2016年11月30日水曜日

風邪とインフルエンザ対策

風邪をひかない生活習慣!

11月最終日、冬本番を迎えました。くしゃみや鼻水、咳など、風邪の症状の人が増え始めています。風邪の多くはウイルス感染によって人から人へとうつります。風邪をひきおこすウイルスは200種類以上もあり、感染するウイルスの種類や型が異なるたびに風邪をひくことも少なくありません。風邪予防にはウイルスにさらされないこと、ウイルスに負けない抵抗力をつけることが大切です。

ウイルスにはこうして感染する


 感染ルートには、ウイルスの付着した手を介して口や鼻の粘膜から感染する「接触感染」、風邪をひいた人の咳やくしゃみによってウイルスを含んだ小粒子が飛び散り、それを吸い込むことによる「飛沫感染」、さらに空気中に浮遊したウイルスを吸い込むことによる「空気感染」があります。こうしたことから、風邪の予防には「こまめに手洗いをする」「マスクを着用する」「症状の出ている人に近づかない」ことが基本です。
 また、同じ環境で過ごしていても、体力や抵抗力が低下している人はウイルスに感染しやすくなります。しっかり睡眠をとり、十分に栄養を補給し適度に運動し、風邪に負けない身体づくりを実践しましょう。また、なるべく薄着を心がけることも効果的です。厚着は気温の変化に身体が順応する力を弱めて、抵抗力の低下につながります。

風邪をひいてしまったら…

まず、十分な休養と睡眠をとりましょう。ウイルスにより胃腸が弱っている時は、おかゆなど温かく消化が良いものを食べましょう。また、食べたくないときは体が風邪との闘いに専念しているときです。無理に食べたり食べさせたりしないことです。
 ただ、発熱や炎症があると体内の水分を消耗しますので、水分補給は十分に行うことが大切です。食欲が出てきたら、消耗した体力を補う意味で、たんぱく質や糖質などを摂ってエネルギー補給をしましょう。


■インフルエンザ対策も十分に

通常の風邪のほか、インフルエンザ対策も重要です。風邪の症状は進行もゆるやかで、症状も鼻やのどを中心とした上気道に起こり、発熱しても38度と比較的軽度です。一方、インフルエンザは感染して1~3日の潜伏期間後、突然38度以上の高熱や全身の倦怠感、食欲不振の全身症状が強くあらわれるのが特徴です。
 インフルエンザウイルス対策には、通常の風邪対策以外に湿度管理も大切です。加湿器などで50~60%の湿度を保ちましょう。
 なお、効果の有無の議論は尽きませんが、予防ワクチンの接種をして安心する人が大勢います。一方、ワクチンを打ったのにかかってしまったという人が多いのも確かです。特に高齢者の中には摂取したのにインフルにかかり、重症化して亡くなってしまった方も多く報告されています。
★インフルエンザワクチンの接種はあくまで自己責任で、が前提です。

 ワクチン接種奨励側の意見は「インフルエンザは例年12~3月頃に流行するが、接種効果が現れるまでに2週間程度かかるため、12月中旬までに接種するのが望ましい。接種には、発病リスクを低減させ、かかった時の重症化防止に有効とされている」など。
 一方、摂取反対側の意見は「そもそもワクチンは効かずむしろ感染者を増やす。接種が重症化防止に有効だとされるデータも全くない」というもの。反対意見の裏付けとして有名なのは「前橋医師会のレポート」。ある児童の予防接種事故をきっかけに集団接種を中止した前橋市は、研究班を立ち上げました。そして5つの市で計75000人を対象にして6年間にわたり、インフルエンザワクチンの疫学調査をしました。そして罹患率が全く変わらずワクチンが予防に何の効果も示さないことが証明されたというものです。

