2013年6月27日木曜日

霊芝は酸素!⑦

世界遺産“富士山”に潜む問題

ユネスコの世界遺産委員会は、日本の富士山を、静岡県の三保松原を含めた形で世界文化遺高山病なども大きな問題になっています。
産として登録することを決めました。大変喜ばしいことではありますが、同時に登山者の問題がクローズアップされています。登山者が多すぎることもさることながら、無理な登山スケジュールや軽装登山などで、遭難の心配や

 高山病は、登山でエネルギー消費が大きくなり酸素の需要が増すのに反比例して標高による酸素濃度の低下が原因です。酸素の体内補給が減少することで障害を起こし、心臓の動悸が激しくなり、めまい呼吸困難が起こる現象です。また、標高が高くなると気圧が低くなります。気圧が下がると同時に血圧も下がり、他にも症状が出てきます。最近の研究では、神経痛、リウマチ、古傷の痛み、脳出血、心筋梗塞などは低気圧によって引き起こされると報告されています。

 このように、普段は平地に住んでいる人が高いところに登った際に生じる障害を「急性高山病」と称します。また、その土地に永く生活している人がかかる「慢性高山病」というのもあります。酸素不足を補うため、体が酸素を運ぶ赤血球を過剰に生成します。しかし、赤血球が増加しただけで、酸素供給を促す“2,3‐DPG”が増えたわけではないので、細胞レベルでの酸素の増加はありません。逆に過剰に生成された赤血球によって血液が濃くなり(多血症)、血栓が形成されやすくなることがあります。また、心臓が血液を十分に送り出すことも困難になり、酸素供給の低下を招いてしまいます。急性高山病のような症状が都市部の低地で起ることは考えにくいですが、環境破壊による二酸化炭素の増加、酸素の減少などで、将来的に起りうる可能性も否定できません。また、ストレスや生活習慣、疾患などで血流や微小循環の機能が低下し、細胞レベルで酸素の供給量が低下することは十分に考えられます。


霊芝は酸素!⑦

■酸素不足:高山病と肺気腫

今回、世界遺産に指定された富士山山頂の酸素濃度は約13%です。標高8,848mのエベレスト山頂は約7%といいます。エベレストにチャレンジする人は少ないですが、富士山をはじめ、1,800~2,500mを越える地域への旅行や居住でも、十分に高山病の危険があります。
 また、酸素濃度21%の平地でも、生活環境における酸素濃度の低下や、ストレス、生活習慣、様々な疾患などによって体内酸素の供給量は減少します。この酸素供給量の増加に影響するのが、2,3-DPGなのです。つまり、2,3-DPGの産生を促進させること、それこそが体内の酸欠供給に対する有効策なのです。

≪酸素濃度と人間に表れる症状≫
 酸素濃度【16%】: 呼吸脈拍増、頭痛悪心、はきけ、集中力の低下
 酸素濃度【12%】: 筋力低下、めまい、はきけ、体温上昇
 酸素濃度【10%】: 顔面蒼白、意識不明、嘔吐、チアノーゼ
 酸素濃度【 8%】: 昏睡
 酸素濃度【 6%】: けいれん、呼吸停止

●酸素不足から肺気腫へ

肺にはガス交換のための毛細血管が無数に走っています。肺の毛細血管には元々小さな穴が細胞のまわりは水浸しになり、やがて肺胞や気管支に水が溜まっていきます。この状態が肺水腫です。
開いていて、血液中の水分(血漿)が血管外に染みだして灌流することにより、周囲の細胞に酸素や栄養分を補給し、老廃物を回収しています。正常な状態では染み出す量と戻る量はつり合っていますが、酸素不足で、赤血球が増加したり一酸化窒素の減少、毛細血管の収縮したりするのが原因でバランスが崩れてしまいます。その結果、染み出す量が上回ると、

 自覚症状では、呼吸困難、特に横になると息苦しい(起き上がると楽になる)、夜中に突然息苦しくて目が覚めるなどがあります。また、進行すると皮膚や口唇は紫色になり(チアノーゼ)、冷や汗をかいてショック状態に陥ることもあります。 

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 通常の酸素濃度の状況下でも、血液粘度の上昇・毛細血管の収縮などで微小循環の酸素供給メカニズムが低下することにより、細胞レベルでは様々な変化が起こりうる場合があります。

 康復医学学会の主要研究テーマの一つ「HM-3000(特系霊芝)」は、血流の改善や酸素供給量の増加に関わるエビデンス(科学的根拠)とデータを持っています。過去、チョモランマで無酸素登頂に成功した中国人が、日頃から「霊芝」を飲んでいたというニュース記事が話題になった事がありました。これはまさに、霊芝の2,3-DPG産生効果を裏付ける証と言えるのではないでしょうか。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

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