2012年6月25日月曜日

熱中症対策には水分とたんぱく質


節電の夏、今から始める熱中症対策!

6月としては8年ぶりに各地に被害をもたらし、日本列島を縦断した台風4号が過ぎた途端、各地で今年一番の猛暑に見舞われました。関東では「高温注意情報」を発表した地域があり、熱中症への警戒が必要となりました。同情報の発表は今夏、全国で初めてということです。
 原発問題が浮上している今年の夏は、節電がいっそう求められますが、そんな中、気をつけたいのが熱中症です。実は、梅雨の今こそ熱中症対策を始めるチャンスなのです。

 発汗を促すなど、暑さに強い体づくりを心がけることを専門家は勧めています。湿度が高いと熱中症になりやすいため、今回のような急な晴れ間には注意が必要です。熱中症は夏の盛りになりやすいと思われがちですが、「梅雨の晴れ間や蒸し暑いときも要注意だ」と国立スポーツ科学センタースポーツ医学研究部・小松裕副主任研究員は言います。湿度が高いと、汗が乾かず、体温が下がりにくくなるのがその理由です。特に急に温度が上がる梅雨の晴れ間や梅雨明け直後は注意が必要です。消防庁によると、梅雨の晴れ間で各地で真夏日になった昨年6月28日、全国で約730人が熱中症で救急搬送されたそうです。
 心がけたいのはこまめな水分補給です。「外出前や就寝前、運動前など、何かをする前にコップ1杯の水を飲むようにする」(小松副主任研究員)ことが大切です。少しずつ水分を取った方が水分の吸収はよくなります。人間は体の水分の2%程度を失ったときに「喉が渇いた」と感じます。渇きを覚えたときにはすでに脱水症状が進んでいるかもしれないのです。

 一方、梅雨は漢方医学では「水毒」「水滞」の季節といわれます。胃や胸、腹などに水がたまり、余分な水分が排せつされないとされています。むくみの傾向がみられ、梅雨明け後に、体のだるさや疲労感が出ます。医師で横浜朱雀漢方医学センターの顧問を務める小菅孝明氏は「梅雨時こそ夏バテの原因がつくられる。こまめな水分補給は必要だが、体が欲する以上にとる必要はない」と説いています。

 そして、意外に見過ごされがちなのが、睡眠の重要性です。睡眠は不足すると疲れがたまり、熱中症にかかりやすくなるといわれます。寝苦しくなる夏に入る前に早寝早起きを習慣づけて、生活のリズムを作っておくのが良いでしょう。習慣づけには脳内ホルモン・セロトニン活性による体内リズムが大切です。

■梅雨の熱中症対策は血流とたんぱく質

気温が高いこの時期、皮膚では毛細血管に流れる血流量を増やして、体表から放散する熱を増やすことが行われています。さらに、体表に汗の分泌を増やし、汗の水分が気化していく際に奪われる気化熱によって体表の温度を下げ、体内からの熱の放出がより効果的に行われるようになっています。

脱水状態→血流低下→熱疲労

暑さや運動などで大量に発汗するような場合には、体内から水分が失われ脱水状態となり、全身を循環する血液量(循環血流)も減少します。皮膚血管の拡張と循環血流量の減少は、血圧の低下を起こし、めまい、頭痛、脱力感などが見られる熱疲労(熱消耗)となります。失神することもあり、熱失神と呼ばれます。悪化するとショック状態となり命に関わる場合もあります。
 適度な水分補給と体温調節を行う皮膚の微小循環の血流を良くしておくことが熱中症対策には必要です。

たんぱく質が血流量を増やす!

たんぱく質をとるとアルブミンが合成されます。アルブミンには水分を保持する働きがあるため、血液中にアルブミンが増えると、水分が引き込まれ、血液量が増えるのです。血液は、汗の材料でもあるため、血液量が増えると、汗をかきやすくなったり、皮膚血流の増加による熱放散をしやすくなったりして、体温が上がりにくい体になるのです。

梅雨のこの時期に始めよう!

人間は体温が上がると、体の表面に血液を多く回して放出する熱量を増やします。「たんぱく質や糖分が血液の量を増やし、体温を調節する機能が改善する」(信州大学・能勢博教授)。能勢教授は高齢者を7人づつ2組に分け、片方はウォーキングだけ、もう一方はウォーキングの後にたんぱく質を含むサプリメントを飲んでもらうという実験を行いました。2カ月後、サプリメントを飲んでいたグループ全員の血液が200ミリリットルほど増えていたそうです。「体質改善には、ある程度の期間が必要なので今すぐに始めてほしい」と語っています。

この時期のたんぱく質補給にお勧めするのは、『薬膳の素』(和漢生薬研究所)などの良質のコラーゲン商品です。


いつもありがとうございます。
愛・感謝 五月雨ジョージ

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