2014年1月15日水曜日

肝機能回復にBCAA

年末年始の肝臓の疲れ対策には・・・

年末年始休みが終わり、仕事始めから1週間。早くも疲れ気味という人も多いのではないでしょうか? 忘年会、新年会と、肝臓は働きっばなしでヘトヘトです。解毒作用も弱っていますから体全体が疲れを感じるのは当然のこと、食事も消化吸収のいいものを最優先しがちです。

 しかし、こんな時こそとりわけ大事なのはたんぱく質の補給です。たとえば、豆腐、鶏のむね肉、白身魚などが身近な食材です。油は消化吸収に時間がかかるので、炒め物やフライなどの調理法は避けましょう。また、同じたんぱく質でもタウリンがたくさん入った魚介類もオススメ。シジミ、アサリ、今の季節ならホタテやカキもいいですね。タウリンには肝機能の修復を高める作用もあり、疲労回復に効果的です。

 肝機能を回復させるには、アスリートに話題のアミノ酸、「BCAA分岐鎖アミノ酸3種:バリン、ロイシン、イソロイシン)」の補給も期待できます。
 栄養学に詳しい聖徳大学人間栄養学部長の池本真二氏は言います。「BCAAは運動時の筋肉の損傷の修復に効果があるアミノ酸として知られます。一方で、肝炎や肝硬変において、基本の食事療法に取り入れられています。壊死した肝細胞を再生させ、手助けをするんです。つまり、連日のようにお酒を飲んで多少なりともアルコール性障害が出ていると考えれば、肝臓では組織が壊死と再生を繰り返しているわけで、BCAAを補給すれば肝細胞を活性化させられると考えられます。機能が低下した肝臓を、もともと持っている状態に戻すには有効といえるでしょう」。

 そして、BCAAは加齢に伴ってその必要量が高まることも指摘されている重要なアミノ酸です。BCAAの3種のアミノ酸を多く含む食品では、豚や鳥肉を押さえて「」がダントツに多く含有されています(「五訂食品成分表05」より)。しかし、BCAAは体内で作ることができないため、食事以外にもサプリメントなどで補給することをお奨めします。

■体内で合成できないアミノ酸「BCAA」

あらゆる生き物は、すべてたんぱく質によってその生命活動が支えられています。中でも人間の身体の場合は、20種類のアミノ酸がいろいろな配列で結合してたんぱく質を構成しています。
 しかし、体内で作り出せないアミノ酸が9種類あります(左図参照)。これら9種類のアミノ酸は生命を維持するために欠かせないものなので、「必須アミノ酸」と呼ばれています。

 これらの必須アミノ酸は、食物から摂取する必要があります。そして、必須アミノ酸の中でもBCAAは、筋たんぱく質を生成やすく、また壊れにくくする働きがあることが知られています。さらに、肝機能の改善以外にも、加齢などによる運動機能低下の抑制や疲労の解消などに対して必要とされています。


BCAAを効率よく補給!

肝機能の疲れや、高齢による〔食欲の低下・胃液の分泌量減少・タンパク質の消化吸収量の減少〕によって、食事によるBCAAの補給が難しい場合が多いのも事実です。

康復医学学会の研究を元に開発された『薬膳の素』は、BCAAを多く含む「鮪」のほか、昆布、椎茸を加えた三大食材を用いています。アミノ酸スコア100コラーゲンペプチドたんぱく質ですから吸収力も抜群です。食事による負担を軽減できる“うま味だし”粉末タイプなので、様々な食品と合わせられる理想的なBCAA補給源と言えます。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

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