インフルエンザ予防のポイントはIgA抗体

そもそもインフルエンザウイルスは、そもそも鼻やのどから感染しますが、これを防ぐIgA抗体(免疫グロブリンA)の産生細胞(M細胞)は粘膜の下の組織にしか存在しません。このIgA抗体をまったく増やさない現行のワクチンでは予防・治療は不可能なのです。
 のど飴として世界で初めて「インフルエンザ予防・治療用の経口投与組成物」の特許を取得した「霊芝エキス」「センダン葉エキス」を配合した製品では、IgAにターゲットを絞り、極めて予防・治療効果の高い飴型商品の開発に成功しています。こののど飴は、ウイルスが肺に入って発病する前にのどの段階で食い止め、不活化する製品です。
 さらに昨年、九大と近大の研究者らが、霊芝から抗インフルエンザ薬のリード化合物(感染を抑制する働き)を発見したことを発表しています。「HM-3000(特系霊芝)」を常用されている方は普段からインフルエンザの予防対策をしているということになります。
⇒九州大プレスリリース:http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2015/2015_08_27.pdf


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光・愛・感謝 村雨カレン

2016年11月22日火曜日

認知症と生活習慣病

認知症対策へ国際連携

日米欧の先進7カ国(G7)保健相会合が9月12日、神戸市で開かれました。その中で、世界的な課題となっている高齢化について討議し、認知症の早期診断や患者の生活環境の改善を目指した対策に乗り出すとした「神戸宣言」を採択しました。

 厚生労働省によると、認知症関連の施策が保健相会合のテーマとなるのは初めてとのことです。5月に開かれた主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に引き続き、高齢化社会にG7が一致して取り組むことを確認しました。

 厚労省は、日本で実施している認知症患者や家族への支援の取り組みが世界でも参考になるとみて、成果を積極的に発信して貢献を図るとしています。閉幕後の記者会見で塩崎恭久厚労相は「(患者が暮らす)地域でケアするシステムを構築する重要性が認識された」と述べました。

 世界保健機関(WHO)によると、世界の認知症患者は4,700万人で、2050年には約3倍に増える見通しだそうです。神戸宣言は「認知症の人が地域とつながり、それを享受できるための数々の活動を支援する」とした上で「治療法開発を加速するような研究を奨励する」と明記しています。

 さらに、WHOが患者の住みやすい環境づくりのために策定する認知症の予防や早期診断、ケアなどの行動計画を支援するとしています。この行動計画は、世界各国の施策の基となると見込まれています。

 保健相会合には、先進国よりも急速な高齢化が懸念されるアジアからラオスやミャンマー、シンガポール、タイの閣僚も参加。日本の介護保険制度のような公的制度の導入に強い関心を示しました。塩崎厚労相は「G7とアジアには共通の課題が多く、今後も連携を深めていきたい」と話しました。
(出典:http://iryou.chunichi.co.jp/)

■認知症と生活習慣病の関係


 食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足、喫煙など、良いとは言えない生活習慣から起こる病気(糖尿病・脂質異常症・高血圧・脳卒中・肥満など)を生活習慣病と言います。
 日本人の死亡原因の3分の2は生活習慣病によるものとされています。高齢者の生活習慣病は増え続けており、認知症と大きく関連していることも分かってきました。


生活習慣病が脳に及ぼす影響

脳の血管に障害が起きると、脳血管性認知症が発症しやすくなります。

◆糖尿病:

生活習慣によってインスリンの分泌が低下したり、インスリンに対して抵抗性が表れたりすることで、血液中のブドウ糖を処理し切れず、血糖値が高いままになると、脳血管や脳神経に障害が起こりやすくなります。

◆脂質異常症:

血液中の中性脂肪やコレステロールが多くなり、血管内に溜まることで動脈硬化になると血管内が狭くなるため、血流が悪くなったり、血管がもろくなったりし、結果、心疾患や、脳梗塞、脳出血などが起きやすくなります。

◆高血圧:

血圧が高いという状態は、血管が大きく引き伸ばされる状態が続く事です。その結果、血管が傷み、動脈硬化などを起こしやすく、脳卒中などの原因になります。


◆肥満:

BMI(肥満指数)の値が25以上を肥満と言います。肥満になる生活をしていることが様々な病気を引き起こす元になります。糖尿病や脂質異常症などは、肥満との関連があります。また、肥満は無呼吸症候群になりやすく、脳へ送る酸素が少なくなることで、脳に障害を引き起こす原因にもなると言われています。


