2014年7月31日木曜日

脂質異常症の合併症対策

脂質異常症、合併症でリスク大

生活習慣病は、複数の病気が併発していることがあります。7月19日号でもお伝えした脂質異常症ですが、その脂質異常症と糖尿病とを併発しているという人もいます。そんなときの管理目標は当然厳しくなります。

 日本動脈硬化学会の脂質異常症の治療目標は、LDLコレステロール値140mg/dl未満です。LDL(low density lipoprotein:低比重リポたんぱく質)は、変性すると血管壁を破壊して盛り上がりプラークが形成され、血管を狭くするだけでなく、血栓も生じやすくなります。そのリスクが高いのがLDL値140以上なのです。そこに糖尿病があるとさらに厳しくなり120以上になります。

 脂質異常症治療のスペシャリスト、帝京大学医学部附属病院内科の木下誠教授は言います。
「脂質異常症に糖尿病が合わさると、血管へのダメージが加速してしまい、さらに動脈硬化を進行させてしまう。LDLは変性して血管に悪影響を及ぼしますが、糖尿病の高血糖では、LDLを“糖化変性”させて、よりプラークを作りやすくしてしまうのです」
 高血糖で動脈硬化が進み、血管壁がもろくなることに加え、血液中に蔓延するLDLが糖化変性し、プラークとして血管壁にたまりやすくなるのです。

また糖尿病だけでなく、脂質異常症との合併で動脈硬化が進行するのは、メタボリックシンドロームでも同じことです。
 メタボ健診の項目を見ると、脂質異常の判定基準は「中性脂肪150以上、または、善玉のHDLコレステロール40未満」。つまり、LDL値は入っていません。そのため「LDL値は無視してもよい」などという人もいます。
 糖尿病と合併すると動脈硬化が加速するのに、なぜLDL値が加えられていないのでしょうか。
「LDLの高値は、動脈硬化の最悪の要因ともいえます。LDL単独でも高ければ悪い結果を招く。つまりメタボとは別に考えているのです。メタボに加えてLDL値が高いと、2つの悪い要因が合わさり、さらに悪化しやすいともいえます」(木下教授)。
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■脂質異常症の合併症対策

糖尿病とメタボは、脂質異常症(LDL高値)と併さって血管障害のリスクを大幅に高めます。そのため、生活習慣病の合併、あるいは、すでに動脈硬化で心筋梗塞を起こした人には、LDLの管理目標値に注意が必要とされます。

LDLリスク別の管理目標

LDL値のみが高く他に問題がない場合 ⇒ LDL160未満
● LDL以外にHDL値が低い。高血圧、喫煙者など ⇒ LDL140未満
糖尿病や慢性腎臓病などを合併している場合 ⇒ LDL120未満
心筋梗塞や狭心症を起こした経験がある場合 ⇒ LDL100未満
※『日本動脈硬化学会の脂質異常症治療ガイド2013』より抜粋

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LDL値が少々高いからといって、病院で薬が処方されることはありません。しかし、LDL値が高いうえに糖尿病でメタボ、さらには心筋梗塞の既往歴があるなどのリスクが高い人は、生活習慣の見直しと同時に対策が必要です。
 そして、LDLの変性によってできるプラークは、血管内皮の機能障害からできるので非常に破綻しやすく血栓が形成されやすく、血流阻害や血管を詰まらせます。

合併症対策には「グリシン」と「HM-3000(特系霊芝)」がお奨め

近年、糖尿病やメタボ対策に有効とされる「糖質制限」ですが、無理な糖質制限はストレスになり逆効果になります。「グリシン」は、アミノ酸の一種で甘みがショ糖(砂糖)の約70%なのに糖質はゼロです。さらに、食品添加物としても使われているほどの安全性も確認されています。グリシンは“甘み”が欲しいという糖質制限のストレスを軽減させる効果もありますので、脂質異常症と糖尿病との合併症予防にはおすすめです。

 さらに「HM-3000(特系霊芝)」は、血流改善・血栓形成抑制・血管内皮細胞の改善を促すため、脂質異常症→動脈硬化による心筋疾患の発症予防や再発予防に期待が持てます。

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いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 五月雨ジョージ

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