2012年8月24日金曜日

いびきと高血圧


いびきと高血圧

血圧は一日中一定ではありません。「早朝や夜間に血圧が高いと、脳卒中などのリスクが高まる」、とは自治医科大学・苅尾七臣教授。
 朝、血圧が急に上がるのが早朝高血圧です。教授らが高齢者約500人を平均41ヶ月追跡した調査では、上の血圧が就寝前よりも早朝が20ミリ以上高くて、朝夕の平均が13ミリ以上の人は、正常血圧の人に比べて脳卒中リスクが6.6倍も高かったそうです。また、昼間に血圧が上がる人に職場高血圧というのがあり、仕事中に職場のストレスなどによって血圧が高くなります。

 そして、睡眠中に上がる夜間高血圧というのもあります。原因のひとつとして睡眠時無呼吸症候群(SAS)が関係しています。SASは睡眠中の無呼吸が原因で、昼間の眠気や集中力の低下などを起こす病気です。無呼吸とは、呼吸が10秒以上停止した状態を指します。気道がふさがって無呼吸状態になり、呼吸が再開する時に大きないびきが出ます。千葉大呼吸器内科・巽(たつみ)浩一郎教授によると、SASの患者には高血圧の人が多いとのこと。睡眠中に無呼吸や低呼吸を繰り返していると体がたびたび酸素不足になり、結果として血圧の上昇を招き心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。「激しいいびきや眠気があって高血圧の人は一度受診してほしい」。
 いびきは、のどを中心とした上気道が狭いと粘膜が振動して出る音です。肥満や口呼吸、女性ホルモンの低下などが原因のこともありますが、該当しない場合は注意が必要です。いびきをかいていると熟睡しているように見えるのですが、実は眠りが浅く、睡眠の質が低下している場合が多いそうです。
 「いびきの音が大きい人は、それだけ一生懸命に呼吸の努力をしているということ。このため脳が目覚めてしまい、深い眠りに入りにくい」(巽教授)とのことです。
 若い頃はいびきなどかかなかったのに、歳をとってからかくようになったという人は注意が必要です。

■高血圧と睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的に繰り返され、その結果十分に睡眠がとれず、日中の眠気、集中力の低下などの症状が表れます。放置しておくと、無呼吸に伴う低酸素やストレス等の影響高血圧心筋梗塞脳卒中などの心血管系 疾患を引き起こすと言われています。
 睡眠中、口を開ける“口呼吸”になると、舌根の沈下をもたらし、いびきや気道閉塞による閉塞型睡眠時無呼吸症候群になる場合もあります。

高血圧に対する「霊芝」のエビデンス(科学的根拠)!

霊芝の高血圧患者の血圧(kPa)への影響


 霊芝の高血圧への治療効果及び作用を検証するために、Ⅱ期高血圧患者(1カ月以上降圧剤を投与された、降圧作用が現れていない患者)を集め、霊芝を併用した。
結果は、霊芝の併用により、顕著な降圧への影響が認められた。【1kPa=7.5mmHg】

【SAS対策】

SASの無呼吸に伴うストレスや、睡眠障害等の影響による高血圧および心・脳血管障害に対して、「霊芝」には、上記のような高血圧対策の他、血栓・酸素の供給に影響するデータも持っています。
 SASは睡眠の質の低下も招きます。睡眠を促すためのホルモンであるメラトニン。そのメラトニンの原料といえるのがセロトニンです。セロトニンは、体内リズムの朝の目覚め(昼間の健康的な活動)に影響し、そして、夜の睡眠(質の良い睡眠)に影響するのがメラトニンなのです。体内リズムを正常に行い、脳内の総合指揮者と呼ばれる神経伝達物質、それがセロトニンです。そして、セロトニン活性に影響を与えるのがリラックスハーブ「ラフマ」です。


★緊急情報===================================

米国の西ナイル熱、過去最高の流行!

 今夏、米国における蚊を媒介とする感染症西ナイル熱の流行は、過去最大規模のものです。8月21日までの患者数は、1,118件で、41人が死亡しました。
 感染症の対策にあたっている米疾病対策センター(CDC)のライル・ピーターセン博士によると、「感染例はもっと増えると予想している」とのこと。今年の大流行の原因は不明だが、暖かい天候が人に感染しやすい条件を作ったと見られています。
 感染症対策に関しては、「本説伝」8月9日号にて解説しています。参考にして下さい。

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いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ


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