糖尿病患者はアルツハイマーの発症リスクが4.6倍に

九州大学で行われていた研究の結果、2型糖尿病と関係する高インスリン血症状態が、アルツハイマー型の原因と言われているアミロイドβたんぱくを分解出来なくすることがわかりました。また、アミロイドβたんぱくと同じく、アルツハイマー型の原因と考えられているタウたんぱくの変質促進にも関わっているとされています。そして糖尿病の人の発症リスクは、血糖値が正常な人より約4.6倍も高くなっている事も明らかになっています。

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認知症を予防するには、まず生活習慣の改善を

生活習慣病は、そのほとんどが「HM-3000(特系霊芝)」による改善が期待されます。そして、康復医学学会の研究協力によって先日発売されたサプリメント(商品名「光華」)を試された方の多くは認知機能に改善が見られています。
 特筆すべきは、多くの人がそれまで持病として持っていた何らかの生活習慣病も改善されたことです。


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光・愛・感謝 村雨カレン

2016年11月17日木曜日

本当は危険な製品

抗菌せっけん、米で販売禁止!

米食品医薬品局(FDA)は9月、抗菌作用のあるトリクロサンなど19種類の殺菌剤を含む抗菌せっけんやボディーソープなどを販売禁止にすると発表しました。通常のせっけんより殺菌効果があるという根拠がなく、長期使用の安全性も検証されていません。
 一部の米企業はこうした殺菌剤の使用をすでに中止しました。トリクロサンを含む製品が多く流通している日本でも影響が出そうです。

 これを受け、厚生労働省は各都道府県衛生主管部(局)長宛に「薬用石けんに関する取扱い等について」、その対応を指示文書を通達しています。

※19品目の詳細は厚労省の下記アドレスをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11125000-Iyakushokuhinkyoku-Anzentaisakuka/0000138230.pdf

 規制対象となったのはトリクロサン、トリクロカルバンといった殺菌剤を含むせっけんやハンドソープ、ボディーソープなど。トリクロサンは殺菌効果などをうたう液体抗菌製品の93%に含まれており、2000種以上が販売されているといいます。
 FDAは「消費者は抗菌せっけんは細菌の増殖を防ぐのにより効果があると考えがちだが、通常のせっけんと水より有効だという科学的根拠はない」と指摘しました。さらに「殺菌剤は長期的に利点よりも有害となりうる可能性があるとの指摘もある」と警告しています。

 一部の研究によると、殺菌剤を使うことで耐性菌が増えるリスクがあるほか、ホルモンの働きを阻害するなど健康への影響を懸念する意見もあります。FDAは2013年、衛生製品メーカーに、トリクロサンなどの有効性と安全性のデータを提出するよう要請し、販売規制の是非を検討してきました。

 今回の規制対象に消毒液や医療機関向けの製品は含まれていないということです。FDAは通常のせっけんと水による手洗いを推奨しており、せっけんがない環境ではアルコール消毒液の使用を勧めています。

 トリクロサンは抗菌成分を持つ物質として、多くの日用品に含まれており、米国ではトリクロサンを含むせっけんが40年以上前から市販されています。日本では1990年代に病原性大腸菌O-157の被害が広がると抗菌剤に注目が集まり、トリクロサンが配合された薬用せっけんなども広く使われるようになりました。
(出典:http://www.nikkei.com/)

■良いと勘違い…危険性が増す商品

「薬用」のせっけんやシャンプー、ハンドソープのほかにも、健康に害を及ぼすような製品が多い現代生活。以下のものを避けるだけでも病気のリスクは軽減されます。


【ハミガキ剤】 

ハミガキ剤は、基本的には使わない方が良いです。ハミガキ剤の界面活性剤は歯茎の粘膜にとっては毒性があります。ハミガキ剤を使う時はなおのことですが、歯茎を擦ってはいけません。
 また、決して抗菌剤フッ素ラウリル硫酸ナトリウムが入っているものは使わないでください。歯茎の粘膜に炎症を起こし、かえって歯周病の原因となります。体の洗いすぎでアトピーや皮膚炎が増えるように、歯の磨きすぎも口内炎や歯周病、虫歯の原因になります。
 歯茎のバリアー機能を破壊しないような歯磨きを心がけましょう。

