2015年9月16日水曜日

ファストフードの問題点

苦戦するファストフード業界

低価格を武器にしたファストフード業界の苦戦が続いています。輸入肉価格の上昇や人件費の高騰で値上げを余儀なくされたことに加え、総菜を充実させているコンビニ店の攻勢にさらされているのです。各社は低価格以外の魅力を高めようと躍起です。

「Mバーガー」の既存店の売上高は、今年7月まで18カ月連続で前年同月の実績を下回りました。来客数は13年5月以降、27カ月連続のマイナスを記録。昨年夏に消費期限切れ鶏肉問題が発覚する前から、苦戦が目立ちます。00年に「平日半額65円バーガー」を投入するなど低価格戦略で集客力を高めた同社ですが、現在は客離れに歯止めがかからない状況です。

 低価格を競い合った牛丼業界も苦境にあります。「Y牛丼」は昨年12月、米国産牛肉の高騰などを理由に牛丼並盛りの価格を300円から380円に引き上げました。その後、既存店の来客数は今年7月まで7カ月連続で前年比1割以上の減少を記録。今年4月に値上げした「S牛丼」も3月以降、来客数で1割以上のマイナスが続いています。

苦戦の背景には値上げで割安感が薄れたことに加え、コンビニで多様な飲食品を購入しやすくなったことがあります。コンビニ各社はここ数年、コロッケなどの総菜を拡充。いれたてコーヒーの店頭販売も普及しました。「コンビニS」では総菜などの年間売上高が15年2月期決算まで3年連続で前期比10%超の伸びを記録。ファストフード業界でコンビニをライバル視する見方が広がっています。

 Y牛丼は5月、肉を一切使わず温野菜のみをご飯に乗せた新メニューを発売。Mバーガーも「減少が目に付く女性客らの意見を反映させた」結果、追加料金なしでサラダを選べるセットメニューや、新鮮野菜をアピールしたハンバーガーを発売。消費者の健康志向に訴える戦略を強めています。

 しかし、低価格に代わる魅力的な商品とは言えず、コンビニとの差別化も道半ば。証券会社のアナリストは「顧客を増やすには単に健康志向を打ち出すだけでは足りない。『安さ』『手軽さ』『おいしさ』というファストフードの魅力を重視しつつ、自社の強みを生かした新商品を地道に提供していくしかない」と指摘しています。集客力の向上に向け、ファストフード業界の模索は当面続きそうです。
(出典:毎日新聞)

■ファストフードの問題点


ファストフード苦戦の原因を、業界の方々は本当にわかっているのでしょうか? お客様の「食」に対する意識が変わってきていることを理解すべきです。健康志向と職への安全性意識の向上から、ファストフードを避けるようになった人が多いのも事実です。
 インターネットや雑誌などから、一般顧客は自分たちで多くの情報を選別して得ることができるようになりました。ファストフードの危険性について、今日もネット上は賑わいをみせています。

●肉牛・鶏肉の危険性:

2000年代初頭のBSE(狂牛)問題以降、昨年夏に消費期限切れ鶏肉問題など、主要食材の問題が大きくFFの利用者を減らしています。さらに、肉牛や鶏の飼料に関しては遺伝子組み換え農産物かどうかは規制がないため、食べた人の体に将来どんな影響が出てくるのかわかっていません。

●添加物などの危険性:

「1年間放置しておいても腐らないハンバーガー」や「ピンクスライム肉」の情報がネットに蔓延し、化学調味料や原材料の安全性が確保できない状態です。また、生野菜の農薬残留と漂白剤の使用も安心できないポイントです。

●トランス脂肪酸の危険性:

当通信でも何度か取り上げましたが、日本のFF店で調理する油にはトランス脂肪酸が使われています。ちなみにアメリカでは2018年6月までに食品添加物から全廃すると発表し、現在すでにトランス脂肪酸を使用しているFFチェーンはありません。動脈硬化、心臓病、免疫機能低下、糖尿病などを引き起こすリスクが極めて高くなります。

●AGEの多い食品:

ご存知のようにAGE(終末糖化産物)は体内でタンパク質が糖化して生まれる、組織の老化や病気を生み出す物質です。AGEを含んだ食品を取り入れると約10%が体内に蓄積します。家庭では難しい高温調理に極めて大量に発生します。FFのフライドチキン、フライドポテト、ハンバーガーは最悪です。AGEは心筋梗塞、白内障、アルツハイマー病、骨粗しょう症、がん、脳梗塞、肌の老化などのリスクを高めます。

●糖分の危険性:

牛丼は白米ご飯の上に甘辛いタレで煮込んだ具が乗ります。通常の白米が茶碗一杯(120g)で44.2gの糖質がありますが、牛丼では2杯以上の糖質を持っています。最近では「牛丼ライト」なる糖質制限メニューも出てきたようですが、いずれにしてもどんぶり1杯は多すぎます。

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 添加物や化学合成食品などの体にとって必要のないものは、体内に入ると大きなストレスを生み出し、それだけで病気のリスクを高めます。さらに、食べ続けることにより、依存性が生まれ、病気と老化の負のスパイラルが始まってしまいます。




いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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