2012年11月30日金曜日

ミトコンドリア・対策編②


抗酸化酵素とエネルギーの関係

「昨日の自分と今日の自分は違う」
 一日で見違えるほど容姿が変わることはありませんが、人の細胞は1日でも変化があります。
 人の体は約60兆個の細胞が定期的に入れ替わることで生命活動を保っています。年齢や個体によっても差がありますが、おおよそ1日200個に1個の割合(0.5%)で細胞は新しいものに入れ替わっています。この入れ替わりのためには、細胞は自分のコピーを作らなくてはならないのですが、この時にコピーのミスが生じ遺伝子を傷つけてしまいます。
 この遺伝子の傷を作るのは、他に放射線や紫外線、発ガン物質などもあります。しかし、一番の原因はやはり活性酸素です。活性酸素が体に有害なのは、酸化力が強く、細胞を内部から傷つけてしまうからです。この傷が病気や老化に関与しているものの人間がおよそ120年もの寿命を誇っていられるのは、この傷を修復する生体システムがあるからです。
 ひとつは「遺伝子の修復能力」です。コピーミスや外的要因によって生じる遺伝子の傷を察知して修復し、できないものは廃棄するという機能があり、この機能は他の動物より優れています。
 そして、もうひとつが活性酸素を取り除く「抗酸化酵素」を作ることができることです。体内で合成される抗酸化酵素には、グルタチオンペルオキシダーゼ(GSH-Px)、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)、カタラーゼの3つがあります。この3種類の酵素が連係して「活性酸素」を除去してくれます。SOD酵素は、活性酸素を処理する過程で過酸化水素を作ってしまいますが、GSH-Pxは、活性酸素を除去しさらに過酸化水素を水に変える働きをします。また、過酸化脂質を含む過酸化物の処理も行うので、細胞膜や細胞小器官(ミトコンドリアなど)を構成する脂肪酸や遊離脂肪酸が酸化するのを防ぐ重要な働きもします。
 しかし、いくら修復する生体システムがあっても、加齢とともにその機能が衰えてきます。その結果、修復しきれなかった遺伝子の傷が蓄積して老化が進みます。老化には個人差がありますが、その原因はやはりエネルギー不足になります。人は遺伝子を修復したり、抗酸化酵素を作り出したりするにもエネルギーを必要とするのです。 


細胞内器官ミトコンドリア・対策編②

活性酸素と抗酸化酵素

体内には、活性酸素に対処するグルタチオンペルオキシダーゼ(GSH-Px)やSOD、カタラーゼなどの抗酸化酵素があります。中でもGSHーPxは、体内で作られる非常に強い抗酸化作用を持つ物質で、活性酸素を除去する機能があります。

抗酸化食品と抗酸化酵素は違う!

ビタミン類やSOD様食品といわれる抗酸化食品は、細胞内酸化物質ミトコンドリア内酸化物質の除去には無力です。
 健康食品で「抗酸化」という言葉を使いますが、細胞内で働く本当の抗酸化作用があるのは抗酸化酵素であり、食品の抗酸化とは違うものなので注意が必要です。

霊芝と抗酸化酵素

通常の抗酸化物質と比べるとGSHーPxは、ただ活性酸素を分解するだけでなく、ここでできた不安定な酸素を水に還元する効能があります。また、不安定な酸素をも還元する効能があります。また、不安定なし、更に活性酸素が作られることを予防することができます。そのためGSH-Pxは、抗酸化作用を持つ物質の中でも非常に強力なものと言われています。

GSH-Pxの活性が顕著な霊芝

※参考資料「HM真菌 エビデンス」(微小循環研究所刊)

 上記のデータのように、霊芝は抗酸化作用に期待が持てる抗酸化酵素のGSH-Pxの産生と活性に影響します。
 さらに康復医学学会が開発した「テラフォトン調整法」によって、生命波といわれる「テラヘルツ波」を有効的に体内に取り入れることで、ミトコンドリアの活性化に影響を与え、活性酸素対策に期待ができます。
 このように特定生薬類似食品「霊芝」+最先端医学「テラフォトン療法」の組み合わせは、康復医学学会が提唱する基本的な康復療法です。

※「テラフォトン調整法」については、『康復医学大綱』(微小循環研究所出版局刊)の63ページ参照



いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

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