【マーガリン】 

 マーガリンは、トランス脂肪酸を多く含む油脂の代表格。デンマークで販売禁止となっているほか、多くの先進国では「毒」と見なされ厳しく規制されています。
 トランス脂肪酸は動物の肉や乳にも5%程度含まれますが、天然のトランス脂肪酸は人工の脂肪酸とは構造が違います。人工的に作られた不自然なトランス脂肪酸には発がん性があるほか、心臓病、糖尿病、注意力欠損、認知症などを引き起こします。ショートニングも同じ。

【牛乳】 

牛乳に含まれるリンとタンパク質は血液を酸性に傾け、体からカルシウムを失わせるよう働きます。牛乳には母乳の約6倍のリンが含まれており、実際にpHは変わらなくてもそれを代償しなければなりません。その結果世界中で、「牛乳を飲む人の方が骨が弱い」というデータが多いです。
 また乳糖不耐症の場合、牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を分解できないので、この場合牛乳に含まれる栄養素を利用することも難しくなります。
 牛乳は仔牛のための母乳です。ミルク好きな人も、“牛乳は嗜好品”と割り切ることが大切です。

【肉】 

最も農薬汚染されている食物は野菜や果物ではなく、肉や牛乳です(米国人の農薬汚染源は95%が肉と牛乳)。飼料穀物の残留農薬は、牛の体内で濃縮蓄積されます。
 当然肉食女性の母乳も農薬汚染が進んでいます。    

【栄養ドリンク】

栄養ドリンクに疲労回復効果があるような気がするのは、配合されているカフェイン、アルコール、HFCS(果糖ブドウ糖液糖)による中枢神経興奮作用によるものです。これらには疲労回復効果がないばかりか、いずれも中毒性の高い物質でむしろ副腎をさらに疲労させます。

【食品ラップ】 

某有名製品の原料(ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル)も、添加物(フタル酸エステル)もともに発がん物質で、催奇形性生殖毒性があります。
 使うなら安全性の高い無添加ポリエチレン製のものを選ぶのがよいようです。


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光・愛・感謝 村雨カレン

2016年11月10日木曜日

糖化のリスクを増長する食べ方

"主食重ね食べ"生活習慣病の原因にも

太めの人は、ラーメンにごはんなどの“主食の重ね食べ”は控えて――。
 大阪府が府民の食の傾向について初めて実施した調査で、肥満度の高い人は、重ね食べの回数が多いことがわかりました。重ね食べは全国にも広がっています。

大阪では「お好み焼き+ご飯」は当たり前?
お好み焼き+ご飯」「うどん+かやくご飯」「チャーハン+ラーメン」‥‥
 お昼時には炭水化物を組み合わせたランチメニューを掲げた飲食店が目に付きます。大阪人にとって重ね食べは庶民の食文化。お好み焼きや焼きそばとご飯を一緒に食べるのは普通のことのようです。外食の多い大阪商人が、江戸時代からうどんといなりずしの組み合わせで食べていたのが発祥とされ、戦後、それにお好み焼きやたこ焼きなどソース味の「粉もん」が加わったのです。

「その食文化が栄養バランスを崩しているのでは」という問題意識から、大阪府は昨年末、18歳以上を対象に調査。約1900人から回答を得ました。「米・パンと、麺類や粉もんを一緒にどれぐらいの頻度で食べているか」という質問に、「1日1食以上」と回答したのは、男性26.8%、女性26%。4人に1人が毎日食べているのです。「週1食以上」に広げると、男性61.5%、女性47.1%に急増。肥満度を示すBMI(体重を身長の2乗で割った数値)でみると、肥満とされるBMI 25以上の人のうち、週1食以上食べるのは63.9%。BMI 18.5~25の普通(51.6%)、BMI 18.5未満のやせ(44.6%)より高いという結果です。
 この結果は、重ね食べはカロリー量が多くなりやすいためと考えられ、アルコールと同様に、重ね食べの量や回数を控えた方が体に良いことがわかります。

