2015年9月18日金曜日

認知症、パーキンソン病にCo-Q10

コエンザイムQ10で認知症予防!?

コエンザイムQ10は、抗酸化作用エネルギー産生作用を持つ補酵素で、美容にもいいことから幅広く摂取が推奨されており、サプリメントの切り札とも言われています。体内でも産生されますが、加齢とともに体の中で作られるコエンザイムQ10は減少します。生活習慣病や慢性肝炎などではより一層、産生の低下がみられます。

 おりしも、血中コエンザイムQ10値と、認知症のリスクとの関連性を検討した興味ある研究が、筑波大学のグループから報告されました。日本人約6000人を対象にした追跡調査の結果、血中コエンザイムQ10の濃度が高いほど、認知症リスクが低いという相関が見いだされたのです。血中コエンザイムQ10が少ないと認知症になる確率が上がるわけです。

 では、コエンザイムQ10の産生を促すにはどうしたらいいのでしょう。
 食事で十分量のコエンザイムQ10を摂ることは、なかなか難しいのです。コエンザイムQ10は、肉類や魚類、そして野菜類など様々な食品に含まれています。ただ、1日の必要十分量を摂取するには、イワシであれば大きなものを20匹牛肉であれば3kg以上食べなければいけないと言われています。しかも1日だけ大量摂取しても何の意味もありませんから、継続的に摂取する必要があります。これが、サプリメントを利用すべき理由なのです。

 コエンザイムQ10には直接体内で働く還元型と、小腸で吸収されたあと還元型に変換される酸化型とがありますが、50歳以上の方は、体内で利用されやすい還元型がお勧めです。1カ月ほどで元気になった、頭がすっきりした等の感想が聞かれる、即効性も兼ね備えたサプリといえます。コエンザイムQ10のサプリメントを日常的に飲んでいれば、認知症のリスクを軽減できる可能性は高くなるのです。

■コエンザイムQ10の役割と効果

Co-Q10の強力な抗酸化作用

コエンザイムQ10(Co-Q10)は、酸化ストレスを生む脂質過酸化物に対していち早く働き、さらにCo-Q10が存在する間は、脂質過酸化物の生成はほぼ完全に抑えられることがわかっています。
 研究では、ビタミンC、ビタミンE、グルタチオン、そしてCo-Q10の4種類を特に重要な抗酸化物質として挙げています。このことから、日常的な酸化ストレスに対して、Co-Q10による抗酸化作用が大きな役割を果たしていると考えられています。 

エネルギー産生を欠かせないCo-Q10

Co-Q10は、エネルギー産生を促進する着火剤としての大きな役割があります。
 Co-Q10が十分でないと、エネルギー燃焼のシステムが効率よく働かず、エネルギーの素であるATPの産生が行われなくなります(右図)。


NEWS ! 「進行期パーキンソン病に還元型Co-Q10が有効!」

パーキンソン病(PD)患者ではミトコンドリア呼吸鎖複合体Iの活性が低下していることから、Co-Q10(ユビキノン)の大規模臨床試験が実施されましたが、効果は確認されていませんでした。
 今回、順天堂大学順天堂越谷病院神経内科准教授らは、酸化型のCo-Q10ではなく、還元型コエンザイムQ10の有用性を明らかにするため、PDの初期および進行期の患者を対象として、試験を実施しました。
 そして、進行期PD患者の症状改善および進行の遅延や治療薬剤による副作用の軽減などに有効であったことを、パーキンソン病の専門医学誌に報告しました。
 順天堂大学医学部は日本のパーキンソン病研究の中心的な役割を果たしており、世界で初めて還元型Co-Q10による臨床研究に着手していました。

Co-Q10商品『真斗利来素100』
(和漢生薬研究所)
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 Co-Q10は、康復医学学会の主要研究素材の一つでもあります。

 当学会開発の還元型Co-Q10サプリは、安全性の高いバイオ発酵法製剤を用いて、世界初、落花生油との配合製造法に成功
 ビタミンEや米胚芽油と比べ、Co-Q10の吸収率が一段と高くなりました。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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