2018年4月4日水曜日

脳神経内科

新しい標榜科は「脳神経内科」
神経内科から変更、日本神経学会

 一般社団法人日本神経学会(代表理事:高橋良輔 京都大学医学研究科臨床神経学教授)は、学会としての標榜診療科名を「神経内科」から「脳神経内科」に変更すると発表しました。
 同学会によると、診療科名変更の目的は神経内科の診療内容をよりよく一般の方々に理解していただくことにあるとのこと。現行の「神経内科」では、いまだに心療内科や精神科と混同されることがあるといいます。標榜診療科名を脳神経内科に変更することにより、脳卒中や認知症が対象の診療科であることを周知する狙いがあります。

患者が受診科を迷い、適切な治療の機会を逸することも

日本神経学会は、神経内科の標榜が認可された1975年以降、名称を浸透させるためにさまざまな対応を行ってきました。例えば、神経学会の関係団体である神経内科フォーラムの企画として、新聞の全面広告で「神経内科をご存知ですか」というキャンペーンを2013年から行っております。

 しかし、いまだに心療内科や精神科と混同されることがあり、専門とする脳卒中や認知症などの診療領域が国民に広く認識されていない状況が続いているといいます。そのため、患者自身が神経内科受診を思いつかずに受診科を迷うことで、診断がつかない状態が何年も続いたり、適切な治療のタイミングを逸したりするといった事態を招いています。

 そこで同学会は、昨年(2017年)の理事会で「脳神経内科」への名称変更を決定し、今年の社員総会で報告しました。標榜診療科名を変更することにより、内科的な専門知識と診療技術により脳・神経の疾患を治療する診療科であることを明確化します。

 なお、標榜診療科名の変更に伴う専門医の名称変更などの課題は残るものの、既に厚生労働省医政局の理解を得て、現在、日本医学会などの関係機関・学会に説明を行っているということです。 
(出典:https://medical-tribune.co.jp/) 

■神経内科で扱う疾病と康復医学

神経内科は脊髄神経筋肉の病気をみる内科です。体を動かしたり、感じたりする事や、考えたり覚えたりすることが上手にできなくなったときにこのような病気を疑います。 

神経内科と他の科の違い

神経内科と間違えられやすいのが精神科、精神神経科、神経科、心療内科などです。これらの科は精神科の仲間で、主に気分の変化(うつ病や躁病)、精神的な問題を扱います。
 神経内科はこれらの科と異なり、精神的な問題からではなく、脳や脊髄、神経、筋肉に病気があり、体が不自由になる病気を扱います。症状としてはしびれやめまい、うまく力がはいらない、歩きにくい、ふらつく、つっぱる、ひきつけ、むせ、しゃべりにくい、ものが二重にみえる、頭痛、かってに手足や体が動いてしまう、ものわすれ、意識障害などたくさんあります。まず、神経内科でどのような病気か診断し、手術が必要な病気の場合は脳神経外科に紹介します。脳神経外科は外科ですので、基本的に手術などが必要な病気を扱います。脳腫瘍や脳動脈瘤などが脳神経外科でみる代表的な疾患です。
 
 中には精神科と神経内科どちらでも診る病気もあり、認知症てんかんなどはその代表的なものです。最近は認知症も原因がわかりつつあり、脳の変化もよくわかってきています。
 また、大学によっては既に神経内科とよばず脳神経内科など他の名称の場合もあります。

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 神経内科(脳神経内科)で扱う代表的な病気(頭痛、脳卒中、認知症、てんかん、パーキンソン病など)の症状は、康復医学の得意とする分野でもあります。
 
康復医学学会の主要研究生薬「HM-3000(特系霊芝)」は、全身に張り巡らされた微小循環*を改善するため、瘀血(おけつ)を原因とする倦怠感や肩こり、頭痛といった不定愁訴の自覚症状が改善されます。
 当然、脳内の微小循環血流もスムーズに流れることになるので、脳血管障害や認知症の症状も改善される可能性が高いのです。
 また、てんかんなどの神経細胞の異常や、パーキンソン病のような神経伝達物質(脳内ホルモン)のバランス異常に対しては、康復療法として「ラフマ」をおすすめします。ラフマエキスは、脳内セロトニンの増加とセロトニン神経通過性の安定に働き、様々な脳内ホルモンのバランスを整えることがわかっています。

*微小循環細動脈の末梢から毛細管に分かれ、再び集まって細静脈の末梢に至るまでの毛細管の環境及びその血流と、その間の血液-間質液-組織細胞間の物質移動、間質液の流れとリンパ系を通じての輸送なども包括します。


いつもありがとうございます。
光・愛・感謝 村雨カレン

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