2016年9月28日水曜日

じんましん

原因の特定が難しい「じんましん」

「じんましん(蕁麻疹)」は身近な病名ですが、食べ物で誘発されることが多いせいもあって実態はあまり知られていません。これを機にもう一度勉強しておきましょう。

 じんましんとは、皮膚の浅い層に部分的なむくみやブツブツ、赤みが集中して現れる皮膚疾患のことをいいます。症状は、まず痒みを覚えます。痒み以外に、患部がチクチクしたり、熱い感じがしたりすることもあります。

【原因は?】

種類が多く原因を特定することは難しい病気です。大人では食品添加物や食物自体に誘発される場合、ダニやハウスダスト、ペット、花粉、大気汚染、薬などが単独または複合して起こす場合などがあります。子供は風邪の後に免疫系が活発になって起こる場合が多いようです。痒み、熱、痛み以外にミミズ腫れのようなじんましんが出ることもあります。また、じんましんの一種に血管浮腫というのがあり、これが気道に生じると呼吸困難を起こして窒息し、最悪の場合は死に至るケースもあります。

【治療法は?】

抗ヒスタミン剤を内服薬または注射で使用する治療が一般的。日常の生活では、生活リズムを整え、疲労や睡眠不足に注意することが大切です。

【予防するには?】

基本的には、原因物質を避ける予防法が最良の方法です。特にアレルギー性じんましんは、原因になる食物を食べないこと、動物性アレルギーの場合は動物に近付かないことが大切。非アレルギー性の場合は原因を特定する必要があります。

【じんましんの種類】

●心因性じんましん
 ストレスが原因のじんましん。日常生活でのストレスを貯めないことが最高の予防法となる。
●アレルギー性じんましん
 食事性じんましんで、代表的なものはサバなどの青魚、エビ、カニ、そばなどが原因になることが多い。子どもでは卵や牛乳も原因の多くを占める。また薬や羽毛、そばがらなども原因になる。
●急性じんましん:
 風邪などの感染症がキッカケでじんましんが出るが、通常は2週間以内で治癒する。
●機械性じんましん
 圧迫や摩擦で出るもの。重いカバンをさげると腕が赤くなったり、下着のゴムの圧迫で赤くなったりする。
●コリン性じんましん
 発汗の刺激で出るじんましんで、運動や入浴、体が温まったり興奮したりしたときに出やすい。汗のかきはじめに小さいじんましんが沢山できてピリピリと痛みを伴うことが多い。
●寒冷じんましん
 冷たいものを触れたり飲んだりすると出る場合がある。
●温熱じんましん
 温水や温風によって体が温まり皮膚の温度が上昇すると発症する。
●日光じんましん
 太陽光の強い時期に起こりやすい。日光の当たった部分が赤く腫れ、かゆみを伴う。基本的には発症しても日光を避けていれば数時間で症状が治まる。

■アレルギー性じんましん発症のメカニズム

ヒスタミンが膨らみやかゆみを発生させる

 皮膚の血管内や血管周辺には、極めて小さい粒子がたくさん詰まった肥満細胞(マスト細胞)が散らばっています。肥満細胞内の粒子にはヒスタミンロイコトリエンという化学物質が含まれています。
 アレルギーや外部刺激など、じんましんの原因物質が肥満細胞を刺激することで、その細胞からヒスタミンが放出されて、血管内に広がります。血管には微小な穴がたくさんありますが、分泌されたヒスタミンの影響で血管が拡張されて穴も広がります。この穴よりサイズが大きい赤血球や白血球は漏れることはありませんが、血液の液体成分(血漿)は漏れて血管の外に滲み出します。その結果、血漿が皮膚の一部を盛りあげて、じんましんの特徴である皮膚表面の赤みやむくみが表れます。さらにヒスタミンはかゆみの神経を直接的に刺激するため、じんましんが発生した箇所はかゆくなりやすいのです。
 
 このようにじんましんは皮膚の浅い層に大小様々な部分的なブツブツが現れて、赤みとむくみが目立ち、強いかゆみを伴います。しばらくすると跡形もなく消えてしまいますが、チクチクと焼ける熱さを感じることもあります。

