2016年1月23日土曜日

最強の毒「白砂糖」

塩分だけでなく糖類も制限を、米国 食事の新GL公表


「健康のために砂糖などの糖類は1日総エネルギー量の10%未満に抑えるべき」―米国で今回公表された食事の新ガイドライン(GL)に、初めて糖類の摂取基準が盛り込まれました。これは世界保健機関(WHO)の基準(1日総エネルギーの5%未満)と比べれば倍量ですが、炭酸・加糖飲料などを日常的に摂取する人が多い米国民には厳しい基準と言えます。
 新GLではこの他、飽和脂肪酸(1日総エネルギー量の10%未満)、ナトリウム(1日当たり2300mg=食塩約5.8g未満)の制限などが推奨されています。

 米国GLは、米国民が肥満や糖尿病などの生活習慣病にならないために望ましい食事内容の基準を、保健福祉省と農務省が最新のエビデンス(科学的根拠)に基づき示したものです(5年ごと改訂)。
 新GLでは米国民に対し、食事の構成、量などを考慮した「健康的な食事パターン」を守ることを推奨し、5年前のGLにはなかった糖類の摂取基準(1日当たりの総エネルギーの10%未満)が示されました。例えば、41~45歳の女性が必要な1日当たりの必要エネルギーは2000kcal、糖類は約50g未満となります。これは、350mLの炭酸飲料1缶とドーナツ1つだけで超えてしまう量です。ソースやケチャップなどの調味料に含まれる糖類にも注意が必要です。
 一方、糖類摂取を制限した食事パターンの人では、心血管疾患が低下する他、肥満や2型糖尿病、特定のがんリスク低下に関連することも示されています。

 また、日常的なコーヒーの摂取によるがんや心血管疾患などの慢性疾患リスクの上昇は見られないとする研究結果を紹介し、それを踏まえ「1日3~5杯のコーヒー摂取は健康的な食事パターンに取り入れてもよい」との見解が示されました。なお、今回の改訂では「十分なエビデンスがない」との理由から食事からのコレステロール摂取量の基準値が消えました

 米国やWHOのGLのように、糖類の摂取を制限する動きは世界的に広がりつつあります。中でも国レベルでの対策として有望視されているのが、加糖飲料への課税です。加糖飲料の消費量が多いメキシコでは、2014年に加糖飲料に対する課税が始まりました(結果、年間消費量が6%減少)。
 一方、日本でも昨年6月に厚労省の有識者会議で2020年までにタバコや酒への課税強化に加え、砂糖への課税を求める提言案がまとめられたことが報じられています。
出典:https://medical-tribune.co.jp/

■砂糖が体や精神をむしばむ

お子さんやお孫さんにジュースを与え、アイスクリームを与え、スナック菓子を与えてはいませんか? その結果、子供の体と精神はボロボロになってしまいます。
 甘いものは食べてはいけないのではなく、生の野菜や果実など自然の甘さが分かるものを少量食べさせるようにすることが重要なのです。特に白砂糖は数ある食品の中でも最強の毒と言っても過言ではなく、本来人間の体は砂糖を摂るようには出来ていないことを理解する必要があります。

白い悪魔はこうして生まれる

通常、砂糖は次のように作られます。

まずサトウキビの茎を砕き、圧縮して甘い汁を搾ります。さらにそれを何度も加工して純粋な白い結晶になるまで精製します。最初の精製で不純物を取り除くために濾過され、その後化学物質で徹底的に精製処理されます。まず、苛性ソーダでアルカリに溶けるものを除去し、次に硫酸を加えて酸に溶けるものを取り除きます。そして粗糖を取り除き糖蜜が残ります。糖蜜はさらに精製の過程を経て徐々に色が薄くなります。精製の第一段階では、茶色で湿気がありますが、加工を重ねるごとに色がどんどん薄くなり、乾燥しそして最後に粒の細かい純白の結晶「白い悪魔」が生まれるのです。

砂糖の摂り過ぎが与える心身への悪影響

白砂糖には、ビタミンやミネラルは皆無です。しかも、白砂糖には体内に入れば入るほど代謝の過程で、体内のミネラルやカルシウム、ビタミンを奪っていく性質があるので、砂糖の摂取過多によってミネラル、カルシウム、ビタミン不足による疾患にもつながるのです。
 さらに、お菓子やチョコレートを食べ、清涼飲料水を飲むことで、まず胃や腸の粘膜が緩み、胃潰瘍や胃炎になりやすくなります。また、呼吸器系の粘膜が緩むと風邪を引きやすく、鼻炎にもなりやすくなります。
 厄介なのは、脳細胞が緩んでジャム状になってしまうことで、これは最近の子供や若者の情緒不安定や非行問題、うつ病疾患などに密接な関係があることが明らかになってきています。
 厳密にいえば全ての糖(三温糖、黒砂糖、てんさい糖など)も同様で、多量の摂取には注意が必要です。

人工甘味料ならどうか

人工甘味料も同じような“悪魔”と言えます。もっとも有名なのがアスパルテームですが、スクラロースアセチルファムなども、本質的には変わりありません。
 そもそもアスパルテームはアメリカ国防省で生物化学兵器用物質候補の神経毒で、精子の激減や脳の発達異常、腎機能障害などに影響することがわかっています。
 スクラロースはダイオキシンの親戚といえる物質で、下痢による流産の可能性があります。
 ステビアやキシリトール、ラカンカ(羅漢果)なども、これらより多少は“まし”という程度の物質です。
 近年、人工甘味料は知能を下げ暴力的になり、食欲中枢を破壊することが明らかになっています。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

0 件のコメント:

コメントを投稿