません。紫外線に当たることで水晶体のたんぱく質が変化して、白内障になることもあります。そして、水晶体は数少ない毛細血管がない領域のため、損傷すると修復が難しいのです。

紫外線から目を守る
日中の薄い雲ぐらいではUV-Bの80%以上が透過してしまいます。建物の中にいれば、紫外線は屋外のおよそ10%以下になり、屋外でも帽子の着用で20%減少します。外出時、紫外線からの目の保護にはUVカット機能を持った眼鏡やサングラスの着用が有効です。

【紫外線対策】
光老化のお肌対策は、アミノ酸スコア100のコラーゲンペプチドを使用した『薬膳の素』。目から入ってくる紫外線のような光酸化ストレスは、「目を閉じて休める(光を遮断する)」ことによって目に対してのストレスが軽減されることになります。「目のストレスフリー」対策としては、強制的に光や紫外線を遮断しストレスを軽減する“高機能アイマスク”です。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

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