2017年1月12日木曜日

ストレスフリートレーニング①

認知症の兆し、指先に? 健診で早期発見の可能性

国立研究開発法人長寿医療研究センター(愛知県)と日立製作所(東京)の研究チームは、両手指のリズム運動に着目した臨床研究を行い、アルツハイマー型認知症の患者に「タッピング」という指の運動をさせると、健常者と違う特徴があることを突き止めました。


認知症特有の運動機能の低下が計測できれば、従来の診断法より早期かつ安全に兆候をつかまえられる可能性があります。研究チームはさらに多くの人で特徴を解析し、将来は健康診断などに応用して早期発見につなげたいとしています。

 同センターの近藤副院長(リハビリテーション医学)によると、認知症患者は、手先の運動機能が衰える傾向があることや、左右の連係した運動に支障が出ることが分かっています。これをヒントに研究を計画し、認知症または認知症予備軍と診断された高齢者23人と、同世代の健常者22人の同意を得て、親指と人さし指の腹をポンポンとぶつける「タッピング運動」(写真参照)をしてもらいました。

 指先に磁気センサーをかぶせる日立の独自技術で開発した磁気センサー型指タッピング装置「UB1」で、左右の指を打つ強さや速度、間隔、指の振れ幅などの最大値や平均値を精密に計測します。微細な違いを44項目にわたって解析した結果、認知症の人たちでは、特有の運動パターン(両手の指を交互に打つときにその間隔や指と指が触れている時間に左右でばらつきが出やすい)を抽出することに成功したのです。認知症が重症になるほどばらつきが大きくなることも分かりました。脳の萎縮などが関係しているとみられるといいます。

 認知症の診断には血液検査や脳の画像診断が有効ですが、患者の負担が大きく、また、早期の場合は加齢やほかの病気の影響との区別がつきにくい難点があります。

(出典:http://www.47news.jp/)


■心と体に効くSFトレーニング(その1)

康復医学学会の森昌夫理事長は、人間のストレスや老化、認知症の研究を続ける生理学者にして、実は気功の達人でもあります。ストレスフリートレーニング(SFT)とは、森理事長が教える、気功の秘伝の集大成で、「一瞬で気を出す方法」「肩こりを一発でとる方法」「ストレスを取り除く入浴法」「体の痛みのとり方」「体幹を整える方法」など、無理せず簡単にできて効果の高いものばかりです。当学会員の中には教えを受けた方も多いと思います。今回は復習もかねて、体の気を流れやすくする基本をご紹介します。

気を流れを良くする運動 ~認知症予防にも効果的~


【基本】
①リズム運動どんな運動でも1秒間に2回動かす 
②マッサージをする時:押されたとき(押したとき)に息を吐く

【運動1】
上下動:自然体で立ち体全体を上下に揺すり、悪い気を徐々に下に落としていく。

【運動2】
手のひらの開閉:両腕をダラリと下げて立ち、体の横で両手のこぶしをぎゅっと握る。次にパッと開く。9回繰り返す。※脳や全身の機能が活性化します。

【運動3】
指パッチン運動:親指と人差し指、親指と中指、親指と薬指、親指と小指で指パッチンする。両手とも。9回繰り返す。※指先の刺激で全身の経絡が活性化します。

【運動4】
体をひねる運動:両腕を背後に回し指先が肘をつかむように組み、①息を吐きながらゆっくりと首を右にひねり肩越しに右側を見る(3呼吸) ②そのまま顔を上げ視線を斜め上に(3呼吸) ③体を右にひねって左足のかかとを見る(3呼吸) ④正面を向き直る。左側も同様に行い、これを3セット。※体幹と血流が改善され、腰痛、肩・首のこり、頭痛などに効果があります。

【運動5】
メビウス体重移動:足の裏の左右前後にかかる体重をゆっくりと回す。右足前→外→後ろ→内→左足前→外→後ろ→内→右足前→‥‥。
※足を肩幅に開き、地面に向けた両手のひらでメビウスの輪(横8の字)を書くようにするとやりやすいようです。

【運動6】
つかみ歩き:出したほうの足の指で地面をつかむようにして歩く ※「次の角まで」「そこの店まで」と50~100mくらいでOK。血流が改善され全身が活性化します。

【運動7】
唾液を出す:閉じた唇の裏側を舌でなぞって一周させる。サラサラな唾液が出てくるのでそれを飲み込む ※婦人病はほとんど治るそうです。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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