 じんましんの原因は様々で、アレルギーだけではなく、暖かい部屋から寒い所に出たり、腕時計の絞めつけ、運動後に汗をかいて出る場合もあり、特に体調や時間帯に左右されます。
 じんましんが出る仕組みは明確で、抗ヒスタミン薬によって症状を抑える治療も確立されていますが、じんましんの発症自体をなくすといった根本的な治療法はまだなく、基本的には原因物質を避けながら薬を服用し続けることになります。

HM-3000商品『HM真菌』
(和漢生薬研究所)
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 当学会の主要研究生薬である「HM-3000(特系霊芝)」には、アレルギーを含めた免疫系疾患の対策に関しても多くのエビデンスデータを持っています。

(参考:http://www.koufukuigaku.org/kenkyu_reishikounou_07meneki.htm)


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

2016年9月21日水曜日

血管の老化

塩分と動物の油は、血管の老化の原因?

血管の中でも一番大切な毛細血管の老化を促す大きな原因は日常の食生活です。そして、血管を狭くさせる要因の一つは“塩分の過剰摂取”があげられます。塩分はおいしさを感じる要素でもあるため、つい多めに摂りがちです。
 では、なぜ塩分がいけないのでしょうか?

 まず塩分を摂り過ぎると体内では余計な塩分を出そうと血圧を高くして排除しようとします。それでも余る塩分が血管の壁に入り込んでしまう結果、血管壁はしなやかさを失くし、厚く硬くなってしまうのです。徐々に血管の内側にある内皮細胞が傷つきその傷口に異物が入り込みます。その異物の代表が悪玉のLDLコレステロール、つまり油なのです。そのLDLコレステロールは異物(非自己)なので、体内の免疫機能が働き攻撃をします。その結果、免疫細胞のマクロファージは不要な酸化LDLコレステロールを食べて処理をするのです。おなか一杯になったマクロファージは泡沫細胞に変化し血管内膜にふくらんだコブを作ります。これが血管の通りをさらに悪くするアテローム性プラークなのです。


 毛細血管が何かの原因で詰まってしまうことが毛細血管の老化へとつながります。余分な塩分以外に毛細血管を詰まらせる理由はあります。それが酸化悪玉コレステロールの過食、つまり“油脂の過剰摂取”です。体にとって良い油、悪い油の見分け方の目安は、人間の体温より高い動物の油かどうかということです。

 毎日の食事で少しずつ血管内に入ったこの油は人間の平均体温36.5℃(深部体温でも36.5~37.5℃)では体外に出られないのです。考えてみてください。ラードは牛の油脂です。鉄板の上で熱を加えれば溶けますが、人間の体温では溶けません。なぜなら牛の体温は38.5℃なので、もし36.5℃で溶けるなら牛の体内で霜降り脂肪はできないのです。このように豊かな食生活によって人間より体温の高い動物の油脂を食する機会が増えたことが問題です。人間より体温の高い動物を別表でつけましたので参考にしてください。

 動物でも魚の油(EPA、DHA)は人間の体温より低いのでOKです。また、植物性油、特に質の良いオリーブ油は最高です。これらは血管の抗老化にも良い油といわれています。


■血管の老化によるリスクと予防

血管の99%は毛細血管です。血管の老化とは毛細血管の老化のことであり、その原因は、野菜不足や運動不足、睡眠不足などの悪い生活習慣です。これに「タバコ」が加わると、血管の老化だけでなく身体全体の老化を早め、死に近づきますので注意が必要です。
 血管の老化は、
①(血管が)硬くなる
②(血管が)厚くなる
③(血管が)狭くなる
という3つの変化を起こします。実際の年齢よりも血管年齢の方が高いという場合、「血管が詰まる・破れる」リスクが高くなります。詰まった場合は「心筋梗塞」「脳梗塞」、詰まって破れた場合は「脳出血」「くも膜下出血」になります。
 また、脳血管の老化は認知症の発症にも大きな影響を与えます。

