2013年7月6日土曜日

霊芝は酸素!⑩

赤血球、多すぎても酸欠を起こす?

血液に異常があると、その状態はまず顔にあらわれます。
 酸素を運ぶ赤血球のヘモグロビンが減少すれば酸欠を起こし蒼白化してきます。顔面だけでなく皮膚の血色も失われて悪くなります。これは、ヘモグロビンが減少しても、酸素をたくさん必要とする臓器や組織には多くの血液を流さなければならないので、酸素をあまり必要としない皮膚の血液が不足してしまうからです。赤血球の減少→ヘモグロビンの減退→酸素運搬能力の低下という流れから、身体の各部に酸素欠乏に伴う症状がみられるようになります。その代表的なものは立ちくらみで、めまいがあらわれることもあります。これらの症状は、貧血時に良く見られます。

 しかし、貧血とは逆に赤血球が増加する病気があります。それが多血症です。赤血球の量は赤血球数やヘモグロビン量で表すため、発汗、下痢、脱水などで血液が濃縮するとこれらの値は増加しますが、この場合は多血症とは呼びません。体内に存在する赤血球量(循環赤血球量)が真に増加した状態を多血症と定めています。これには赤血球が腫瘍のように増殖する真性多血症、まれですが家族性多血症、他の原因により反応的に起きる二次性(続発性)多血症があります。二次性多血症は、高血圧、肥満、高尿酸血症などを伴う中年男性で、ストレスが強い場合に赤血球数やヘマトクリットが増加することが報告されており、ストレス性赤血球増加症(ストレス性多血症)と呼ばれます。赤血球が増加すると、赤血球同士がくっつく連銭状態や変形能の低下により血液の流動性が失われるために、血流が妨げられ酸素の運搬に支障をきたします。また、赤血球の機能の低下がさらに顕著になると、酸素欠乏状態が全身的なものとなり、エネルギー産生の低下をはじめとする循環器系の疾患につながります。

 康復医学学会の主要研究テーマ「HM‐3000(特系霊芝)」は、先に紹介した酸素の供給量への影響の他、血液の流動性の改善に関するエビデンスがあります。


霊芝は酸素!⑩

■酸素を運ぶ赤血球

血液の血球細胞の大半を占める赤血球の役割は、肺でヘモグロビンに結合した酸素(O2)を運び、二酸化炭素(CO2)を回収します。この機能が低下すると、細胞レベルでのO2の供給量が減少します。また、赤血球自体に障害が起き、血流に大きく関わります。

酸素供給の要、ヘモグロビン!

一つの赤血球の中には、右上図のように莫大な数のヘモグロビンが存在します。呼吸により肺で
取り込まれたO2の大部分は、赤血球中のヘモグロビン(Hb)に取り込まれます。血液100ml中にHbが15gあると、HbがO2を100% 結合した場合、血液100ml中にO2含有量は約20mlとなります。

赤血球機能低下が酸素供給量の減少をもたらす

ヘモグロビンに結合しているO2は、2,3-DPGによって切り離され末端の細胞に供給されますが、右下図のようにヘモグロビン自体の障害で酸素解離能が低下したり、貧血などでヘモグロビンの減少が起こり、O2供給量の減少につながります。また、赤血球の凝集、変形能の低下から血流が悪くなって、O2の供給が減少することもあります。


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 ヘモグロビンのなどのたんぱく質は約120日で入れ替わります。高血糖で糖化したヘモグロビン(HbA1c)が劣化しAGE(終末糖化産物)を発生させるとしても、寿命の120日間は体内を巡ることになり、酸素の供給量に悪影響を与えます。
 「HM-3000(特系霊芝)」には、HbA1c生成阻害作用のある2,3-DPGの産生促進につながるデータがあります。また、赤血球の凝集・変形能の低下を促す可能性を持つデータもあり、血流から酸欠予防のアプローチも可能です。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

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