2016年3月11日金曜日

若年性認知症

若年性認知症、自覚できているから発見遅れる!?

NHKニュースより
認知症は高齢者の病気と誤解をしている人が多いようです。もちろん加齢とともに発症しやすい病気ですが、高齢でなくても発症することがあり、64歳以下の人が発症する場合を「若年性認知症」と呼びます。
 「一般的に認知症というと、物忘れなどの記憶障害を思い浮かべがちですが、若年性認知症はそれとは異なる症状が多い。早期発見のためにも、症状を正しく知っておく必要があります」(メディカルクリニック柿の木坂・岩田誠医師)

 若年性認知症には主に、アルツハイマー型認知症レビー小体型認知症前頭側頭葉変性症脳血管性認知症の4種類があります。
 代表格のアルツハイマー型認知症は、頭頂葉(道具の操作や、道順・方角の認知能力に関係する場所)が侵されて発症します。
 テレビのリモコンが使えなくなる、料理の手順がわからなくなる、目的地と反対方面の電車に乗るなどの症状があれば、アルツハイマー型認知症の疑いがあります。

NHK「特報首都圏」より
「いずれの若年性認知症も、特徴は脳の新しい記憶を司る部分は侵されないため、自分が変な行動をしていることに気づく人が多い」(同医師)
ところが、“ストレスでミスをしているだけ”と思い込み、認知症と気づかず発見が遅れることも少なくないのです。
 病院で認知症の疑いありと診断された場合、知能テストと画像診断の2つの検査が一般的ですが、これだけで認知症か否かを診断されてしまった場合は、セカンドオピニオンを受けるべきです。というのも、若年性認知症は通常の認知症に比べて診断が難しく、特に若年性アルツハイマー型は、初期の段階では脳の委縮がほとんどなく、画像診断ではわからないことも多いからです。
 「よく話を聞き、生活上での困りごとの相談に乗った上で判断を下す医師を見つけること。日本認知症学会認定の専門医かどうかを目安に選ぶといいでしょう」(同医師)

 なぜ若年性認知症になるのかは不明で、予防法も治療法もないのが現状です。
 若年性認知症は、道に迷ったり、道具の扱い方を間違えたりすることによって、大きな事故につながる可能性があります。しかも、自分の行動の異常さを覚えているため、自分の状態を不安に思い、うつ状態に近い無気力状態や不安神経症のような焦燥感を生じやすくなります。
 「一度発症すると、進行を止めることはできません。大きなトラブルが起きる前に対策を立てておくことが必要です」(同医師)
 何かおかしいと感じたら、躊躇せず認知症の専門医に相談することが大切です。
出典:女性セブン2016年2月25日号

■若年性認知症の治療と予防

 一口に「若年性認知症」と言っても、治療や対応法はまちまちです。
 たとえば「脳血管障害」なら、外科手術、薬物・運動療法によって症状はほとんど改善します。またアルツハイマー病でも、早期発見し、リハビリに努めれば回復の可能性もあります。
 しかし、脳細胞が萎縮し、近辺にピック小体という異常物質ができるピック病の場合は、残念ながら現状、有効な治療手段はありません。錯乱して暴れるなど、介護は危険をともなうので、在宅ケアは難しい病気です。感染症にかかりやすく、数年で死に至るケースもあります。 

若年性認知症は生活改善が予防のカギ

きちんとした食事や睡眠、適度な運動を心がけるなど生活習慣を見直すことができれば、発病の確率は減らせるはずです。
 また、趣味や職場以外の社交場を持つなど、毎日を生き生きと暮らす工夫も大切です。
 亜麻仁油や青魚(EPA、DHA)のオメガ3系脂肪酸、お茶のカテキン、ビタミンE、緑黄色野菜などは、認知症予防に役立つといわれます。積極的に摂りましょう。

もしも家族がかかってしまったら

もしも、家計を支える働き盛りの家族が認知症になってしまったら‥‥。やはり経済的な問題や心理的ストレスはとても大きいものです。高齢者と違い、若いだけに体力もあるので、介護する側もエネルギーを消耗してしまいます。
 現在のところ、専門施設や情報の不足も深刻です。とはいえ少しずつではあるが、助け合いの輪は生まれつつあります。
 家族だけで抱え込まず、いざというときはSOSを。また、介護する側も息抜きを忘れずに。

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認知症とHM-3000(特系霊芝)

若年性認知症は脳卒中の後遺症で発症する脳血管性認知症が圧倒的に多く、全体の40%を占めています。脳卒中の予防は、即ち若年性認知症予防につながると考えていいと思います。
 近年来、脳血管性認知症には、降圧薬による高血圧治療が有効であると言われていました。原因となる脳卒中は、高血圧が引き金となるからです。しかし現在では、高血圧との関係は薄いとみられていたアルツハイマー型認知症の発症も抑えると考えられています。つまり、微小循環の改善こそが認知症全般に対して有効であると言えるのです。

 当学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は、微小循環を改善し、若年性認知症の予防にも役立ちます。普段の暮らしの中で積極的に取り入れていくことをおすすめします。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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