毛細血管の老化を予防するには

AGE(終末糖化産物)を発生させない食生活

糖質を制限する(人工甘味料は別の意味で危険)、AGEの多い食品(ファストフード、ジャンクフード)は手に取らない、酸化ストレス(紫外線、タバコ、深酒など)を避ける。

軽い運動を習慣化する

運動は内皮細胞の機能を改善します。少し汗ばむ、中程度の運動が効果的です。速歩やスロージョギング、室内運動としてはベンチステップなどがオススメ。1日30分以上毎日続けてみてください。分けて行ってもOK。週3回以上、合計で180分以上を目標にしましょう。
 激しい運動はむしろ内皮細胞の機能を低下させ動脈硬化を促してしまう恐れがあり、逆効果だといわれています。


血流改善こそが真の健康への近道!

真の健康とは、病気や老化の原因である毛細血管の老化を止めること、また毛細血管血流により全身の各組織・器官・細胞に必要な栄養素や酸素、ホルモンや抗体などが運ばれ、正しい新陳代謝が行われることによって体内に蓄積された重金属類の不純物やその他の老廃物を排出することにあるのです。

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当学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は、毛細血管血流の改善だけでなく、毛細血管内皮細胞増殖への促進作用が確認されていますので、血管内皮の保護、損傷後の内皮細胞の修復へとつながり、毛細血管壁の正常性および血栓形成の予防に重要な意味を持っています。
 つまりHM-3000は、毛細血管の老化予防に最も効果的な生薬といえるのです。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

2016年9月14日水曜日

はしかとワクチン

はしか感染広がる 「第3波」に注意

大阪府泉佐野市の関西国際空港(関空)から、はしかの感染が広がっています。空港従業員や利用客ら少なくとも計39人の発症が確認され、今後も感染拡大が心配されています。厚生労働省は「2回接種が必要なワクチンをきちんと受けていない人は、早く受けてほしい」と呼び掛けています。


感染力強いウイルス

はしかは麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。風邪と初期症状が似ていますが、感染力が強いのが特徴です。免疫を持たない人がウイルスに感染すると、ほぼ100%発症します。感染から約10日の潜伏期間を経て、発熱やせき、鼻水などの症状が表れ、高熱や全身に発疹が出ます。

 発症者が最初に現れたのは8月9日。関空の国際線カウンターなどで接客を担当する20代の女性従業員でした。厚労省によると、9日以降に発症した利用客3人は、7月31日に関空にいました。4人はこの時期に関空にいた別の人物から感染したとみられています。

 従業員と接触した医療関係者も次々に発症。関空利用客の1人が参加した千葉市の幕張メッセで開かれたコンサート会場にいた人への感染も確認されています。大阪府は8月9日を「第1波」、次に症状が相次いだ同21日以降を「第2波」としています。2次感染者から広がる「第3波」は9月7日ごろ以降とみています。


「排除状態」にあったが…

日本は2015年3月、世界保健機関(WHO)から、はしかの「排除状態」にあるとの認定を受けました。国内に定着した麻疹ウイルス(土着ウイルス)による感染が3年間、確認されなかったことから、一般には日本ではしかが「撲滅された」と理解されています。
 日本は先進国の中では認定を受けたのが遅く、対策が進んでいた海外からは「はしか輸出国」と非難されたことも。はしかはワクチンを2回接種すれば、ほぼ免疫を獲得できるため、2006年度から未就学児に2回の定期接種を始めています。2007~08年にワクチンを十分に受けていなかった10~20代に大流行が起きたことから、2008年度から5年、中学1年と高校3年が接種する機会が設けられました。2008年に1万人超だった患者数は2009年以降は激減しています。

 今回の感染者にはワクチン接種歴のない人が目立っています。感染の大半は20~30代で、ワクチン接種を1回しか受けていない人が多いとのこと。十分な免疫が付かなかったため、感染につながったとみられています。