 食事は、三大栄養素のタンパク質と脂質、炭水化物を偏りなく食べるのが理想的とされます。炭水化物からのエネルギー摂取量が食事全体の6割を超えると、内臓脂肪が増えるなど肥満や生活習慣病の原因となります。農林水産省と厚生労働省が2005年、食事バランスガイドを策定。主食や主菜など5つの料理グループに分け、バランスの良い食事のために、1日に何をどれだけ食べたらよいかを分かりやすく示しました(例:1日2200kcalを摂取する人の場合、主食は小盛りのご飯6杯が目安)。
 一方、食事と死亡リスクを調査するため、国立がん研究センターは、1990年代後半に45~75歳だった男女約8万人を15年間追跡調査。食事バランスガイドを基準に食事内容を点数化して4群に分けたところ、最もバランスが良い食事をしている群の死亡リスクは、最も悪い群より15%低かったのです。

 家庭でお好み焼きやたこ焼きを作る際は、残り物の野菜や肉、魚介類を入れることが多く、外食よりバランスが良いそうです。1回の食事の量とバランスに気を配ることが大切です。


■"糖化が進む食べ方"予防法

チャーハンとラーメンなど、炭水化物の重ね食べは「糖化」を促進します。実は糖化こそが老化や病気の大きな原因のひとつなのです。活性酸素による原因を「体のサビ」と呼ぶならば、糖化はいわば「体のコゲ」ともいうべき反応で、細胞などを劣化させてしまいます。
 糖化とは、タンパク質や脂質が糖と結びつくこと。血液中に余分な糖分があると、老化促進物質である「AGE(終末糖化産物)」を作り出します。糖化によってコラーゲンが破壊されると肌は弾力を失います。
 また、糖化の生み出した老廃物が皮膚の細胞に沈着するとシミやくすみになってしまいます。さらに、AGEは肌や髪の老化を促進させるだけでなく、体のいたるところに病巣の原因をつくってしまうのです。

糖化が進む!?「危険な食べ方」とは

糖化は、「食べ方」に大きな原因があります。あなたはいくつあてはまりますか。あてはまる数が多ければ多いほど、あなたの糖化は進んでいるということです。

▼早食いである 
▼甘いものや清涼飲料水を好んで摂る 
▼定食はまずご飯から食べ始める 
▼あまり野菜は食べない 
▼パンや麺類をよく食べる 
▼スナック菓子が好き 
▼食後の一服のタバコがたまらない 
▼つい食べ過ぎてしまう 
▼飲んだ後の〆はラーメン! 


糖化を防ぐ食品を選ぶ

糖化を防ぐには、血糖値を急に上げない食品が効果的です。「GI(Glycemic Index)値」の低いものを選びましょう。
 特に主食となる炭水化物は摂り方に注意が必要です。パスタやおかゆはGI値が低めですが、重ね食べは控えるべきです。肥満や糖尿病など生活習慣病の原因になります。
 GI値が低めな野菜類ですが、カボチャ、ニンジン、ジャガイモなどは高GI値。オススメはキノコ類や海藻類です。
 意外かもしれませんが、嗜好品である牛乳をはじめとした乳製品や肉類もすべて49以下です。

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糖化したヘモグロビン(HbA1c)は酸素を寄せ付けなくなり、細胞に酸素が行き届かない状態にします。
 「HM-3000(特系霊芝)」は、酸素の供給量を高める作用のある物質「2,3-DPG」の産生促進HbA1c生成阻害作用など、糖尿病の改善に影響する様々なデータを有しています。食後1時間のタイミングでの軽い運動や、AGEを増幅してしまうタバコを止めるなどの糖化を防ぐ生活を心がけるととともに、霊芝パワーをぜひ実感してください。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

2016年11月2日水曜日

エネルギーと酸素

50歳を過ぎたら「低糖質・高酸素・高体温」

がん細胞は、正常細胞が細胞分裂の際にコピーミスをした中から突然変異してできます。その際、発がん物質(イニシエーター)が作用することで発がん遺伝子が目覚め、細胞分裂を繰り返して増殖していきます。
「活性酸素」は、最悪の発がん物質であり、認知症の元凶でもあります。50歳を過ぎたら“白い主食”を避けたほうがよいのは、活性酸素を過剰に発生させる原因になるからです。これは人体のエネルギー産生システムと関係しています。

 私たちの細胞には、「解糖系」「ミトコンドリア系」という2種類のエネルギー産生システムがあります。なぜ、システムが2つあるのか、その理由は生物の進化の過程の中に隠されています。

