2016年1月27日水曜日

サラサラ血液

水を飲んでも血液はサラサラにならない!?

 世間では「水を飲めば血がサラサラになる」と信じられ、こまめに水分を摂るよう奨励されています。確かに、水は生きていく上で不可欠なもので、三日間水を飲まなかったら死んでしまいます。
 しかし、何にでも適量というものがあります。植木も水がなければ枯れますが、水をやり過ぎても根が腐ります。「過ぎたるは及ばざるが如し」で、人体も水を摂り過ぎると、様々な問題が起こるのです。

 たとえば、人間の体温は暑い場所でも寒い場所でも変わりません。血液中の水分量は腎臓が調節するので、水をたくさん飲めば、それだけ排尿が多くなり、逆に水を飲まなければ、尿は濃く、少なくなります。
 つまり水分の摂取量を増やしても、血液の中の水分の量は変わらないのです。これがホメオスタシス(恒常性の維持)といわれる人体の働きです。

 人は年をとるにつれ、頻尿や口の渇きなどの水分代謝の異常症状が表れます。これを中国医学・漢方医学などでは「水毒」といい、必要な組織(細胞内)に水が足りず、不必要な組織(細胞外=胃袋、皮下、細胞と細胞の間など)に余分な水がたまっている状態ととらえます。
 年をとると、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症が起こりやすいので、西洋医学では水分を多く摂るよう指導します。しかし、皮膚に弾力性がなくなってシワが表れるように、胃や腸などの内臓も、弾力性を失いダラリとしてきます。水をたくさんとっても、下垂している胃腸に水分がたまるだけで、血液には吸収されにくいのです。それどころか胃腸にたまった余分な水分は体全体を冷やし、様々な臓器の機能を低下させたり、血栓を作りやすくさせたりするという側面もあります。なぜなら血栓ができるのは、“冷え”が大いに関係しているからです。水を冷やすと氷になるように、人体内の物質も冷やすと硬くなるのです。水には万物を冷やす作用があるため、体が冷えると体内の余分な水を排泄して“冷え”から逃れようとします。風邪をひくと鼻水やくしゃみが出たり、寝冷えすると下痢(水様便)をしたりするのは、すべて余分な水を捨てて体を温めようとする反応です。

 動物は「前もって水を飲んでおこう」などと考えません。ノドが渇いたときだけ水を飲みます。人間だけが「1日2リットルの水を飲むように」などといわれ、飲みたくないのに飲んだ結果、不健康になってしまっているのです。
出典:Dr.石原の自然療法(http://ameblo.jp/ishihara-yumi/)

■健康は、微小循環の血流改善から

ドロドロをサラサラに変えられるのは「酵素」だけ!

そもそもドロドロ血液とはどんな状態かというと、赤血球が2個以上つながった状態を指していて、画像でいうと右側です。
 このように赤血球がくっついた状態をルロー(連銭形成)といいますが、赤血球は2個つながっただけでも微小循環血管には入るのが困難です。ルローがさらに悪化して、赤血球が球状になったものをアキャンソサイトといいます。そこまで行くと重症で、微小循環が悪化し、全身に酸素も栄養素も運ばれず、組織は飢餓状態になります。ほとんどの病気が微小循環不良から起こるといっても過言ではありません。

ドロドロの原因、そしてルローをほどくカギとは!?

本来、ひとつひとつ独立しているはずの赤血球がくっついてしまう原因は、血液内の液体成分が高タンパク状態になったり、酸化油脂などの悪い油や糖化タンパクが増えたりすることにあります。
 前項でも述べたように、いくら水を飲んでもサラサラにはならず、かえって悪影響をもたらすことにもなります。
 そして、この赤血球のルローをほどく力は「酵素」にしかないのです。体内では代謝酵素が働きますが、食物酵素も体内で吸収され、血中でルローをほどきます。酵素の入った食事(「生」の食物と「発酵食物」)が効果的です。

===============================================

サラサラだけではダメ、微小循環の改善が重要!

微小循環を改善することが、あらゆる病気の予防および治癒に影響します。血液の質をサラサラにすることはその条件の一つにすぎません。血液の機能にも注目する必要があります。

 微小循環血管を改善し、血液の機能を高めるのが、康復医学学会の主要研究生薬である「HM-3000(特系霊芝)」です。
 HM-3000は細動脈・細静脈と微小循環血管の接合部分にある括約筋の柔軟性を促し、さらに赤血球が運んできた酸素をヘモグロビンから切り離して全身の組織に届ける機能を改善します。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

0 件のコメント:

コメントを投稿