■ワクチンの有効性論争

はしか(麻疹)には、特異的な治療法はありません。日本でははしかと風疹を予防するための混合ワクチン『MRワクチン』が広く使用されています。ワクチンを接種することで95%以上の人に免疫をつけることができると言われていますが、副作用もあります(接種して2週間以内の発熱が約13%、接種後1週間前後の発しんが数%、アレルギー反応としてのじんま疹が約3%、発熱に伴うけいれんが約0.3%)。重篤な副作用として脳炎がありますが、因果関係が不明なものを含めて100~150万人に1人以下とされています。

最終判断は自分たちで下すしかない

そもそも予防接種を打つかどうかを判断するには、正確な情報が必要です。しかし、医師や学者の間でもワクチンの有効性を訴える人や無効性を説く人の双方がいますので、その情報が正確なのか偽りなのかの最終的判断は自分たちで下さなければならないのが難しいところです。

【ワクチン積極論者の言い分】

「はしかは感染力が強く空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。ワクチンが有効な予防法といえます。また、はしかの患者に接触した場合、72時間以内にワクチンの予防接種をすることも効果的です。反ワクチン論者のせいで、わざと子どもをはしかに感染させて"自然な免疫"を付けさせようという人もいますが、合併症を起こして後遺症が残るリスクは高いのです。はしかに限らず、ワクチンは免疫の弱い人たちを病気から守るためのものでもあります。ワクチンを打っても免疫がつきにくい人、病気のせいでワクチンを打てない人もいます。不正確な反ワクチン論が広まると、こうした弱い人たちが被害を受けることを忘れないでください」


【反ワクチン論者の言い分】

「はしかのワクチンも風疹のワクチンも効きません。たとえばイスラマバード市内の病院は運ばれてきたはしかの子どもたちの50%以上は以前に予防接種を受けてきたことがわかっており、ワクチンに何も予防効果もないことを証明しています。日本のトップ機関である国立感染症研究所のデータでは、はしかにかかった人の66%ははしかワクチンを接種、風疹に罹った男性の76%は風疹ワクチンを接種、女性の65%は風疹ワクチンを接種、とあります。やはり予防効果はありません。そもそもワクチンは効果がないどころか感染症を増やしてしまうのです」

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 いずれにせよ、きちんとワクチン接種する人も、ワクチン接種しない人も、無防備な時期が生じるのは避けられません。また、はしかワクチンは不足しており、予防接種を希望しても、打つのが難しくなる恐れも出てきています。

(はしかに関する国の考え方は、厚労省のホームページをご確認ください。→ http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/hashika/


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

2016年9月7日水曜日

注目の「ケイ素」

ケイ素(珪素・シリカ)の体内での働き

健康や美を保つ成分として、ケイ素(=シリカ)に注目が集まっています。
 ケイ素とは岩石や土壌、粘土などを構成している元素のことを指し、一般的には水晶の形状をしているとして知られています。そのケイ素が健康や美容に対してどのような働きをするのか、なぜ重要であるのかについてご紹介します。


【体内での働きと効果】

実はケイ素は、ケイ酸塩として皮膚や骨、毛髪、爪、血管、細胞壁など、人の身体の様々な部位に含まれており、なかでも皮膚への含有量が一番多いとされています。
 体内に含まれるケイ素は肌の保湿、骨や毛髪、爪、コラーゲンの再生などを手助けしてくれています。つまり健やかな素肌や強い骨、しなやかな髪には、ケイ素の働きが少なからず関係しているというわけです。
 特に肌の弾力を保つのに必要なエラスチンや、潤い成分であるヒアルロン酸を結びつけ肌を丈夫にしてくれる働きがあるため、健やかな肌には必要不可欠な成分と言えます。


【ケイ素が含まれる食品】

加齢により次第に減少すると言われているケイ素ですが、日常ではどのような形で摂取できるのでしょうか。ワカメの茎、アサリ、昆布、大豆、ゴボウが、ケイ素を多く含む食品です。なかでもワカメのケイ素含有量は4.8mg/100gと、特に多いと言われています。大人が1日当たりに必要とするケイ素は9mgですから、含有量の多いワカメで考えても、毎日200gずつ食べなければならないという計算になります。
 白米や精白パン、加工食品が多く取り入れられている現代の典型的な食事内容からは、ケイ素の摂取量は非常に少ないと推測されます。上記にもあるように、そもそも食事で1日に必要なケイ素を摂取しつづけるのは非常に困難であることが分かります。