 解糖系は、地球上にまだ酸素がなく気温の低い時代に原核細胞が使っていたエネルギー産生システムが起源です。糖質を原料に動くシステムで、エネルギー効率は高くないものの、必要に応じて瞬発力のあるエネルギーをつくり出します。人間では若い体でよく働きます。

 一方、ミトコンドリア系は、地球上に酸素が発生した後に出来たシステムです。ミトコンドリアは細胞内の小器官で、細胞1個あたりに数百~数千個存在しています。呼吸によって得た酸素と日光を使い、食物のわずかなエネルギーをもとに、莫大なエネルギーを効率よく作り出します。こちらのシステムは持久力に長けています。

 この2つのシステムは、私たちの体内でも常時互いを補い合いながら働きます。ただ、どちらがメインになるかは体内環境によって違ってきます。解糖系は、「高糖質・低酸素・低体温」という三つの条件のもとでよく働き、ミトコンドリア系「低糖質・高酸素・高体温」のもとで活性化します。

 50歳を過ぎた体に必要なのは、瞬発力よりも持久力に長けた持続可能なエネルギーです。生殖期を終えると、ホルモンの分泌や体のエネルギーの使い方などが若い頃とは違ってきます。そこで体の変化に応じて、解糖系からミトコンドリア系に主体を移す必要が出てきます。子孫を残すという役割を終えた後、健康で長生きしていくために、体を作り変えていかなければならないからです。
 ところがミトコンドリア系は、解糖系が動き過ぎてその働きを邪魔されてしまうと困ったことが起こります。酸素をもとに、「排気ガス」ともいえる活性酸素を過剰に発生させてしまうのです。

 50歳を過ぎたら、解糖系を働かせ過ぎないために、白い主食や白砂糖を避けましょう。白い主食や白砂糖は食物繊維がないために腸からの吸収が早く、血液中のブドウ糖の量(血糖値)が一気に上昇します。そうなると、解糖系が活発になり、ミトコンドリア系が活性酸素を大量につくり出すことになってしまうのです。

■エネルギー不足は酸素不足から

述べてきたように、人間のエネルギー産生には解糖系とミトコンドリア系という2つのシステムが備わっています。そして使い道により、それぞれ下表のような特徴があります。


 1日どころか5分間呼吸せずに酸素を供給しなければ死んでしまいます。これは、生命維持に必要なミトコンドリア系のエネルギーが不足してしまうからです。

 しかし、現代社会は酸素不足の時代でもあるのです。


酸素不足(酸欠)を起こしてしまう4つの原因

(1)ストレス:
 人間関係、環境の変化などの内的ストレスに対応するため体内でホルモンが作られますが、それには酸素が使われます。また、大気汚染・喫煙・飲酒などによる外的ストレスに対しても体内毒素を除去するために酸素が使われています。

(2)けが、肉体疲労:
 けがの治癒や筋肉疲労の回復にも酸素が使われます。

(3)病気・薬:
 ウイルス・病原菌や薬・化学合成品なども細胞内の酸素量を低下させます。

(4)大気中の酸素濃度の低下:

 空気中の酸素の比率は21%と教わってきましたが、現代先進国では17~15%、東京の都心部にいたっては13%にまで低下しているといわれています。

 血液中の酸素濃度は16%です。酸素不足になって濃度が低下すると、脳内ホルモンなどが減少してうつ病になりやすくなり、また嫌気性のがん細胞を活性化し増殖させます。

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酸欠時代、平常時こそ「HM-3000(特系霊芝)」が必須

酸素を全身の細胞へ運搬するのが、赤血球中の“酸素運搬タンパク質”と言われるヘモグロビンです。

HM-3000の4系統霊芝
康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は、全身に運ばれた酸素を切り離して酸素供給量を高め細胞の酸欠を改善する働きを持つ「2,3-DPG(グリセリン2,3-リン酸)という物質を産生・増加させることが確認されています。
 また、霊芝は肝臓で作られる「GSH-Px(グルタチオンペルオキシダーゼ)という非常に強い抗酸化作用を持つ酵素の増加を促します。


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光・愛・感謝 村雨カレン