【ケイ素が不足すると】

これらの理由からも、サプリメントなどの健康食品や化粧品などからケイ素を取り入れることが効果的と言えます。
 では、ケイ素不足になってしまうとどのようなことが起こるのでしょうか? 先述の通り、ケイ素は皮膚や骨、毛髪、爪など身体の様々な部位に存在しており、それらの成長促進や再生を手助けする役割を担っています。例えば骨を強くするためにはカルシウムが必要とされていますが、実はカルシウムを効率良く補給させるためには、ケイ素の働きが重要なのです。つまりケイ素が不足すると、骨が弱くなるのです。のみならず、血管内皮細胞の構成成分でもあるケイ素の不足は、肌、爪、毛髪、歯などの老化も促進してしまうのです。
(出典:http://www.skincare-univ.com/)


■霊芝とケイ素の関係

ミネラルを取り込んだ「HM-3000(特系霊芝)」

康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は群馬県嬬恋村農場で栽培しています。
 浅間砂を使用した培養用の埋床の中に霊芝菌を蔓延させた原木を埋め込むと同時に、さらに浅間砂を暑さ2㎝前後覆います。浅間砂は火山性のため雑菌率が極めて少ないため、菌糸の発育が雑菌に阻害されることなく、菌糸は木質内深部に蓄積された栄養分や浅間砂の持つミネラル、特にセレニウムやケイ素を吸収し含有した霊芝が得られるのです。


ポイントは"水溶性ケイ素"

ケイ素が体に良いといっても、火山灰や浅間砂に含まれるような鉱物性のケイ素(SiO2:二酸化ケイ素)はそのままでは体内に吸収されません。水溶性ケイ素(イオン化して水に溶けている)が重要なのです。
 ケイ素は植物や海藻類の「細胞壁」を構成する成分で、この細胞壁が食物繊維です。ただ、生野菜などを食べても実際に食物繊維を消化できる量は少なく、ケイ素もほとんど摂れません。しかし、食物繊維を長時間煮込んでいくと、ケイ素が水溶性の成分になって溶け出してくるのです(熱水抽出)。水溶性ケイ素は吸収性が高いうえ、腸内の善玉菌の活動を活発にし腸内環境を整えます。つまり、長い時間をかけてコトコト煮込んだ野菜の煮物には、水溶性ケイ素が溶け出しており、それを食べることで様々なケイ素のメリットが得られる、ということになります。
 霊芝製品を選ぶ際にも、ケイ素を十分含んだ霊芝が原料であること、そしてしっかりと水抽出したエキスを使用していることが重要です。
 生薬や漢方薬の多くが植物性であり、それを乾燥させて細胞壁を壊しやすくし、煎じて利用する‥‥というのはまさに理にかなったケイ素の取り出し方でもあったのです。


独自開発品「霊芝炭末」の効用

霊芝の黒焼き
康復医学学会の研究から生まれたものに「霊芝炭末(=霊芝の黒焼き粉末)」があります。ケイ素をはじめ、カルシウム、リン、ゲルマニウム、セレニウムを含有したHM-3000(特系霊芝)を長時間にわたって高温化し、かつ、ほぼ無酸素状態で炭化させ粉末化しています。
 アレルギー疾患や腎障害の改善など、いわゆる薬用炭としての効能の他、驚くべき特長を有しています。ケイ素は太陽光や火、炭などから放射される赤外線によって活性化しますから、霊芝炭の炭化成分が発する遠赤外線が、含有するケイ素を活性化。今度はその活性化したケイ素原子から、霊芝炭末の外に向かって赤外線を含む光エネルギーを放射します。
 霊芝エキス末や他の生薬に微量の霊芝炭末を混ぜると、元の生薬自体の効能が増進したりよみがえったりするのは、ケイ素の活性化に秘密があったのです。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン